膵臓がん・西村さん|患者さんの声・評価
本村さん こんにちは。 西村です。とてもわかりやすく、大変丁寧に答えて頂き、感謝しています。ありがとうございます。 先々日、病院に行き血液検査をしたところ肝臓の数値が一週間前より上昇おり、黄疸も増していたことから、急遽、胆官にチューブを挿入する処置をしました。合併症も無く数値も下がってきたので本日、退院します。 主治医の方の話では、まずは手術、それから抗がん剤治療、手術をしないなら抗がん剤ということでした。放射線治療は膵臓以外に影響がでる可能性があるので避けた方がいいとということでした。抗がん剤は、まず錠 ...
スキルス胃がん・原田さん|患者さんの声・評価
本村様 毎回、親身に相談に乗って下さり本当に有難うございます。 やはり「どちらの可能性もある」という状況である限り、「治療をしないから検査も不要」と決め込みすぎるのはリスクがあるということですよね。 このところ、最初の医師の話に始まり再検査所見や病理医の診断、そしてセカンドオピニオンや各種情報・書籍など・・・多くのことが一気に押し寄せ果たして何が正解なのかは判断できずにいます。 ただし、今の父本人や母親の心境は、くよくよせず希望を持ってこれまで以上に前向きに生きよう、というものです。少し時間をおいて症状に ...
乳がん・junkoさん|患者さんの声・評価
本村ユウジ様 丁寧なご回答をありがとうございました。私も、自然療法で治そうと自分なりに勉強しておりますので、本村さんが広く深く、本当によく勉強されていらっしゃることが良くわかります。 また、バランス感覚の良さと全体と本質を見通す力が優れていらっしゃいますね。素晴らしいです。実は、私も、本村さんと同じように、癌の治療に関しては西洋医療に疑問を抱いてきました。本質的に、西洋医療では治せない、かえって悪くなることの方が多いと思っています。確かに、初期の段階での手術なら効果は高いのでしょうが、手術で治せるなら、自 ...
前立腺がん・青木さん|患者さんの声・評価
本村様 早速のご返事、有難うございます。医師の説明について、本村さんのお墨付きがでたので、ホッと安心いたしました。本当に心強く思います。家内も一緒に読ませていただきましたが、「本村先生にお会いして、お礼を申し上げたい」と感謝しております。 お言葉のとおり、今後は○○医師の指導に従い、治療に専念するつもりです。 放射線治療とホルモン治療についての違いや副作用についても理解いたしました。結果論ですが、手術でなくて良かったと、今は思っています。そして、3ヵ月後のMRIやPSAの検査の折にはガンが消えることを目指 ...
【2026年更新】大腸がん・結腸がん手術後の合併症と後遺症を詳しく。対策とセルフケアの実践ガイド
こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 大腸がん(結腸がんや直腸がんを含む)の手術を受けた後、多くの患者さんが心配されるのが合併症や後遺症のことです。手術そのものは成功しても、術後の経過において様々な症状が現れることがあります。 この記事では、大腸がん手術後に起こりうる合併症と後遺症について、それぞれの原因や症状、対策方法を詳しく解説します。 また、患者さんご自身やご家族ができるセルフケアの方法についても、実践的な情報をお伝えします。 事前に知識を持っておくことで、万が一症状が現れた際にも落 ...
大腸がんの腹腔鏡下切除手術とは
腹腔鏡を用いた切除手術は近年よく使われるようになった方法です。初期のころは、リンパ節の切除郭清が困難だったため、早期のがんだけに行われましたが、最近では進行がんにも採用されるようになりました。技術や機器の進歩、さらに経験の積み重ねで広く切除することが可能となったためです。 腹腔鏡下切除は部位によって難易度に差があります。がんがよくできる部分であり、技術的にやりやすいことから、S状結腸がんへの適応が半数以上を占めています。続いて回盲、上行結腸のがんの切除が多いのが特徴です。直腸がんに対しては困難ですが、その ...
【2026年更新】大腸がんの手術とは?結腸・直腸の術式、切除範囲、最新の治療法を解説
大腸がん手術の基本的な考え方 こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 大腸がんの手術では、がん組織を完全に取りきれたかどうかが、その後の経過に大きく影響します。 がんが一部でも残っていれば、時間の経過とともに大きく発育して再発する可能性が高くなります。 日本では、手術の評価として根治度という指標があります。がんを完全に取りきれたと判断される場合は根治度A、多少疑いがある場合は根治度B、取りきれず明らかに残したと判断される場合は根治度Cと表現します。手術後には必ず医師に根治度を確認することが大 ...
