【2025年更新】食道がん手術後のリハビリテーション|効果的なやり方と回復期間のポイント
食道がんの手術後は、飲み込み機能の低下だけでなく、呼吸や発声に関する問題が生じることがあります。 これらの問題は日常生活に影響を与えますが、適切なリハビリテーションによって改善が期待できます。 食道がん手術後に生じる主な問題 食道がんの手術では、食道の切除とともに周囲の組織やリンパ節を取り除きます。この際、声帯そのものを切除しない場合でも、発声に関係する反回神経などの神経が影響を受けることがあります。 術後に現れやすい症状として、高い声が出しにくくなる、声量が低下する、声がかすれる、声が震えるなどの発声に ...
食道がん再発後の「サルベージ治療」とは
食道がんの根治を目指して化学放射線療法(抗がん剤と放射線での治療)などの手術以外を選択した場合、治療後にがんが残っているなどを原因にがんが再び出てくる場合(再発)があります。食道を残せても、遺残や再発が多いというのが化学放射線療法の弱点だといえます。 そこで再発があったとき、手術や内視鏡治療などを加えて再度治療を行うことをサルベージ治療といいます。サルベージとは救済という意味です。追加治療としては、手術をすることが多く、この場合の手術はサルベージ手術と呼ばれます。 病期によっては根治を目的としないこともあ ...
食道がん治療法別の5年生存率
治療後に完治する確率(治癒率。医学上は5年間で区切ります)はがんでは生存率で表します。治療法別の5年生存率(治療後5年たって、生存している確率)は次のとおりです。 ・全身療法:化学療法単独1.7% 抗がん剤治療だけでは5年生存率がかなり低いのが現状です。遠隔臓器への転移などの場合は進展を防ぐ目的でおこなわれます。 ・局所療法:手術44.1%、放射線療法15.1% 局所治療が可能な場合、手術が最も生存率が高いといえます。放射線療法単独では15.1%ですが手術後に放射線療法をおこなうと約24%、手術前では約3 ...
【2025年更新】食道がんの再発について分かりやすく解説。再発率や時期、再発時の治療法まで
食道がんの再発とは 食道がんは手術や化学療法、放射線治療などで一度は治療が成功したように見えても、再びがんが現れることがあります。これを「再発」と呼びます。 再発が起こる理由として、最初の治療の際に取りきれなかったがん細胞が残っていた場合や、検査では発見できないほど小さながん細胞が体内のどこかに存在していた場合などが考えられます。 このような微小ながん細胞が時間をかけて増殖し、検査で発見できる大きさになったときに再発として診断されます。 食道がんの再発は、残された食道やその周辺のリンパ節に現れる「局所再発 ...
【2026年更新】食道がん手術後の痛みはいつまで続く?回復期間と生活への影響、後遺症への対処法を分かりやすく解説
こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 食道がんの手術は、首から胸、お腹にかけて大きく切開する大規模な手術です。そのため、患者さんの身体には相当な負担がかかります。手術後の回復過程では、痛みや苦痛との向き合い方、食事の再開、合併症への対応など、多くの課題に直面することになります。 この記事では、食道がん手術後の痛みはいつまで続くのか、どのような体調のケアが必要なのか、そして回復までにどれくらいの期間がかかるのかについて、最新の医療情報をもとに詳しく解説します。 食道がん手術の身体的負担と術後 ...
【2025年更新】食道がん抗がん剤と放射線治療の最新情報:手術前・手術後の補助療法の効果と副作用を詳しく解説
食道がんは進行しやすく、手術だけでは治療後の再発や転移を完全に防ぐことが困難ながんの一つです。そこで近年、手術に抗がん剤治療や放射線治療を組み合わせた補助療法が標準的に行われるようになりました。これらの組み合わせ治療は「集学的治療」と呼ばれ、治療効果の向上が期待されています。 2025年現在、食道がんの薬物療法は大きく進歩しており、従来のシスプラチンとフルオロウラシル(5-FU)の2剤併用療法に加えて、ドセタキセルを加えた3剤併用療法(DCF療法)や、免疫チェックポイント阻害薬を用いた治療法が新たな標準治 ...
