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07.乳がん

乳がんの脳転移について。症状と治療法

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乳がんの脳転移

がんが脳に転移が起こると、頭痛・嘔吐や麻痺などさまざまな症状が現れます。医療行為としては手術または放射線治療により、これらの症状を和らげることを目指すことになります。

患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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乳がんの脳転移と症状について

乳がんが転移しやすい臓器として、脳、骨、肺、肝臓などが知られています。脳転移が現れる時期は患者さんによって異なり、1年後のときもあれば、10年後のときもあります。

脳転移の症状は一般に、頭痛、嘔吐、麻痺などですが、脳はからだを動かす指令を出しているところなので、転移巣が現れた場所によっても症状が異なります。例えば、手を動かす指令を出す部位に転移巣が現れた場合は、手がしびれたり、動かしにくくなったりといった症状が出ます。また、小さな転移巣でも痙攣などの症状が出ることもあれば、相当大きくなるまで症状が出ない場合もあります。

転移巣の現れ方も1個だけの場合もあれば、小さいものが複数個のときもあります。転移をみつける目的で、定期的に頭部のCTやMRI検査を行うことは意味がありません。

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脳転移の治療について

脳は頭蓋骨に固まれているため、転移巣ができると脳全体が圧迫されて、さまざまな症状が現れます。したがって治療は、転移巣を小さくしたり症状を和らげたりすることを目的に行います。主に放射線照射が用いられ、病巣が1つの場合は手術で切除する場合もあります。

また、ステロイドなどの薬物を症状改善の目的で用いることがあります。ほとんどの抗がん剤は、脳組織と血管との間にある障壁によって、抗がん剤が脳に行き渡らないので使用しません。どの治療を行うかは、脳転移の数と他の臓器への転移の有無、体調など全身の状態などから選択することになります。

(1)外科治療

病巣が1個で手術しやすい場所にあり、他の臓器に転移がなく全身状態の良い場合は、外科手術で切除することがあります。脳転移以外の他の臓器への転移がある場合は、手術は勧められないことが多いようです。病巣が複数ある場合の外科切除の有効性については、一定の見解はありません。

また、転移巣の中の部分が壊死(がん細胞が死ぬこと)してのう胞状になっている場合は、脳全体の圧力を下げるための特殊な手術をすることもあります。この手術によって症状を和らげる効果が認められています。

(2)放射線治療

放射線のかけ方には大きく分けて2通りあります。1つは全脳照射といって、脳全体に放射線をかける方法、もう1つは定位手術的照射(定位照射)といって、病巣のみに放射線をあてる方法です。

治療には頭部専用に開発されたガンマナイフと呼ばれる装置が用いられることが多いのですが、一般の外部照射に用いられるリ二アックで行われることもあります。

脳転移が1個で脳以外の場所に病巣(肺転移や肝転移)がない場合には、手術または定位照射を行うことで、脳転移が消失し再発しないことがあります。小さな脳転移が1個の場合では、手術で切除するのと定位照射するのではどちらも同じくらいの治療効果であるといわれています。

また、手術や定位照射を行った場合、それに加えて全脳照射を行うほうが目にみえない脳転移に対して攻撃できるので、生存期間やQOLの改善に優れているという報告があります。脳転移が多発している場合には、脳全体に照射すること(全脳照射)が基本です。

ステロイドの使用のみでも約半数の患者さんで症状改善を認められていますが、短期間に効果がなくなり、神経症状が再び悪くなります。全脳照射を行えば約7割の患者さんで症状を和らげ、ステロイドのみの場合よりも効果の持続期間は長いとされているので、できれば全脳照射を受けるよう、医師から薦められることが多いです。

脳転移病巣が小さくて個数が少ない場合(例:4個以下)では、全脳照射に定位照射を追加することで、脳転移病巣を抑える効果やQOLが高くなることがあります。脳転移に対する初回治療として、定位照射はせいぜい4個程度の多発病変までにとどめるべきですが、その場合にどのタイミングで全脳照射を受けたほうがよいのかは、まだよくわかっていません。

また脳転移が多発している場合であっても、その中のある特定の病巣が原因で起きている症状が急速に進行し、大きな問題となっている場合には、その病巣を手術で摘出したり、定位照射をしたりすることがあります。

①全脳照射の方法

脳全体に放射線を照射します。1回3Gy(グレイ)を10回計30Gyを2週間で行うのが最も一般的でしたが、神経の副作用を軽くするために1回2.5Gyを15回、計37.5Gyを3週間で行う方法も採用されています。ほかにも、1回2Gyを10回の計20Gy、1回4Gyを5回の計20Gy、1回2Gyを25回の計50Gyなど、さまざまな方法があります。

②定位手術的照射の方法

定位手術的照射は定位照射ともいい、病巣のみに放射線を照射します。照射する機械にはガンマナイフ、リニアックナイフ、サイバーナイフ、ノバリスなどさまざまなものがありますが、放射線を出す方法が違うだけなので、用いる機械によって治療成績に差があるわけではありません。定位手術的照射は、通常1回の照射治療です。1泊~2泊の入院で治療を行う病院が多いようです。

③放射線治療の副作用(有害事象)

全脳照射の副作用はだるさ・むかつきや食欲不振で、頭痛が生じる場合もあります。症状の出かたは患者さんの状態によっても差があり、副作用が出た場合でも照射が終われば、そのほとんどはなくなります。

頭皮は皮膚炎により少し赤くなり、頭髪が抜けます。再び生え揃うには数力月かかります。また照射後、長期間経過してから集中力が低下したり、根気がなくなるなどの学習や記憶の障害がみられたり、脳下垂体の働きが低下することがまれにあります。定位手術的照射では強い副作用は認められないようですが、一度に多数の病巣を治療した場合は全脳照射と同じような症状が出現します。

(3)薬物による治療

今のところ脳転移に対する抗がん剤治療は、効果が期待できないので使用しません。脳は他の臓器と異なり脳組織と血管との間に障壁があり、抗がん剤が脳に行き渡らないからです。ラパチ二ブ(タイケルブ)などの分子標的治療薬が有望視されています。

以上、乳がんの脳転移についての解説でした。

さいごに

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

過去10年間で、4,300名の患者さんをサポートしてきました。

がんとの闘いは選択の連続。

間違えないためには、がんを治すための「たった1つの条件」を知っておく必要があります。

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本村ユウジ プロフィール

私はどこにも属さない、中立的な立場のがん治療専門アドバイザーです。

医者同士が「がんは放置しろ」「いや、病院で治療すべきだ」と批判しあう異常な時代。玉石混合の情報が飛び交っています。

そんななかで私は「誰とも仲間にならず」「特定の人間に影響を受けず」。

たったひとりで「どうすればがんに勝てるのか」を突き詰めてきました。

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患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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患者さんの声
「私は本村先生がナンバーワンであると信じて疑いません」

このたびは、妻のがんサポートにあたり、医学・栄養学・健康学というさまざまな分野を統合した、トータルサポートをいただき感謝の念にたえません。

おそらく、単なる病院に勤務する医師では知りえないこと、また、栄養管理士という職業の方では気づかないことなど。

貴重な数々の情報を得たことは、何よりも私たち家族にとっての貴重な財産です。

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