【2025年更新】大腸がんの治療法を完全解説 - 最新の手術・薬物療法・免疫療法
大腸がんの治療法の種類と基本概念 大腸がんの治療には、内視鏡治療、外科手術、薬物療法、放射線治療、免疫療法など、多様な治療法があります。2025年現在、大腸がん治療は患者さんの病期(ステージ)、遺伝子変異の有無、全身状態などを総合的に評価して個別化治療が行われています。 大腸がんの特徴として、他の臓器のがんと比較して分化度の高い「おとなしい」がんが多く、局所にとどまって大きくなる傾向があります。そのため、適切な時期に手術を行えば治癒が期待できるがんとして知られています。実際に、6割以上の患者さんが治癒また ...
【2025年更新】大腸がんの症状と診断方法を徹底解説 - 早期発見のポイント
大腸がんの初期症状と進行症状の特徴 大腸がんは日本人に最も多いがんの一つで、2022年の統計では年間約5万3,088人が大腸がんで亡くなっています。大腸がんの大きな特徴は、早期段階では症状がほとんど現れないことです。 早期の大腸がんの症状 早期の段階では自覚症状はほとんどありませんが、がんが進行するにつれて以下のような症状が現れるようになります。 最初に現れる症状として最も多いのが「潜血」です。これは肉眼では確認できないほど微量の出血で、がんの表面が少しずつ崩れることで起こります。この段階では患者さん自身 ...
【2026年更新】大腸がんのタイプと分類を分かりやすく解説。進行速度と組織型の特徴
こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 大腸がんと一言でいっても、実際にはがんの形や組織のタイプには様々な違いがあります。そして、これらの違いによって、がんの進行速度や治療の方針も変わってきます。 この記事では、大腸がんのタイプとその進行の特徴について、2026年時点での最新情報も含めて詳しく解説します。大腸がんの診断を受けた患者さんやご家族の方が、自分の状況を理解し、治療の選択を考える際の参考にしていただければと思います。 大腸がんの肉眼的な形による分類 大腸がんは、見た目の形によって分類 ...
大腸がんの進行速度はどのくらい?ステージ別スピードから進行要因まで徹底解説
大腸がんの進行速度の基本的な理解 大腸がんの進行速度を理解することは、早期発見と適切な治療計画を立てる上で極めて重要です。最初の大腸がん細胞が発生してから、臨床的に「がん」と診断されるまでの期間を推測することで、この進行速度を把握できます。 大腸がんは大腸の内側を覆う粘膜から発生します。粘膜を構成する上皮細胞の一つでDNAが損傷を受け、がん細胞へと変化します。この初期のがん細胞が増殖を続けることで、肉眼で確認できるがん腫瘍へと成長していきます。 2025年現在の医学研究によると、大腸がんは比較的ゆっくりと ...
大腸という器官の働きとがん発生のメカニズム
大腸は消化管の一部であり、その末端に位置する器官です。簡単にいえば食物の最終処理を行っています。小腸が5メートルあまりなのに比べ、大腸は約150~160センチとそう長い器官ではありませんが、太さが小腸にくらべて数倍あることから大腸といわれるようになりました。 大腸は、大きく結腸と直腸に分けられます。結腸はさらに5区分に分かれて、口側から時計回りの方向に盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸と名前がついています。 では具体的にそれらの部位はどんな働きをしているのでしょうか。 口から入った食べ物は胃と小 ...
喉頭(こうとう。ノドの下)がんの特徴と治療法
喉頭は咽頭から続く気道の一部で、気管を含まない部分です。喉頭は血管、神経、筋肉、リンパ組織などが豊富です。また、周囲にある頸部のリンパ節は、他臓器からの転移も起こりやすい部分です。 喉頭に発生するがんは喉頭がんといい、これが60%を占めます。その他のがんは声門に発生します。声門(左右の声帯の間の狭い空間)は、細かく分類するとがんの発生部位から声門上がん、声門がん、声門下がんに分類されます。 声門に発生するがんは早期から症状(声がかすれる、ノドの違和感など)が発現しやすいのに対して、他の部分に発生する喉頭が ...
【2025年更新】咽頭がんの特徴と治療法・最新光免疫療法まで徹底解説
咽頭がんの特徴と基本的な分類 咽頭がんは、鼻の奥から食道入口までの円筒状の部分である「咽頭(いんとう)」に発生するがんの総称です。この部位は私たちの日常生活において、呼吸、飲み込み、発声という生命維持に不可欠な機能に深く関わっています。 咽頭は解剖学的に3つの部位に分けられます。鼻腔の後ろにある部分を「上咽頭」、口腔の後ろにある部分を「中咽頭」、それより下にある部分を「下咽頭」と呼びます。発生した部位により、それぞれ上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がんという診断名がつけられます。 咽頭がんの90%以上は扁平 ...
