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07.乳がん

乳がんの骨転移について。症状と治療法

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乳がんの骨転移

骨は乳がんが転移する場所としては1番多く、痛みや麻痺を起こすことがあります。QOL(生活の質)を損なわないための治療を受けることが大切です。

骨に転移するとは?

乳がんが遠隔転移する場合、約30%の患者さんでは最初に骨に転移が起こります。血液の流れにのって乳がん細胞が骨に移り、そこで増殖するのです。骨にあっても「骨のがん」ではなく、あくまで乳がんですので、治療は乳がんとしての治療を行います。

患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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乳がんの手術をしてから10年以上たっても骨転移が出ることがあります。

転移の多い部位は腰椎、胸椎、頚椎といった椎骨(背骨)や骨盤、肋骨、頭蓋骨、上腕骨、大腿骨などです。乳がんの場合には肘から先の腕や手、膝から下の脚や足の骨にはほとんど転移は起こりません。

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骨転移の症状

(1)痛み

骨転移の部位に応じて、腰椎→腰痛、胸椎→背中の痛み、大腿骨→股関節の痛み、骨盤→腰骨のあたりの痛み、上腕骨→腕の痛みなどが現れます。このような痛みは骨転移以外の原因でも現れますが、数日にわたって痛みが消えないような場合には、骨転移の可能性も考えなくてはいけませんので、担当医に相談しましょう。

(2)骨折

体重のかかる部分の骨が弱くなるため、骨折を起こすことがあります。骨折ですので通常、かなり激しい痛みを伴います。腰椎・胸椎では圧迫骨折を起こします。大腿骨が骨折すると立っていることもできなくなります。

(3)脊髄圧迫

脊椎転移によって脊髄が圧迫され、手足のしびれや麻痺が現れることがあります。この場合は急いで治療をしないと、しびれや麻痺が永久に回復しない場合があります。

(4)高カルシウム血症

乳がんが転移した骨からカルシウムが溶け出す結果、血液中のカルシウム濃度が高くなることがあります。カルシウム濃度が高くなるとのどが渇く、むかむかする、尿の量が多い、おなかが張る、便秘気昧になる、なんとなくぼーっとする、などの症状が現れます。
治療が遅れると脱水症状が強くなり、腎臓の働きが落ちてしまうので、早めの治療が必要です。

骨転移の検査

(1)骨シンチグラフィ

症状があって骨転移が疑われる場合、全身の骨を調べることができます。骨シンチグラフィは、わずかな骨転移でも診断することができますが、骨転移とは関係のない骨折や変性(骨がすり減るような状態)でも異常として現れます。

(2)PET-CT

症状があって骨転移が疑われる場合、全身の骨を調べることができます。PET-CTでは2cm以上の大きさの病変があれば骨転移として診断することができますが、骨シンチグラフィよりも成績が悪く(感度、特異度とも低い)、必ずしも優れた検査とはいえません。

(3)骨X線写真

骨転移がある程度進んでいる場合は、骨が溶ける形で現れる溶骨性骨転移、骨に異常にカルシウムが沈着する造骨性骨転移をともに診断することができます。乳がんの骨転移は溶骨性骨転移が多いのですが、造骨性骨転移の形で現れることもあります。骨X線写真は、骨転移を確実に診断しなければならないときや、骨折の危険性を診断するときに役に立ちます。

(4)MRI

骨転移が疑われる場合、骨転移の部位や範囲を診断することができます。骨シンチグラフィよりも小さな転移を診断することができますが、全身を一度に検査することはできません。

(5)血液検査

血清中のカルシウム値が5.0mg/dL(または10.0mEq/L)以上の場合は、高カルシウム血症と診断します。骨転移がある場合、骨に含まれるコラーゲンが分解され、血液中に流れ出すため、1CTP(腫瘍マーカーの一種)として測定することができます。その他、アルカリフォスファターゼなども高い値を示すことがあります。

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骨転移の治療

(1)骨折が起こる可能性がほとんどない場合や特に痛みの強い部位がない場合

乳がんに対するホルモン療法、トラスツズマブ(ハーセプチン)、抗がん剤治療などの全身治療を行います。また骨X線写真、MRIなどで明らかな転移が確認された場合には、ゾレドロン酸(ゾメタ)による治療を行うことで、骨折、疼痛などが起きるのを予防することができます。

(2)骨折が起こりそうな場合や特に痛みの強い部位がある場合

前項で説明した治療に加えて、放射線治療や整形外科的な手術を行う場合があります。大腿骨頚部、腰椎、胸椎、骨盤など、体重が加わる部位に溶骨性転移が起きている場合や、痛みのある骨転移の部分に対しては放射線治療が効果的です。それ以上骨転移が進まないようにする、というのが放射線治療の目的です。

肋骨や頭蓋骨など体重がかからない骨で痛みがない場合には、放射線治療をする意昧はありませんが、痛みがある部分が狭い範囲に限られているようなときには、放射線治療を行い、痛みを和らげたり止めることができます。

大腿骨頚部や大腿骨の中央部に転移がある場合、骨折を起こす前に人工骨頭置換術や髄内釘を打ち込むといった、整形外科的な手術を予防的に行う場合もあります。また、腰椎・胸椎に転移がある場合には、圧迫骨折を起こす前に人工セメン卜を注入するといった方法が行われることもあります。

(3)高カルシウム血症の治療

血清中のカルシウム濃度を下げるための治療が必要です。ゾレドロン酸の点滴がとても効果的ですが、副作用として腎臓の働きが悪くなることがあるので、注意深く治療を進めます。点滴を少し多く行い、尿が出るようにして、カルシウムを尿中ヘ排泄させます。脱水状態になっている場合には、点滴で脱水を治療してからでないと、ゾレドロン酸によって腎不全になることもあります。

ゾレドロン酸の副作用として起こる「顎骨壊死」こは注意が必要です。ゾレドロン酸による治療を受ける場合には、抜歯をしたり歯髄に及ぶよう歯科治療をしてはいけません。歯科治療を受ける場合には歯科医とよく相談しましょう。

(4)鎮痛薬

骨転移による痛みはがまんしないようにしましょう。消炎鎮痛薬、麻薬系鎮痛薬などさまざまな薬があります。

(5)塩化ストロンチウム(89Sr)注射液

注射した放射性物質「ストロンチウム」が骨転移部位に取り込まれ、その部位に放射線を照射すると、痛みを緩和することができる治療です。

以上、骨転移についての解説でした。

さいごに

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

過去10年間で、4,300名の患者さんをサポートしてきました。

がんとの闘いは選択の連続。

間違えないためには、がんを治すための「たった1つの条件」を知っておく必要があります。

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本村ユウジ プロフィール

私はどこにも属さない、中立的な立場のがん治療専門アドバイザーです。

医者同士が「がんは放置しろ」「いや、病院で治療すべきだ」と批判しあう異常な時代。玉石混合の情報が飛び交っています。

そんななかで私は「誰とも仲間にならず」「特定の人間に影響を受けず」。

たったひとりで「どうすればがんに勝てるのか」を突き詰めてきました。

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患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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患者さんの声
「私は本村先生がナンバーワンであると信じて疑いません」

このたびは、妻のがんサポートにあたり、医学・栄養学・健康学というさまざまな分野を統合した、トータルサポートをいただき感謝の念にたえません。

おそらく、単なる病院に勤務する医師では知りえないこと、また、栄養管理士という職業の方では気づかないことなど。

貴重な数々の情報を得たことは、何よりも私たち家族にとっての貴重な財産です。

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