肺がん 非小細胞肺がん Afatinib(アファチニブ:ジオトリフ)単独療法の奏効率(効果)、生存率、副作用と対策
【レジメン】 Afatinib(アファチニブ:ジオトリフ)=1回40mg:1日1回 経口 連日投与 PD(増悪)まで。 ※患者の状態により適宜増減するが、1日1回50mgまで増量できる 基本事項 【適応】 EGFR遺伝子変異陽性の手術不能または再発非小細胞肺がん 【奏効率】(LUX-Lung3試験/国際共同第Ⅲ相試験) ・奏効率(CR+PR) 56.1% ・病勢コントロール率(CR+PR+SD) 90.0% ・無増悪生存期間(中央値) 11.1カ月 【副作用】(LUX-Lung3試験/国際共同第Ⅲ相試験) ...
【2026年更新】肺がん タルセバ+サイラムザ併用療法の効果・副作用・費用を分かりやすく解説。EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がん治療
こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 肺がんの中でも非小細胞肺がんと診断された患者さんの中には、EGFR遺伝子変異陽性という検査結果を受け取る方がいます。 このタイプの肺がんに対して、タルセバ(エルロチニブ)とサイラムザ(ラムシルマブ)を組み合わせた治療法が選択肢の一つとなっています。 この記事では、タルセバ+サイラムザ併用療法について、どのような薬なのか、どんな効果が期待できるのか、副作用にはどのようなものがあるのか、そして費用や保険適応について詳しく解説します。 タルセバ+サイラムザ療 ...
【2025年更新】肺がんのタルセバ+アバスチン療法の効果と副作用は?患者さん向けに分かりやすく解説
タルセバ+アバスチン療法とは タルセバ(エルロチニブ)とアバスチン(ベバシズマブ)を組み合わせた治療法は、EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんに対する治療選択肢の一つです。 タルセバは分子標的薬と呼ばれる薬剤で、がん細胞の増殖に関わるEGFR(上皮成長因子受容体)という物質の働きを阻害します。一方、アバスチンは血管新生阻害薬と呼ばれる薬剤で、がん細胞に栄養を供給する血管の形成を抑える作用があります。 この2つの薬剤を併用することで、がん細胞の増殖を抑制しながら、栄養供給路も遮断するという二重の効果が期待 ...
肺がん 非小細胞肺がん Gefitinib(ゲフィチニブ:イレッサ)単独療法の奏効率(効果)、生存率、副作用と対策
【レジメン】 Gefitinib(ゲフィチニブ:イレッサ)=1回250mg:1日1回経口 連日投与 PD(増悪)まで 基本事項 【適応】 EGFR適伝子変異陽性の手術不能または再発非小細胞肺がん 【奏効率(効果)】 ・奏効率 62.1% ・病勢コントロール率 93.1% ・無増悪生存期間 9.2カ月 【副作用】 ・発疹:All Grade=74%、Grade3以上=2% ・下痢:All Grade=47%、Grade3以上=1% ・皮膚乾燥:All Grade=47%、Grade3以上=0% ・疲労:Al ...
【2025年更新】肺がんイミフィンジ(デュルバルマブ)の適応と効果は?副作用・生存率など患者さん向けに分かりやすく
イミフィンジ(デュルバルマブ)とは何か イミフィンジは、デュルバルマブという成分名を持つ免疫チェックポイント阻害薬です。 がん細胞が免疫システムから逃れるために使う仕組みを妨げることで、体の免疫機能を活性化させ、がん細胞を攻撃する働きを持っています。 この薬は、がん細胞の表面にあるPD-L1というタンパク質に結合することで、がん細胞が免疫細胞の攻撃を回避するのを防ぎます。結果として、免疫細胞ががん細胞を認識しやすくなり、攻撃できるようになるという作用機序です。 従来の抗がん剤とは異なり、直接がん細胞を攻撃 ...
【2025年更新】テセントリク(アテゾリズマブ)の肺がん治療効果と副作用・対策完全ガイド|最新の奏効率・生存率データを徹底解説
テセントリク(一般名:アテゾリズマブ)は、腫瘍細胞または腫瘍浸潤免疫細胞に発現するタンパク質であるPD-L1(Programmed Death-Ligand 1)を標的とする免疫チェックポイント阻害剤です。従来の抗がん剤とは異なり、患者さん自身の免疫システムを強化することで、より持続的な治療効果を目指す新しいタイプの薬剤です。 本剤は2018年1月に非小細胞肺がんの二次治療として国内で初めて承認され、その後段階的に適応拡大が行われています。2020年12月にはPD-L1陽性の非小細胞肺がんの一次治療として ...
