25.抗がん剤・分子標的薬

抗がん剤の副作用、骨髄抑制とその対処法

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抗がん剤の副作用、骨髄抑制とその対処法

抗がん剤は、血液の成分をつくる骨髄の細胞にもダメージを与えます。そのため、血液中の白血球、赤血球、血小板が減少する「骨髄抑制」が起こります。

白血球の減少は、免疫力の低下につながります。感染症にかかるリスクが高まるので、日ごろから注意が必要です。

細胞に酸素を運ぶ赤血球が減少すると貧血になり、症状が進むと疲れやすくなったり、息切れや動悸を感じたりします。血小板には出血を止める働きがあるため、減少すると皮下出血などが起こりやすくなります。

自覚症状としては、あざができやすい、歯ぐきから出血する、などがあります。骨髄抑制は、薬の内服や注射、輸血などによって治療します。

■骨髄抑制への対処法

白血球の減少:疫力が低下し感染症にかかりやすくなる

<生活の工夫>
・人込みを避け、外出時はマスクをつける
・手洗い、うがいをこまめに行う
・白血球数が極端に減少しているときは、生ものを避ける

<病院での治療法>
・重症の場合は、白血球をつくり出す薬を投与する

赤血球の減少:貧血になり、心臓への負担が大きくなる

<生活の工夫>
・鉄が豊富な食材を積極的にとる

<病院での治療法>
・軽症なら、鉄剤を投与する
・重症の場合は赤血球の輸血を行う

血小板の減少:出血しやすく、血が止まりにくくなる

<生活の工夫>
・けがや打撲に注意する
・皮膚をひっかいたり、歯磨きの際に歯ぐきを傷つけたりしないように注意する

<病院での治療法>
・重症の場合は、血小板輸血を行う

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本村ユウジ

「がんの研究と、患者さんのサポート」を2008年から続けています。現在まで、3,000名を超えるがん患者さんやご家族をサポートしてきました。詳しいプロフィールはこちら。

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