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02.がんについて

がん患者さんに医師が説明すべきことと、セカンドオピニオン

更新日:

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がん治療において、どんなタイプのがんでどんな治療の選択肢があるのかを知ることはとても大切なことです。

これについては、医師に説明責任があります。

患者さんが治療について、医師から必要な説明を受け理解したうえで同意することを「インフォームド・コンセント」といいます。

ひと昔前までは洋の東西を問わず、医師と患者は「患者は医者のいうことに従っていればよい」という関係でしたが、人生の重要な選択肢となるので「患者さん本人がきちんと決められるようにしないといけない」という機運の高まりによってて生まれた考え方です。

ただし医師の中には「患者さんに決めてもらう」というのを誤解していて、AとBの2つの治療がある場合、「あなたに勧められる治療はAとBです。

あとはあなたの選択ですから、どっちにするか決めてください」というのがインフォームド・コンセントだと思っている人がとても多いのが実情です。(AとBという選択をさせるならまだマシで、「Aしかありません。日程はこうです」とほぼ決定して伝える人もまだまだいます)

患者さんの多くは専門家ではありませんから、このような説明で治療を選ぶことはできません。患者さんがすべきことは、「自分にとって一番大切なことは何か、どういう生活をしたいのか」を考えて伝えることであり、医師は患者さんの希望をうまく聞き出して、患者さんの希望を最もよく実現する方法を選んで提案するのが役割です。


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インフォームド・コンセントでの患者さんの役割

例えば、乳がんの場合、乳房を温存する手術と乳房を全部摘出する手術が適応になる患者の場合、「乳房温存手術か切除術か」を患者さんご自身が選ぶのではなく、「私は何を一番にしたいか、美容面を重視(温存)したいか、再発のリスクを徹底して下げたい(全摘)か」を考えて医師に伝えるのが患者さんの役割です。

何が自分にとって大事なのか、最初はわからないときがありますが、医師や看護師、経験者の人と話をしているうちにわかってくることもあります。別の医師の意見(セカンドオピ二オン)を聞きに行くのもよいと思います。

聞くべきこと、質問のしかた

患者さんの中には医師の説明を聞いていて「質問したいことはたくさんあるのだけど、何をどう聞いていいかわからない」という人が多くいます。治療の前に聞いておくべきポイン卜は主に以下のとおりです。

1.私の病状(病気の広がりや手術ができるかどうかなど)はどのようなものですか
2.治療の内容と目的(再発の予防、症状の緩和など)は何ですか
3.その治療のリスク(副作用など)にはどのようなものがありますか
4.その治療を受けるとどんなよいこと(再発の可能性が低くなる、症状が軽くなるなど)がありますか
5.日常生活はどれくらい制限されますか(入院か、外来か、仕事を休む必要はあるかなど)
6.他の治療にはどのようなものがありますか。それぞれの利点・欠点やお金はどれくらいかかるかを比べてみるとどうですか
7.その治療を受けないとどうなりますか
8.私の希望(生活の質を重視したい、など)に合った治療は何ですか

同じ病状の患者さんでも考え方や希望は一人ひとりで異なりますので、治療の目的、リスク、利益、コスト(時間やお金)のバランスをよく検討して、納得したうえで「自分はこうする」と、治療方針を決めることが大切です。


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セカンドオピ二オンとは

セカンドオピニオンを直訳すると「第二の意見」です。つまり、担当医の意見が第一の意見であるのに対し他の医師の意見をセ力ンドオピ二オンと呼びます。セカンドオピ二オンを聞くことは、担当医から提示された診療内容を信じないとか担当医を見限る、あるいは他の医療機関に移ることを意昧するものではありません。

しかし、自分が納得する医療が他でなければ受けられないことがわかった場合には、病院を移ることになるでしょう。セカンドオピ二オンを聞くのは

1.診断を確定・確認したい場合
2.初期治療を受ける際、手術、放射線治療、術前化学療法、術後化学療法など、どのような選択肢があるかを知りたい場合
3.転移・再発したときに治療法、使用できる薬剤の種類などを知りたい場合

などがあります。

セカンドオピニオンを聞きに行ったほうがよいとき

すべての患者さんがセカンドオピ二オンを聞きに行ったほうがよいわけではありません。
担当医の説明を聞き、自分で納得できればそれで十分である場合も多いでしょう。がん診療を専門とする医療機関の多くは、グループ診療を行っており、一人ひとりの患者さんの診療方針をよく話し合い、標準治療を提供しています。

しかし、そうであっても他の医師の意見も聞いてみたいとき、説明が理解できない、納得できない、というようなときや医師からの一方的な説明を受け、十分に考えることができなかったときなどには遠慮なく、セカンドオピ二オンを聞きに行きたい、と担当医に申し出ましょう。

以上、セカンドオピニオンについての解説でした。

・・・・・

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本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、治ったみたいです。おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、もう10年以上も患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

「医師に提案された抗がん剤が怖くて、手の震えが止まらない」

「腰がすこし痛むだけで、再発か?転移か?と不安で一睡もできなくなる」

「職場の人も家族さえも、ちゃんと理解してくれない。しょせんは他人事なのかと孤独を感じる」

こんな苦しみに溢れています。

年齢を重ねると、たとえ健康であっても、つらいことはたくさんありますよね。

それに加えて「がん」は私たちから、家族との時間や、積み重ねたキャリア、将来の夢や希望を奪おうとするのです。

なんと理不尽で、容赦のないことでしょうか。

しかしあなたは、がんに勝たねばなりません。

共存(引き分け)を望んでも、相手はそれに応じてくれないからです。

幸せな日々、夢、希望、大切な人を守るには勝つしかないのです。

では、がんに勝つにはどうすればいいのか?

最初の一歩は『治すためのたった1つの条件』を知ることからです。

経験10年、プロのアドバイザーが語る

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