yuji-motomura

私は「がん」という病気に、大切なものをたくさん奪われました。無知で、情報に翻弄されるだけだった若い頃の私は、がんに立ち向かうことすらできず、大事な命が消えていくのを黙って見ていることしかできませんでした。
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2025/8/10

【2025年更新】乳がん手術後の後遺症を徹底解説|リンパ浮腫と痛みの最新治療法

乳がん手術後の後遺症とは 乳がん手術を受けた多くの患者さんが直面する課題として、手術後の後遺症があります。主要な乳がん手術後の後遺症には、リンパ浮腫や術跡の恒常的な痛みなどが挙げられます。これらの症状は患者さんの生活の質に大きく影響するため、正しい知識と適切な対処法を理解することが重要です。 現在の医療技術の進歩により、これらの後遺症に対する治療法も年々改善されており、2025年現在では多くの治療選択肢が利用可能となっています。最新の医学的知見に基づいて、乳がん手術後の後遺症について詳しく解説します。 リ ...

2026/1/25

【2026年更新】乳がんのリンパ節郭清はどこまで必要?目的・範囲・合併症・省略基準を分かりやすく解説

乳がんのリンパ節郭清とは こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 乳がんの手術において、リンパ節の郭清は長年にわたって標準的な治療として行われてきました。 リンパ節郭清とは、リンパ節が含まれる脂肪組織をひとかたまりに切除する手術です。切除したあとで、脂肪の中に埋まっているリンパ節を取り出し、転移の有無を病理検査で調べます。 リンパ節に転移がある場合は、転移がない場合と比べてがん細胞が他の臓器に転移する危険性が高いことを示します。このため、リンパ節の状態を調べることは、手術後の治療方針を決める ...

2025/8/10

【2025年更新】乳がん乳房温存手術の適応条件と最新治療方針|病期別詳細ガイド

乳がん乳房温存手術の基本的な適応条件 乳房温存手術は、乳がん治療において女性の身体的・心理的な負担を軽減しながら根治を目指すための重要な選択肢です。ステージ I,IIの浸潤性乳がんおよび非浸潤性乳管がん(主に腫瘍径3cm以下)に適応となります。 乳房温存手術が提案される基本的な条件は、病期Ⅱ期(しこりの大きさは3cm以下)までの早期乳がん患者です。この手術方法の目的は、乳房内での再発率を高めることなく、美容的にも患者さんが満足できる乳房を残すことにあります。 乳房温存療法の基本的な考え方と2025年最新動 ...

2025/8/10

【2025年更新】乳がん手術方法の完全ガイド:温存術と全摘術の選び方と最新治療法

日本では毎年約9万人の女性が乳がんと診断されており、早期発見・早期治療により多くの方が元気な生活を送っています。乳がんの治療において、切除可能なステージの場合は「手術」が治療の中心となります。手術を行うかどうかの判断は、治療方針を決める重要なポイントです。 乳がん手術方法には主に乳房温存手術と胸筋温存乳房切除術(乳房全摘出術)の2つがあり、これらが現在の標準的な治療法となっています。患者さんの病状や希望に応じて最適な手術方法を選択することが大切です。 乳がんの標準的手術方法:温存術と全摘術の特徴 乳がん手 ...

2026/1/9

【2026年更新】抗がん剤による末梢神経障害の副作用について。起きる薬・原因・メカニズムと効果的な対策・セルフケア完全ガイド

抗がん剤による末梢神経障害とは何か こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 抗がん剤治療を受けている患者さんから「手足がピリピリとしびれる」「指先の感覚が鈍くなった」「足に力が入りにくい」といった相談を受けることがあります。 これらの症状は、抗がん剤の副作用として起こる「末梢神経障害」と呼ばれるものです。 吐き気や脱毛のように外から分かりやすい副作用ではないため軽視されがちですが、患者さんご本人にとっては日常生活に大きな支障をきたす、非常につらい副作用の一つです。 この記事では、末梢神経障害 ...

2018/10/11

肝臓転移のある大腸がんの治療法

肝臓への転移がある大腸がんに対して、かつては肝臓切除が可能な患者さんであれば積極的に手術が行われていました。いっぱんに、がんは遠隔転移を起こすと手術を行いませんが、大腸がんは転移があっても手術する意味があるとされているのです。 肝臓転移のある大腸がんの肝切除手術 大腸がんの肝転移に対して、切除可能であれば積極的に手術をするという治療方針がとられています。これは肝臓の手術技術の向上が関係しています。肝切除術中の超音波の導入、区域切除の技術、出血のコントロールなどにより以前より安全に肝臓の手術が行われるように ...