【2026年更新】乳がん病理検査の見方を完全ガイド。英語の意味・用語・数値をわかりやすく解説
こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 乳がんの診断や治療方針を決める上で、病理検査は欠かせない検査です。しかし、診断書には英語表記や専門用語が並び、「何が書いてあるのか」「それが何を意味するのか」理解するのは簡単ではありません。 乳がんが疑われたときの針生検、乳がん手術後の病理検査(病理診断)では、採取したがん細胞を調べて「がん細胞のタイプや特徴、悪性度」などを明らかにしていくわけですが、例を挙げると実際の診断書にはこのように書かれていることがあります。 【病理診断結果】 Invacive ...
【2026年更新】イクスタンジ(エンザルタミド)の効果と副作用を分かりやすく解説。前立腺がんホルモン療法
イクスタンジ(エンザルタミド)はどのような薬か こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 前立腺がんは男性ホルモン(アンドロゲン)と深い関係があるがんです。アンドロゲンが増えることで前立腺がんも増殖することが分かっています。 そのため、前立腺がんの薬物療法では、ホルモンを抑制する治療(ホルモン療法)が中心となっています。 イクスタンジ(一般名:エンザルタミド)は、2014年に承認された新しいタイプのホルモン剤です。従来のホルモン剤とは異なる強力な作用を持ち、がん細胞の増殖を効果的に抑えることが ...
乳がん・倉津さん|患者さんの声・評価
本村さん、こんにちは。 先月はサポートメールをありがとうございました。 前回いただいた「最小限の手術にとどめるべき」というアドバイスをいただきまして、母とも相談し、 ・センチネル生検の結果、転移があったとしてもリンパ郭清はしないでほしい、 ・最小限の手術にしてほしい これを先生に伝えて、母も納得の上、手術に臨みました。結果、幸運なことにリンパ転移はなく、手術も整形外科の先生が一緒に入って、傷跡も目立たず、術後の痛みはまだあるようですが、だいぶ落ち着いた様子です。 手術を受けたのは鹿児島県川内市にある「○○ ...
乳がん・元吉さん|患者さんの声・評価
本村様 こんにちは。元吉です。早々の返信ありがとうございました。各質問に対してわかりやすく回答いただき感謝です。 まずは実践と思い○○、バランスの良い食事、 ○○、○○を始めてました。書籍も○○、○○、○○と3冊読んだところです。 ○○はおススメレシピの○○はいろいろ日替わりしていますがいつもおいしくまた今までのような絞りかすもでないし、夕方の間食もほぼなくなり良い事ばかりで嬉しいです。 サプリは、いろいろと飲んでき ましたが、初めて効果が実感できました。○○です。まだ始めて一か月弱ですが起床後の鼻水と痰 ...
子宮頸がん・内山さん|患者さんの声・評価
本村様 先日もメールありがとうございました。 昨日、PET検査の結果が出て、(甲状腺のあたりに薄く反応があったらしいですが)子宮内以外には、どこにも反応はなく、転移はおそらくしていないとの結果でした。 それで、子宮、卵巣全摘出手術のみ行っていただき、リンパ節は取らず、後の抗がん剤治療もしたくない事を、伝えました。 お医者様は、癌の性質上、再発、転移の可能性は高いし、この癌は、治療開始後3年で生存率3割という事を分かったうえでの判断ならば、何も言えないという事で、一応了承を得ました。 私と致しましたら、一番 ...
乳がん・長野さん|患者さんの声・評価
本村さんへ こんにちは。長野です。 ガイドブックを直ぐに送ってくださりありがとうございました。退院してから、教えていただいたレシピ通りの○○を、毎日欠かさず1リットルいただいています。 おかげさまで、癌なのかな…と思うほど、身体も頭もスッキリしています。元々ヨガをほぼ毎日していたので、朝ヨガから始まり、教えていただいた本を読みながら出勤し、当たり前の事ができる幸せを感じながら日々過ごしておりました。 でも、病理結果と治療方針が示され、現実を見なくてはなりません。文書で説明するのが難しく、医師から渡された書 ...
肺がん・新井さん|患者さんの声・評価
昨日MRIとレントゲンの検査結果がありました。 肺の方は4cmあったのが2.5cm位になり白い部分と正常な肺の黒い部分との境目が無くなってきています。脳の方は直径3cmが楕円形になり15mm×7mmになりました。また5~6個あった小さな腫瘍も無くなっていました。本当に良かったです。 タルセバ50で効いていると言うことですね。副作用も無いので暫く続けていきます。と同時に自宅近くにある船戸クリニックの温熱療法を受けようかと思います。いい方向に向かっています、本村さん有難うございます。
肺腺がん・高橋さん|患者さんの声・評価
本村さん、お返事ありがとうございます。優しいお言葉に適切なご説明、大変嬉しかったです。「○○」買ってきました。早速今日から読んでみます。 手術は本村さんが言ってくださるように 最後の手段とすることにします。 思考を整理するにはまずは現実と向き合うことですよね。本村さんからのメールを読んでハッとしました。この一年間現実と向き合うことを避けてきたように思います。気持ちを整理しないまま、ただ生きているから、時が過ぎても全然変わっていない…というか、だんだん精神状態が不安定になってきているような感じがします。 お ...
