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16.前立腺がん

進行した前立腺がん、転移した前立腺がんの治療法の選択

更新日:

前立腺がんのホルモン療法

前立腺がんは他の部位のがんと比べても特に自覚症状に乏しいがんです。自覚症状はかなり進行した状態でないと感じないので、体の不調による早期発見は難しいといえます。早期発見に有効な検査法であるPSA検査の含まれる健診が普及し始めているとはいっても、実際には、がんが「前立腺にとどまっていない状態」で見つかるケースも多いといえます。

患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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この段階で見つかった場合には、医療行為として根治を目指すことはできません。進行がん・転移がんの場合根治を期待できる治療法はないといえます。

がんが明らかに前立腺の外まで広がっている場合、2つの状態が考えられます。前立腺が接している臓器(精嚢や直腸)にがんが及んでいる「局所進行がん」と呼ばれる状態と、前立腺とは接していない臓器にがんが転移している「転移がん」と呼ばれる状態です。いずれも、治療法は化学療法(ホルモン療法や抗がん剤など薬を使った治療)のみとなります。

1:がんの広がりを確認

PSA値が4ng/ml以上であれば、前立腺がんの可能性があるので、直腸診や針生検を受けることになります。検査によって、明らかにしなければならないことは、がんであるかどうか、そして、がんが前立腺部にとどまっているのか、すでに前立腺の外まで広がっているのか、ということです。

がん細胞の悪性度などもかかわってきますが、治療法選択の大きなポイントはがんの広がり(進行度)によります。

直腸診では、肛門から人さし指を入れて前立腺を触り、前立腺全体の大きさ・硬さ・直腸に面している部分の状態・精嚢の状態などから、がんの広がりを確認します。さらに、骨シンチグラフィーにより骨転移を調べ、CT検査によりリンパ節転移を確認します。

これらの検査の結果、前立腺に隣接する精嚢や膀胱、直腸にまで広がっている場合は局所進行がんだと診断します。さらに骨、リンパ節など、前立腺とは接していない臓器にまで転移している場合は転移がんと診断されます。前立腺がんは、とくに骨(脊椎骨、骨盤骨、肋骨など)に転移することが多いがんです。

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ステップ2:ホルモン療法

局所進行がんにしろ、転移がんにしろ、がんが明らかに前立腺の外まで広がっている場合は、根治を目指す治療である手術や放射線治療を行うことはできません。手術によって前立腺を丸ごと取り出したり、前立腺に集中的に放射線を照射したりしても、どこかにがんが残ることになるからです。

このため、局所進行がんや転移がんでは、がんの進行を抑えることを目的とした長期のホルモン療法を行うことになります。ホルモン療法は、注射剤を用いる方法、飲み薬を用いる方法、それらを組み合わせる方法の3つがあります。

●LH-RHアナログ薬の投与法
1カ月に1回または3カ月に1回の皮下注射
酢酸ゴセレリン
酢酸リュープ口レリン

●抗アンドロゲン薬の投与法
ビカルタミド80mgを1日1回
フルタミド125mgを1日3回
酢酸クロルマジノン50mgを1日2回

●MAB療法
LH-RHアナログ薬+抗アンド口ゲン薬

すべての薬には耐性があるためこれらの薬はしだいに効かなくなることがわかっています。その場合には、効果を見極めながら、ステロイド薬、さらには抗がん薬に移行することがあります。また骨転移による痛みやがんの進行による排尿困難などの症状が現れた場合は、それを緩和する治療を行います。

3:定期的にPSA値をチェック

3~4カ月に1回ずつPSA値をチェックします。PSA値を参考にしながら、ホルモン療法の中止や薬の変更などを検討します。

以上、前立腺がんの治療に関する解説でした。

さいごに

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

過去10年間で、4,300名の患者さんをサポートしてきました。

がんとの闘いは選択の連続。

間違えないためには、がんを治すための「たった1つの条件」を知っておく必要があります。

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本村ユウジ プロフィール

私はどこにも属さない、中立的な立場のがん治療専門アドバイザーです。

医者同士が「がんは放置しろ」「いや、病院で治療すべきだ」と批判しあう異常な時代。玉石混合の情報が飛び交っています。

そんななかで私は「誰とも仲間にならず」「特定の人間に影響を受けず」。

たったひとりで「どうすればがんに勝てるのか」を突き詰めてきました。

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患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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「私は本村先生がナンバーワンであると信じて疑いません」

このたびは、妻のがんサポートにあたり、医学・栄養学・健康学というさまざまな分野を統合した、トータルサポートをいただき感謝の念にたえません。

おそらく、単なる病院に勤務する医師では知りえないこと、また、栄養管理士という職業の方では気づかないことなど。

貴重な数々の情報を得たことは、何よりも私たち家族にとっての貴重な財産です。

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