16.前立腺がん

早期の前立腺がん(前立腺部にとどまっている場合)の治療の流れ

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早期の前立腺がんの治療

がんが前立腺にとどまっている場合は、手術、放射線治療、内分泌療法(ホルモン療法)の3つのうちから治療法を選択することになります。これらのうち、手術と放射線治療は根治を目的としたものであり、内分泌療法は主にがんの増殖や進行を阻止するものです。

前立腺がんでは治療法を選択するにあたって、患者の状況や条件、生活の質(生存期間や男性機能など)に対する考え方が非常に重視されます。

根治はしたいが、体にメスを入れるのに抵抗があったり、手術を受けるだけの体力がない場合は、放射線治療が望ましいといえます。放射線治療には、体の外から放射線を照射する外照射療法と、放射線を発する金属(線源)を前立腺内に埋め込む密封小線源療法(ブラキセラピー)があります。

自分がどのリスク群であるかによって、期待できる効果も違ってきます。それらを検討して、自分に合った方法を選ぶことになります。

さらに、年齢によっては一般的な寿命から判断して「薬で抑えて寿命を迎えられればよい」「すぐには治療はしない(前立腺がんで亡くなるまでの期間より、寿命のほうが短そうだ)」といった選択をする人もいます。

なお、再発があった場合、最初に選んだ治療法によって、その後に選択できる治療法が決まってくることも理解しておく必要があります。例えば、初期治療に放射線を選んだとき、再発時に手術を選択することができません。

治療のステップ1:健診・検査(4~6週間)

・健康診断や人間ドックのPSA検査で4ng/ml以上の場合、前立腺がんの可能性があるのでPSAの再検査を行います。

・直腸診を行います。

・PSAの再検査と直腸診の結果でがんが見つかる確率が高いと判断した場合は、針生検を行います。

・針生検によってがんであることが確定したら、骨シンチグラフィーやCT検査を行い、その結果や直腸診の結果からがんの進行度の判定を行います。

・がんが前立腺部にとどまっている(限局性)とわかったら、各検査データからリスク(低・中・高)判定を行います。

治療のステップ2:治療方針の検討・選択(1~4週間)

・がんが前立腺部にとどまっている場合は、根治を目指す治療法を含め、いくつかの治療法を検討し、選ぶことができます。それぞれの治療法の目的や効果、リスクについて医師と患者が十分に話し合ったうえで、治療法を決めていきます。その際、もっとも尊重されるのは患者・家族の意向です。

・低・中リスクの場合は、完治を目指す治療法である手術か放射線治療を選ぶことができます。

・放射線治療には外照射療法と密封小線源療法があります。密封小線源療法は、リスクがより低い場合に効果が期待できます。

・高リスクの場合は、放射線の外照射療法が第一選択として勧められます。ただし希望によっては手術を行うこともあります。

・高齢者の場合、完治を求める治療は行わず、内分治療法を行うか、場合によってはすぐには治療をしないこともあります。

治療のステップ3:各治療法の開始(1~6週間)

・手術では、前立腺および精嚢を取り除く根治的前立腺摘除術が行われます。手術は全身麻酔のもとに行われ約2~4時間で終わります。およそ10日間の入院が必要となります。

・放射線の外照射療法は、毎週月~金の通院で、1回の照射は数分間、約1カ月半で治療が終了します。

・密封小線源療法では、放射線を発する細い金属(線源)を前立腺に挿入する手術を行います。これは全身麻酔のもとに行われ、約2時間で終わりますが、4~5日間ほどの入院が必要です。なお、線源は生涯にわたり挿入されたままとなります。

・内分泌療法としては、男性ホルモンを抑える薬を用いますが、注射によるものと飲み薬があり、その2つを組み合わせる方法が一般的です。この治療法は徐々に効きが悪くなるという難点がありますが、効果が見られるあいだ数年間にわたって続けます。

・内分泌療法の効果が期待できなくなった場合には、ステロイド薬や抗がん薬の使用を検討します。

治療のステップ4:定期検診、再発への対応(10年間)

・手術または放射線治療の治療後と、内分泌療法の継続中は、3~4カ月に1回程度の間隔で血液検査を行い、PSA値をチェックします。

・おおむね10年間、PSA値の上昇がなければ、「ほぼ完治」と判断します。

・PSA値の上昇が見られ再発と判断された場合、再び治療を行います。最初に行った治療法によって選択できる治療法が決まってきます。

<最初に手術を行った場合>放射線治療、内分泌療法
<最初に放射線治療を行った場合>内分泌療法

以上、前立腺がんの治療に関する解説でした。

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本村ユウジ
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