肺がん 非小細胞肺がん Pembrolizumab(キイトルーダ(ペムブロリズマブ) )単独療法の奏効率、生存率、副作用と対策
【レジメン】 <3週間ごと> Pembrolizumab(キイトルーダ(ペムブロリズマブ))=200mg:点滴静注(30分) <6週間ごと> Pembrolizumab=400mg:点滴静注(30分) 基本事項 【適応】 切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん 【奏効率】(CheckMateO17試験<扁平上皮>) ・無増悪生存期間(中央値) 3.5カ月 ・全生存期間(中央値) 9.2カ月 ・奏効率 20.0% 【奏効率】(KEYNOTE-O24試験(一次治療:PD-L1 ...
肺がん 非小細胞肺がん Nivolumab(オプジーボ(ニボルマブ))単独療法の奏効率、生存率、副作用と対策
【レジメン】 <2週間ごと> Nivolumab(オプジーボ(ニボルマブ))=240mg:点滴静注(30分以上) <4週間ごと> Nivolumab=480mg:点滴静注(30分以上) 基本事項 【適応】 切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん 二次治療以降 【奏効率】(CheckMateO17試験<扁平上皮>) ・無増悪生存期間(中央値) 3.5カ月 ・全生存期間(中央値) 9.2カ月 ・奏効率 20.0% 【奏効率】(CheckMateO57試験<非扁平上皮&g ...
肺がん 非小細胞肺がん ラムシルマブ+ドセタキセル療法の奏効率、生存率、副作用と対策
【レジメン】 Ramucirumab(ラムシルマブ)=10mg/kg:点滴静注(60分) DTX(ドセタキセル)=60mg/m2(海外75mg/m2):点滴静注(60分) 【制吐・アレルギー対策】 ①d-クロルフェニラミン:5mgIV(Day1) ②デキサメタゾン:6.6mgIV(Day1) 基本事項 【適応】 切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん 二次治療以降 【奏効率】(REVEL試験) ・無増悪生存期間(中央値) 4.5カ月 ・全生存期間(中央値) 10.5カ月 ・病勢コントロール率(CR+PR+S ...
【2025年更新】肺がんペメトレキセド(アリムタ)治療の効果と副作用は?非小細胞肺がん患者さん向け完全ガイド
ペメトレキセド(アリムタ)とは何か ペメトレキセド(商品名:アリムタ)は、非小細胞肺がんの治療に用いられる抗がん剤です。この薬剤は葉酸代謝拮抗剤と呼ばれる種類に分類され、がん細胞の増殖に必要な葉酸の働きを阻害することで効果を発揮します。 非小細胞肺がんは肺がん全体の約85%を占めており、その中でも腺がんという組織型に対してペメトレキセドは特に効果を示すことが知られています。一方で、扁平上皮がんに対しては効果が限定的であるため、組織型の確認が治療開始前に重要となります。 ペメトレキセドは単剤で使用される場合 ...
肺がん 非小細胞肺がん ナダプラチン+ドセタキセル療法の奏効率、生存率、副作用と対策
【レジメン】 Nedaplatin(ナダプラチン)=100mg/m2:点滴静注(60~90分) DTX(ドセタキセル)=60mg/m2:点滴静注(60分) 【制吐対策】 ①5-HT3受容体拮抗薬(Day1) ②デキサメタゾン:9.9mgIV(Day1),8mgPO(Day2~3) 【投与前後】 補液1,000mL(Day1) 基本事項 【適応】 切除不能・進行再発非小細胞肺がん(扁平上皮がん)一次治療 ・StageⅢB期、IV期 【奏効率】(WJOG5208L試験) ・無増悪生存期間(中央値) 4.9カ月 ...
肺がん 非小細胞肺がん カルボプラチン+ナブパクリタキセル療法の奏効率、生存率、副作用と対策
【レジメン】 CBDCA(カルボプラチン)=AUC6:点滴静注(60分) nab-PTX(ナブパクリタキセル)=100mg/m2:点滴静注(30分) 【制吐対策】 ①5-HT3受容体拮抗薬(Day1) ②アプレピタント:125mg (Day1) ,80mg(Day2~3) ③デキサメタゾン:9.9mgIV(Day1),8mgPO(Day2~3) 基本事項 【適応】 進行非小細胞肺がん 一次治療 ・StageⅢB期、IV期 【奏効率】(CAO31試験/国際共同第Ⅲ相試験) ・奏効率(CR+PR) 33% ・ ...
肺がん 非小細胞肺がん NP(シスプラチン+ビノレルビン)療法の奏効率、生存率、副作用と対策
【レジメン】 CDDP(シスプラチン)=80mg/m2:点滴静注(2時間以上) VNR(ビノレルビン)=25mg/m2:静脈注射(10分以内) <放射線併用時> CDDP=80mg/m2:点滴静注(2時間以上) VNR=20mg/m2:静脈注射(10分以内) 放射線=2Gy/回:1日1回 合計60Gy 【投与前】 1,000~2,000mLの輸液 【制吐対策】 ①5-HT3受容体拮抗薬(Day1) ②アプレピタント:125mg (Day1) ,80mg(Day2~3) ③デキサメタゾン:9.9 ...
