yuji-motomura

私は「がん」という病気に、大切なものをたくさん奪われました。無知で、情報に翻弄されるだけだった若い頃の私は、がんに立ち向かうことすらできず、大事な命が消えていくのを黙って見ていることしかできませんでした。
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2026/1/20

【2026年更新】がん(癌)とナスの関係は?成分と作用はがん予防に効果があるか?

こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 ナスは日本の食卓に古くから親しまれている夏野菜です。一見すると栄養が少ないように思われがちですが、実はがん予防に役立つ可能性のある成分を含んでいます。 この記事では、ナスに含まれる成分とがんとの関係について、最新の研究成果を交えながら詳しく解説します。 ナスの特徴と歴史 ナスはインド原産のナス科ナス属の植物で、日本へは中国を経由して伝わりました。奈良時代にはすでに栽培が行われていたとされ、1200年以上の歴史を持つ野菜です。 日本では地域ごとに特徴的な ...

2026/1/16

【2026年更新】がん(癌)とキュウリの関係は?成分と作用はがん予防に効果があるか?

こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 キュウリは夏野菜の代表格として親しまれていますが、「世界で最もカロリーが低い果実」としてギネス記録に登録されていることから、栄養がないと誤解されがちです。 しかし近年の研究により、キュウリに含まれる成分にがん細胞の増殖を抑制する作用があることが明らかになってきました。この記事では、キュウリとがんの関係について、最新の科学的知見をもとに解説していきます。 キュウリとがんの関係を考える視点 がん予防において重要なのは、単一の食品に頼るのではなく、バランスの ...

2026/1/5

【2026年更新】がん(癌)とトマトの関係は?成分と作用はがん予防に効果があるか?

トマトに含まれる栄養成分とがん予防への期待 こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 トマトは世界中で親しまれている野菜であり、その健康効果について多くの研究が行われています。特に近年、トマトに豊富に含まれる抗酸化成分ががん予防に役立つ可能性が注目されており、患者さんやそのご家族から「トマトはがん予防に本当に効果があるのか」というご質問をいただくことが増えています。 この記事では、トマトの栄養成分ががんに対してどのような作用を持つのか、最新の研究結果とともに詳しく解説します。 トマトの基本的な ...

2026/1/16

【2026年更新】がん(癌)とピーマンの関係は?成分と作用はがん予防に効果があるか?

こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 日常的にスーパーで見かけるピーマンは、実はがん予防効果が期待される野菜として注目されています。緑のピーマンも赤のピーマンも、それぞれに健康維持に役立つ成分を含んでいます。 この記事では、ピーマンに含まれる栄養成分やがん予防に関連する作用について、最新の研究知見を交えて解説します。 ピーマンの基本情報と種類 ピーマンはナス科トウガラシ属の野菜で、トウガラシの仲間から辛味を取り除いた品種です。パプリカやシシトウも同じ仲間になります。 私たちがよく見かける緑 ...

2018/10/8

がん(癌)と人参 ~がんへの効果と栄養成分について~

人参の特徴 英語名の「キャロット」はカロテンからついた名前だといわれています。そのためβカロテンをたっぷり含むことで知られています。東洋種と西洋種があり、以前は長くて濃い赤色をした東洋種が主流でしたが最近は短くて甘く味にクセがない西洋種が多く流通しています。 また東洋種・西洋種で成分もかわります。束洋種の赤はトマトと同じ色素のリコピンで、西洋種の赤はβカロテンです。 東洋種は「金時にんじん」といわれ、色はリコピンの色素ですが働きはβカロテンとは違うものの、がんに対して有効に働くといわれています。 βカロテ ...

2026/1/25

【2026年更新】がん(癌)とアスパラガスの関係は?成分と作用はがん予防に効果があるか?

アスパラガスの基本情報と特徴 こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 アスパラガスは南ヨーロッパが原産地で、周辺の海岸地域では紀元前から栽培されてきた歴史ある野菜です。春を告げる野菜として親しまれ、日本には1781年に観賞用植物として伝わりました。 北海道で食用栽培が始まり、現在でも東北や北海道の露地栽培されたグリーンアスパラガスは品質が優れています。これらの地域は原産地の気候風土に似ており、アスパラガスの生育に適しているためです。 食用されるのは芽が出た若茎です。新鮮なものは親指ぐらいの太 ...

2026/1/16

【2026年更新】がん(癌)とほうれん草の関係は?成分と作用はがん予防に効果があるか?

こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 ほうれん草は緑黄色野菜の代表として知られていますが、がん予防との関係についてはどのように考えられているのでしょうか。 この記事では、ほうれん草に含まれる栄養成分とがんとの関係について、最新の研究データを基に解説します。 ほうれん草の基本的な特徴と栄養価 ほうれん草は西アジア原産の野菜で、日本には東洋種と西洋種があり、現在は両者を交配した品種が主流となっています。旬は冬で、寒さに耐えるほど甘みが増し、栄養価も高まる特徴があります。 冬に収穫されるほうれん ...