2015/1/15

乳がん・景山さん|患者さんの声・評価

本村さん ご無沙汰しています。お元気でいらっしゃいますか? 6月に初めてメールを送りましたので、6ヶ月間という期限付きのご相談タイムは、12月の下旬頃までということで、それまではいろいろ相談してご厄介をかけ、お世話になることと思っていました。 思いがけないことが、この5ヶ月の間にあったりして、月日が過ぎることの速いこと、あっという間に過ぎていってしまい、ご無沙汰してしまいました。なんと、あと3週間あまりの期間しか残っていません。なにかとてもお名残惜しい気持ちです。お別れする前に私の近況を簡単に報告させてい ...

2018/10/11

進行直腸がんに対する術前化学放射線(抗がん剤+放射線)の効果は?

局所的に進行した直腸がんに対しては、手術でがんを切除するのと同時に周辺のリンパ節を切除する「側方リンパ節郭清(かくせい=切除するという意味)」を行うのが一般的です。 しかしそれでも再発が起こり、側方リンパ節郭清により神経が傷つけられて排尿障害や性機能障害を起こす可能性があります。そこで「再発をできるだけ防ぐ」ことを目的として注目されているのが手術前に抗がん剤と放射線治療を行う「術前化学放射線療法」です。 欧米と日本で異なる局所進行直腸がんの治療 直腸は肛門に近い位置にあります。 直腸がんは大腸がんの中でも ...

2015/1/4

食道がん・木村さん|患者さんの声・評価

お疲れ様です。昨日、教えて頂いた「○○病院」に行ってきました。 忙しい中、消化器科の先生に診察して頂く事ができ、今日から入院させて頂く事が出来ました。まずは、ムカつきや食欲を改善してから、体力の様子を見てガン治療の方をやって頂ける事になりました。 先生も看護師さんも受付事務の方も全てが素晴らしい病院でした!父と母も見違える様に元気になり、姉も、この病院を教えて下さった本村ユウジさんには本当に有難うございました、とお伝え下さいとの事でした。これから出来る限りの事をやっていきたいので、今後とも宜しくお願い致し ...

2015/1/4

肺がん・松原さん|患者さんの声・評価

本村様、 松原です。 お返事を拝見しました。おひとつおひとつ丁寧に教えて下さりお忙しい中有り難うございます。とてもとても参考になりました! 何より励ましのお言葉に涙が出るほど嬉しいです。苦しみ痛みは経験者しか分からないと思うのです。その中でお話しを、聞いて頂けますことは本当に有り難いことです。 ではまた、12月の検診その後の状況をお知らせさせて下さい。 有り難うございます。 松原

2015/1/4

乳がん・落合さん(続き)|患者さんの声・評価

本村さん いつもありがとうございます。 長文ですみません。母からのメールを転送させていただきます。ちょっと質問がはっきりしてないように見えますが、理想的と思われる定期検診の方法や、もしお勧めしていただける医療機関などがあればアドバイスいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。 落合 沢山のアドバイスを、ありがとうございます 何とも心強い限りです。早速、お薦めの5冊の本と、○○も少しずつ、スタートさせて頂いて居ます サプリメントも、○○と○○を(私は、皮膚と粘膜が弱いので)取り寄せてみました ありが ...

2025/9/30

【2025年更新】大腸がんの分子標的薬を一覧で紹介。最新レジメンと副作用について解説

大腸がんの分子標的薬とは 分子標的薬は、がん細胞が持つ特定の分子を狙い撃ちして、その働きを妨げることで治療効果を発揮する薬剤です。 従来の抗がん剤が正常な細胞にも影響を与えるのに対し、分子標的薬はがん細胞特有の仕組みを標的とするため、より効果的で副作用が少ない治療が期待できます。 大腸がん治療では、2000年代以降、複数の分子標的薬が登場し、患者さんの予後改善に貢献しています。これらの薬剤は、従来の化学療法と組み合わせて使用されることが多く、治療成績の向上につながっています。 2025年現在、大腸がんの治 ...

2018/10/11

大腸がんガイドライン2014年版における化学療法の進め方

切除不能、あるいは進行した大腸がんに対する化学療法は1990年代までは5-FUに代表されるフッ化ピリミジン系の薬剤が中心的な役割を担っていました。 近年は分子標的薬の導入で治療の選択幅が大きく広がり、化学療法の治療手順も3次~5次までの複数の選択肢があり、患者さんの状態に応じた治療ができるようになってきています。 ■大腸がんガイドライン2014年版における化学療法 大腸がんに対する従来の化学療法の効果はほぼ頭打ちになったといわれており、現在では新薬の分子標的薬が中心となっています。 ガイドライン2014年 ...