肺がん 非小細胞肺がん GP(シスプラチン+ゲムシタビン)療法の奏効率、生存率、副作用と対策
【レジメン】 CDDP(シスプラチン)=80mg/m2:点滴静注(2時間以上) GEM(ゲムシタビン)=1,000mg/m2:点滴静注(30分間) 【前投薬】 1,000~2,000mLの輸液 【制吐対策】 ①5-HT3受容体拮抗薬(Day1) ②アプレピタント:125mg (Day1) ,80mg(Day2~3) ③デキサメタゾン:9.9mgIV(Day1),8mgPO(Day2~3) ④オランザピン:5mg(Day1~4)(糖尿病患者には禁忌) 【投与後】 ①1,000~2,000mLの輸液 ②20% ...
大腸がん(腹膜播種)遠藤さん|患者さんの声
遠藤です。 お世話になっております。 先週4/10(金)に両親と、妻との4人で病院へ行き、担当医に会ってきました。 本村さんが言われていたように、話がどういった展開になるか、少々心配していましたが、私たち子供が立ち会ったことも功を奏したのか、担当医は明朗に現在の状況を説明してくれました。 ガンの転移であるのかについては、今までの抗がん剤治療での経過の中で、部位が多少なりとも小さくなっていることにより、ガンであると判断するしかない、更に突き詰めるには、やはり腹腔鏡手術・開腹手術を行うしかないが、前回母が手術 ...
直腸がん(手術後経過)桑島さん|患者さんの声
長い間本当にありがとうございました!!! 昨年10月にご相談をしてから、早くも6ヶ月が過ぎました。 昨年1月に大腸がん(直腸)の再発に始まり、手術をし人工肛門にするか、肛門の温存又は経過観察にするべきか、悩み迷い、先生のアドバイスを受けました。 結果経過観察を選び、4月1日に6ヶ月目の検査を受診しました。 検査結果担当医より「良かったですね。肝臓に転移も無く、術後も綺麗ですね。」と先生の笑顔を初めて拝見しました。 私もとても嬉しかったです。10月の検査予約をして参りました。 本村先生へのお礼とご報告が遅く ...
肺がん 非小細胞肺がん シスプラチン+ペメトレキセド療法の奏効率、生存率、副作用と対策
【レジメン】 CDD(シスプラチン)P=75mg/m2:点滴静注(2時間以上) Pemetrexed(ペメトレキセド)=500mg/㎡:点滴静注(10分間) 【投与前】 1,000~2,000mLの輸液 【制吐対策】 ①5-HT3受容体拮抗薬(Day1) ②アプレピタント:125mg (Day1) ,80mg(Day2~3) ③デキサメタゾン9.9mgIV(Day1),8mgPO(Day2~4) ④オランザピン5mg(Day1~4)(糖尿病患者には禁忌) 【投与後】 ①1,000~2,000mLの輸液 ② ...
【2025年更新】肺がんのカルボプラチン+エトポシド療法の適応・効果・副作用を患者さん向けに分かりやすく
小細胞肺がんの化学療法とデュルバルマブ併用療法について 小細胞肺がんは肺がん全体の約15%を占める疾患で、進行が早く転移しやすい特徴があります。 進展型小細胞肺がんに対しては、従来から白金製剤(シスプラチンまたはカルボプラチン)とエトポシドの併用療法が標準治療として用いられてきました。 近年では、免疫チェックポイント阻害薬であるデュルバルマブ(商品名:イミフィンジ)を併用することで、治療効果の向上が期待できるようになっています。この記事では、カルボプラチン+エトポシド療法を中心に、デュルバルマブ併用療法の ...
【2025年更新】肺がん小細胞がんのアテゾリズマブ+カルボプラチン+エトポシド療法の適応・効果・副作用は?患者さん向け
アテゾリズマブ併用療法とは 小細胞肺がんは肺がんの中でも進行が速く、診断時にすでに広範囲に転移している「進展型」と診断されることが多い病型です。 この進展型小細胞肺がんに対して、近年、免疫チェックポイント阻害薬であるアテゾリズマブ(商品名:テセントリク)と、従来から用いられてきた抗がん剤であるカルボプラチンとエトポシドを組み合わせた治療法が標準治療として確立されています。 この併用療法は、従来の化学療法単独と比較して生存期間の延長が確認されており、2019年に日本でも承認されました。免疫療法と化学療法を組 ...
【2026年更新】小細胞肺がん治療薬「アムルビシン」の効果・副作用・費用を分かりやすく解説
こんにちは。がん専門のアドバイザー、本村ユウジです。 小細胞肺がんの治療で再発した場合、アムルビシン(商品名:カルセド)という薬を提案されることがあります。この薬はどのような特徴があり、どの程度の効果が期待でき、どのような副作用に注意すべきなのでしょうか。 この記事では、小細胞肺がん治療におけるアムルビシンについて、その特徴、対象となる患者さん、効果、副作用、投与方法、費用まで、治療を考えるうえで知っておきたい情報を整理してお伝えします。 アムルビシンとはどんな薬か アムルビシンは、日本で開発されたアント ...