2026/1/5

【2026年更新】がん(癌)と春菊の関係は?成分と作用はがん予防に効果がある?

こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 冬の鍋料理で親しまれている春菊は、独特の香りと風味を持つ緑黄色野菜です。 近年の研究では、春菊に含まれる栄養成分ががん予防に役立つ可能性が報告されており、健康維持を考えるうえで注目されている食材の一つとなっています。 この記事では、春菊が持つ栄養成分とがんへの作用について、研究データを基に詳しく解説します。 春菊の基本的な特徴と栄養価 春菊は、キク科の野菜で、春に黄色い花を咲かせることからこの名前がついています。関西では「菊菜」とも呼ばれます。 旬の時 ...

2026/1/16

【2026年更新】がん(癌)と小松菜の関係は?成分と作用はがん予防に効果があるか?

小松菜とがん予防の関係について こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 がん予防において、日々の食生活が果たす役割は大きいと考えられています。特に緑黄色野菜に含まれる栄養成分が注目されており、その中でも小松菜は身近で入手しやすい野菜として、がん予防の観点から関心を集めています。 小松菜は江戸時代に東京の小松川(現在の江戸川区)で栽培が始まった歴史ある野菜です。現在では茨城県が全国生産量の約2割を占め、埼玉県、福岡県と続き、発祥地である東京都も第4位の産地となっています。 関東を中心とした近郊 ...

2026/1/16

【2026年更新】がん(癌)とカブの関係は?成分と作用はがん予防に効果があるか?

カブとがん予防の関係について こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 カブは日本で古くから親しまれている野菜であり、春の七草の一つ「スズナ」として知られています。 近年、カブを含むアブラナ科野菜に含まれる成分ががん予防に関与する可能性が注目されています。この記事では、カブに含まれる栄養成分とがん予防との関係について、最新の科学的知見をもとに詳しく解説します。 カブの基本的な特徴と種類 カブはアブラナ科に属する野菜で、日本各地で栽培されています。主に東日本で栽培される洋種系と、西日本で栽培され ...

2018/10/8

がん(癌)と大根 ~栄養成分とがんへの作用について~

大根の特徴 大根は日本原産の野菜ではなく、地中海沿岸から中央アジアにかけて広がる一帯に生まれ、シルクロードを渡って日本にやってきました。 冷涼な気候で育ち、根を太らせるダイコンは、11月~2月ぐらいまでの秋どり、冬どりが食べどきです。 大根はは自然の消化薬といわれています。デンプンの消化酵素であるジアスターゼを多く含み、食べ物の中のデンプンを分解する働きがあります。生のダイコン葉は、ビタミンCが豊富に含まれているので葉も調理するのが望ましいです。また、葉にはビタミンA、Eも多いです。 【がん(癌)に作用さ ...

2018/10/8

がん(癌)とブロッコリー ~栄養成分とがんへの作用について~

ブロッコリーの特徴 ビタミン類、ミネラル類をバランスよく含む、野生のキャベツから分化した野菜です。地中海から大西洋岸にキャベツの野生種が自生し、イタリアでブロッコリーの系統が発達したと言われています。 強い解毒作用のあるイソチオシアネートやスルフォラファンといった生理機能成分を含み、これらの成分はがん予防に効果があるといわれています。 そのほか、βカ口テン、ビタミンC、ビタミンE、カルシウムや鉄分、食物繊維も豊富です。血流をよくし、疲労を回復させる葉酸も含みます。 特にビタミンCはレモン(果汁)の2.4倍 ...

2026/1/16

【2026年更新】がん(癌)とキャベツの関係は?成分と作用はがん予防に効果があるか?

こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 がん予防に効果的な食品として、キャベツは古くから注目されてきました。1990年にアメリカ国立がん研究所が発表した「デザイナーフーズ・ピラミッド」では、キャベツはにんにくに次ぐ上位グループに位置付けられ、がん予防効果が高い食品として評価されています。 また、日本でも国立がん研究センターによる大規模な疫学研究が行われ、キャベツをはじめとするアブラナ科野菜の摂取とがんリスクの関連について、科学的なデータが蓄積されています。 本記事では、キャベツに含まれる栄養 ...

2025/8/31

がん治療の民間療法とは?【2025年更新】代替療法の種類と現状

がんの民間療法(補完代替医療)とは何か がんの治療を受ける患者さんの中で、手術、放射線治療、薬物療法といった標準治療以外に「民間療法」「代替療法」と呼ばれる治療法に関心を持つ方は少なくありません。実際の調査データによると、がん患者さんの約半数(53%)が、がんと診断されてからなんらかの補完代替療法を取り入れたという結果が出ています。 民間療法は明確な定義はありませんが、「補完代替療法」や「統合医療」の一部として扱われることがあります。 補完代替療法とは、一般的に従来の通常医療とみなされていない、さまざまな ...