【2025年更新】脳腫瘍の特徴と検査方法・最新治療法を徹底解説
脳腫瘍の特徴と基本的な分類 脳に発生する腫瘍を「脳腫瘍」と呼びます。一般的に「脳がん」という言葉は使用されません。脳腫瘍は大きく分けて2つのタイプに分類されます。 まず「原発性脳腫瘍」は、脳の組織そのものから発生する腫瘍です。現在では30種類以上の原発性脳腫瘍が確認されており、これらを総称して脳腫瘍と呼んでいます。発生頻度が高いのは、脳実質から発生する神経膠腫(グリオーマ)や胚細胞腫などです。 もう一つは「転移性脳腫瘍」で、肺や肝臓、乳がんなど他の臓器に発生したがんが脳に転移したものです。転移することを「 ...
がん治療を始めるまえに医師に患者が確認しておくべき情報
がん治療において、医療先進国といわれる日本でも、1990年代くらいまでは治療の選択肢がとても少なく、インターネットや書籍での情報量少なく、がんになったら体を医師に預けて任せるという風潮でした。 医療に関する情報は主に医療関係者向けのものがほとんどで、がんの治療は閉ざされた世界において行われきたといえます。ゆえに病院や医師のいうことは絶対で、黙って従うものだと考える人も多かったのです。 患者や家族が自分の治療内容や、受ける医療行為について積極的に質問をしたり、意見を述べるというケースはとても稀なことでした。 ...
【2025年更新】抗がん剤の副作用「口内炎(口腔粘膜炎)」の対策と最新治療法完全ガイド
はじめに がん治療における抗がん剤の副作用として、多くの方が嘔吐や脱毛を想像されるかもしれませんが、口内炎(口腔粘膜炎)も頻繁に発生する重要な副作用の一つです。2025年現在の最新データによると、化学療法を受けた患者さんの約40%に口内炎が発生しており、その対策と管理は治療を継続する上で非常に重要な課題となっています。 口内炎は単なる口の中の傷ではありません。重度の場合は激しい痛みのため食事はおろか水分摂取すら困難になり、患者さんの生活の質(QOL)を大きく損なう可能性があります。この記事では、抗がん剤に ...
ステージ3、4胃がんの化学療法(抗がん剤治療)
早期の胃がんは手術をすることが前提ですが、再発したり、切除不能なほど進行したり、転移していたりする場合は化学療法(薬を使った治療)が軸になります。 では、胃がんで行われている標準的な化学療法(2014年時点)はどういったものなのでしょうか。 胃がんの化学療法は1次~3次治療まであるといえます。1次治療で行うことがガイドラインで推奨されているのはTS-1とシスプラチンの併用です。TS-1は単独でも使われることのある、昔から使われてきた薬ですが、これにシスプラチンを併せることで単独よりも抗腫瘍効果があることが ...
【2026年更新】ロンサーフの効果と副作用、費用を分かりやすく解説。大腸がん治療
記事本文 こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 ロンサーフは、切除不能な進行・再発大腸がんの治療において、標準的な治療を受けた後に使用される経口抗がん剤です。2014年5月の発売以来、大腸がん治療の選択肢として重要な位置を占めています。 この記事では、ロンサーフの特徴、効果、副作用、投与方法、費用など、患者さんが知っておくべき情報を詳しく解説します。 ロンサーフとはどんな薬か ロンサーフ(一般名:トリフルリジン・チピラシル塩酸塩)は、日本で開発された大腸がん治療薬です。この薬は、トリフルリ ...
がん患者と医療機関(病院・医師)との法的な契約関係とは?
「病気を治してほしいので、治療をお願いします」(患者)。「わかりました」(医師)、という信頼をもとに患者と医療機関との間では契約関係が成り立っているといえます。 すべての医療はこの基本的な医療契約のもとによって行われるのです。 契約を結ぶと、患者には受けた医療行為に対して、対価(主に金銭)を支払う義務がうまれ、いっぽう医療機関には誠実に医療行為を行う義務がうまれます。 ここでのポイントは、医療機関にあるのは「誠実に医療行為を行う」義務であり、必ず病気を治すという結果に義務・責任があるのではありません。病院 ...



















