03.胃がん

胃の役割と胃がんの広がりかた

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胃の役割と胃がんの広がり

胃は、食物の消化を助ける臓器です。

胃の入口部分である噴門から食物が入ってくると、胃はこれに強い酸性の胃液を混ぜてどろどろにします。胃の出口、すなわち小腸(十二指腸)につながる部分は幽門と呼ばれ、ここが、ペースト状になった食物を小腸に少しずつ送り出しています。

胃の内壁は、胃液や粘液を分泌する厚い粘膜でおおわれています。粘膜の下には粘膜下層があり、筋肉層、漿膜下層と続いて、胃壁のもっとも外側には漿膜という薄い膜が存在します。胃がんは粘膜から発生し、多くの場合、粘膜下層へ、そして筋肉層と、胃壁を貫くように広がっていきます。

進行すると漿膜に浸潤し、さらには隣接する臓器(大腸や膵臓など)にもがんが達します。腹腔や腹部の臓器をおおう腹膜にもがん細胞がばらまかれ(腹膜播種)、そこから新しい病巣が成長することもあります。

また、がん細胞がリンパ管に入って胃の周囲のリンパ節に転移したり、血液の流れに乗って肝臓や肺などに転移することもあります。

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