2018/10/8

乳がんハーセプチン以降の新しい薬(乳がんの新薬)

新たなHER2阻害剤 HER2を介したがん細胞の増殖を抑える新薬として、ペルツズマブ(パージェタ)とTDM1(ティーディーエムワンと呼びます。薬剤名はカドサイラ)が注目されています。 ペルツズマブはトラスツズマブ(ハーセプチン)とは違うHER2の部位を阻害して、がん細胞の増殖を抑えます。TDM1はトラスツズマブに微小管を阻害する抗がん剤が結合した薬で、1剤で分子標的治療と化学療法を兼ね備えています。 この2つの薬が注目される理由は、ただ単に新薬だからと言うわけではありません。術前にペルツズマブとトラスツズ ...

2026/1/28

【2026年更新】乳がん骨転移の薬「ゾメタ」と「ランマーク」の効果・副作用・費用と選び方を詳しく解説

乳がんの骨転移とは こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 乳がんは骨に転移しやすいがんの一つです。骨転移を起こしている患者さんは、乳がん患者さんの約半数に上ると報告されています。 骨は常に新しく作られ、古い骨が壊されるという新陳代謝を繰り返しています。この骨の新陳代謝には、骨を作る「骨芽細胞」と骨を壊す「破骨細胞」という2種類の細胞が関わっています。 健康な状態では、この2つの細胞のバランスが保たれていますが、骨に転移したがん細胞は破骨細胞を活性化させる物質を放出します。その結果、骨を壊す ...

2025/8/14

【2025年更新】乳がんの遺伝子検査「オンコタイプDX」「マンマプリント」とは?再発リスクがわかる最新診断法を徹底解説

乳がんの遺伝子検査とは 乳がんの遺伝子検査は、手術で摘出した腫瘍組織を用いて複数の遺伝子の発現状況を解析し、個々の患者さんの再発リスクを予測する先進的な検査法です。従来の病理組織学的因子(腫瘍の大きさ、リンパ節転移の有無、グレードなど)だけでは判断が困難だった患者さんに対して、より精密な治療選択を可能にします。 現在世界で広く使用されている代表的な遺伝子検査には「Oncotype DX(オンコタイプDX)」と「MammaPrint(マンマプリント)」があります。これらの検査により、化学療法が本当に必要な患 ...

2018/10/8

乳がんで用いられる「Ki67」とは?

人間の身体を構成する大部分の細胞は、絶えず死んだり生まれたりして新陳代謝を行っています。細胞が増殖し分裂するためには、細胞周期と言って、まず細胞の設計図であるDNAが複製されなければなりません。がんはこの細胞周期が暴走して、DNAが無秩序に複製されて細胞が増殖している状態にあります。 Ki67(キー67と呼びます)は、ドイツのキール大学で発見された細胞周期の程度を表す以前から知られていた指標です。近年、乳がんでは、このKi67を効果予測因子として評価する研究に注目が集まっています。 抗Ki67抗体でがん細 ...

2018/10/8

乳がんが再発・転移したらどんな治療を行う?

乳がんの再発・転移は、体の部位によって分けられます。局所再発とは、手術した側の乳房や胸壁や皮膚や腋窩や鎖骨の近くのリンパ節の再発のことです。遠隔転移とは、骨、肺、肝臓、脳、卵巣などの乳房から離れた臓器への再発のことです。 局所再発の中で、手術して温存した乳房の中の再発は、最初の乳房温存療法の際に取り残したがん細胞が増殖したり、最初の手術の前に診断できなかった乳がん細胞が増殖して腫瘍化したもので、再度手術を行われることが多いです。 胸壁や皮膚やリンパ節に再発した場合は、取り残したがん細胞というよりは、乳房を ...

2018/10/8

乳がんで使われる主な抗がん剤の種類

乳がんの標準治療で使われている主な抗がん剤の種類は次のとおりです。 ・アンスラサイクリン系薬剤 抗がん性抗生物質の1つで、DNA合成阻害剤です。乳がん治療に最もよく使用されています。アドリアマイシン(略号Aを汎用)を含む併用療法にはACやCAF、エピルビシン(略号Eを汎用)を含む治療にはECやFECなどを3週毎に投与します。 ・タキサン系薬剤 植物アルカロイドに属し、パクリタキセル(略号Pを汎用)またはドセタキセル(略号Dを汎用)があります。タキサン系薬剤は、細胞をかたちづくる際に重要な微小管に結合して抗 ...