濾胞性リンパ腫がん・千葉さん|患者さんの声・評価
本村ユウジさま 少し間が開いてしまいました。大阪の千葉です。 先日はアドバイスありがとうございました。家族とも話し合い9月にハワイに行くことにしました。こんな時期に、こんな決定をするなんて今までなかったことです。 また、仕事に関しては上司とも話し合い、今までよりは少し短い時間で20時をめどに退社することで進めています。仕事上少し遅くなることは仕方ないと思っていますし、20時程度であれば、自分としても負担ではないと考えたからです。 状況を見ながら判断をしてゆきたいと思いますが、直近の様子では大丈夫だと思いま ...
直腸がん・富永さん|患者さんの声・評価
本村様 この土日で『がんを治す生き方』を読ませた頂きました。 本村さんも小さい頃から病と闘っておられたのですね。 病気に関しては、私も色んな病院、ドクターとお会いして自分の経験則、又第三者を見聞きして得た上で自分の考えとして病は、根本的に体の中の作用が上手く行かなく成ったから発症するものだと、だから部位だけを治療してもそれは解決にならないと感覚的にそう思っていました。 科学では解明出来ないのを一番分かっているのは科学者であり、医学では殆ど病を治せないのを一番分かっているのは医者であると思います。職業柄それ ...
肺腺がん・三浦さん|患者さんの声・評価
本村さん ありがとうございます。大変参考になりました。 「効果が確認できない」つまり、メリットの確認手段はないが、副作用のデメリットは確実に受けるという点は、うすうす感じていたことを明確にして頂いたと感じています。頂いたアドバイスを踏まえながらも妻自身の意思もありますからよく話をしてみます。先ずは、とり急ぎ御礼まで。 三浦
乳がん・八谷さん|患者さんの声・評価
ユウジ様 こんばんは。お世話になっております。 昨日、検査結果の診断に行って来ました。右脇と右胸の二ヶ所、前回の腫瘍の再発で、湿潤がん。グレード2タイプは、ホルモン極陽性、Her2陰性ステージは再発だから、なしとのことでした。 骨にも全身にも転移はなく、その二ヶ所のみ。悪性度も低いので、今の段階では手術はしないで、ホルモン療法で 様子を見ましょうとのことでした!一瞬耳を疑いました。 最低でも手術はすると思っていましたし、私の想像をはるかに超えた診断で、ユウジさんと同じ考えを持ち合わせている先生だと思いまし ...
【2025年更新】バレット食道と逆流性食道炎と食道がんの関係は?原因となるリスクと最新の予防対策
近年、日本人の食生活の欧米化やピロリ菌感染率の低下により、逆流性食道炎やバレット食道の患者数が増加しています。これらの食道の病気が長期間続くと、食道がん発生の素地を作ってしまうリスクがあることをご存知でしょうか。 食道がんの組織型のうち、日本人の約90%が扁平上皮がんですが、近年は逆流性食道炎に関連したバレット食道がんなどの腺がんも増加傾向にあります。特に胃酸が食道に逆流する逆流性食道炎は、食道がんの危険因子として注目されており、適切な予防と早期発見が重要です。 バレット食道と食道がんの関係性を理解する ...
【2026年更新】食道がんの転移を分かりやすく解説。リンパ節転移、その他の転移場所と余命・生存率について
こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 食道がんは、他のがんと比較して転移しやすいという特徴があります。 この転移のしやすさは、食道という臓器の構造的な特徴と深く関わっています。 食道がんと診断された患者さんやご家族の方にとって、「どこに転移しやすいのか」「転移した場合の予後はどうなるのか」という疑問は切実なものです。 この記事では、食道がんの転移メカニズム、転移しやすい場所、転移が起きた場合の生存率と余命について、2026年時点での最新データをもとに詳しく解説します。 食道がんはなぜ転移し ...



















