25.抗がん剤・分子標的薬

ドセタキセル(タキソテール)の主な副作用と特徴、効果について

ドセタキセル(タキソテール)の主な副作用と特徴

・一般名:ドセタキセル水和物
・商品名:タキソテール、ワンタキソテール、ドセタキセル
・投与経路:点滴静注
・血管外漏出による皮膚障害のリスク:高
・催吐リスク:軽

<特徴>

作用機序:微小管の脱重合を阻害することにより細胞死へ導き、抗腫瘍効果を発揮する。代謝経路:肝代謝、胆汁排泄(尿中排泄も5~7%認められる)

<代表的なレジメン>

乳がん:TC療法
非小細胞肺がん:CDDP+DTX療法
前立腺がん:DTX+PSL療法

・使用時の注意点

投与方法:点滴静注。他の薬剤との混注は避ける。
投与量の調整が必要になる場合:骨髄抑制(※当日の好中球が2,000/mm3未満の場合は投与を延期)
投与禁忌:感染症合併、ポリソルベート80含有製剤過敏症の既往など
併用注意:抗菌薬(アゾール系、エリスロマイシン、クラリスロマイシン)、シクロスポリン、ミダゾラム
慎重投与:骨髄抑制、間質性肺炎または肺線維症、肝・腎機能障害、浮腫

・重大な副作用

骨髄抑制
過敏症

・その他注意が必要な副作用

血管外漏出
関節痛・筋肉痛

・投与に関するポイント

骨髄抑制:特に好中球減少が起こりやすい。感染予防が必要。
爪の変化:爪の変色・変形、爪が脆くなるなどの症状が出現しうる。治療開始時から、爪の保清や保湿、保護を。
浮腫:本剤の総投与量が300~400mg/m2に達すると発生頻度が増加する。予防・軽減のためにステロイド薬投与を行う場合がある。浮腫の症状と出現しやすい部位(眼瞼や下肢)を確認しておき、セルフモニタリングする。
脱毛:ドセタキセルの場合、完全脱毛もまれではなく、眉毛なども抜ける場合が多い。

ドセタキセルによる過敏症は、添加物であるポリソルベート80が誘因の1つと考えられている。ポリソルベート80は、ホルモン薬(リュープリン)や脳下垂体ホルモン薬(プロイメンド)、G-CSF(グラン、ノイアップ)をはじめとする多数の薬剤に含まれている。

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以上、ドセタキセル(タキソテール)の情報でした。

がんと闘うには、行われる治療の情報(目的や効果)を具体的に理解しておくことが大切です。

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