2015/1/2

肺がん・佐藤さん|患者さんの声・評価

本村ユウジ様 卵についての返信ありがとうございました。 どれだけ本村さんのサポートが多くの方々を心、身体と救って下さっているのかを考えると、尊敬と感謝の気持ちで一杯です。 本村さんのサポートを受ける前は卵、魚を控え、マクロビオティックに傾倒したり、ストイックになり過ぎ、フラフラしたりすることもありました。今、クロレラ、フコイダン、プロポリス、キャッツクローと残っているサプリを消化したら、○○等購入したいと思います。 ガン患者の会「いずみの会」などを読むと卵はとらないとあったので、今まで疑問に思っていました ...

2018/12/9

大腸がん、肝臓がん(手術後、抗がん剤はせず再発なし)神崎さん|患者さんの声・評価

2年半前に大腸癌と肝臓癌の手術をし、2年前に甲状腺癌の手術をした神崎です。検査の結果、どこにも再発の気配はなく安堵しました。抗がん剤をやらなくてよかったね。ともいわれました。

2015/1/2

スキルス胃がん・下田さん|患者さんの声・評価

早速のご回答ありがとうございました。 手術後の抗がん剤使用の有効性について納得しました。医師の説明に従おうと思います。 あとは、本村さんの、食事と○○を実践してみます。下の子供がまだ4歳ですので、なんとかあと5年は生きてもらいたくて。なお、主治医は○○医療センターの○○外科部長で、よく説明・相談していただき、信頼しておりますが、やはり患者にとってつらい説明のときは言葉を選んでおられるな、と伺えます。いい先生です。 また、ご質問の際はよろしくお願いします。ガイドブックありがとうござました。 下田

2018/8/19

肝臓がん(ステージ3)・篠塚さん|患者さんの声・評価

本村さん、揚げ物の件、分かりやすく詳しくありがとうございました、それからコーン油が意外でした、家内にコーン油に替える様、さっそく伝えました、ありがとうございます、それからアルコールの件ですが先日、忘年会でセイブしながら飲みその前後、今になっても飲んでません、担当医師に言われてストレス解消にホットして寝際に少し飲んだだけです、ワインの事もよく分かりました、本当にありがとうございます、それから今日、抗がん剤投与を終えて退院しました、今度のフォロヒィリは副作用がヒドくなく無事、帰ってきました血液検査も白血球が5 ...

2015/1/2

乳がん・中原さん(続き)|患者さんの声・評価

こんばんは。お元気ですか?私はお陰さまで、今のところ、元気にしております。しかし、寝る時間が少しずつ遅くなりつつあり、気を付けないとと思っています。 検査結果を聞きに行ってきました。以前途中結果を読んで頂き、本村さんから内容を詳しく教えて頂いたり、自分でも、色々調べて行ったので、先生の説明がとても理解出来て、今後の治療も納得して挑めそうです。 乳がんと言っても、莫大な種類があって、その人それぞれで内容がこんなにも違うものなのかと驚いています。 私のタイプは、 ・乳頭腺管がん ・大きさ1.3×0.8 ・リン ...

2015/1/2

乳がん・落合さん|患者さんの声・評価

本村さん ご親切で、的確なご意見ありがとうございます。お名前をずっと木村さんと思い込んでいまして、大変失礼しました。冷静にいれてる、と思ってましたが、やっぱり自分に知らされてからまだ1週間くらいで、かなり慌ててしまっていたのかもしれません。すみませんでした。 母はお水もガイドブックにあったものと同じ物を飲んでいたようで、本人の勉強してきて、いいと思っていた事が、概ね正しかった事も確認できて、とても安心したようです。やっぱり今までどこか半信半疑だったのが、これからは自信をもってやっていく事ができ、この違いは ...

2018/10/11

大腸がんの治療ガイドライン2014年版の内容とは

大腸がんの治療ガイドラインは2014年に3年半ぶりの改訂がありました。 大腸がんの治療については、従来の治療法に加えて新しい治療が行われるようになってきています。また、今回のガイドラインで治療の推奨度とエビデンスレベル(化学的根拠のレベル)の表現方法も変更されました。 【推奨度とエビデンスレベル】 ・推奨度1・・・「実施する」あるいは「実施しない」ことを推奨する。 ・推奨度2・・・「実施する」あるいは「実施しない」ことを提案する。 なお、エビデンスレベルはA(高い)、B(中程度)、C(低い)、D(非常に低 ...