25.抗がん剤・分子標的薬

カペシタビン(ゼローダ)の特徴と効果。主な副作用

カペシタビン(ゼローダ)の特徴と効果

・一般名:カペシタビン
・商品名:ゼローダ
・投与経路:経口
・血管外漏出による皮膚障害のリスク:なし
・催吐リスク:軽

<特徴>

作用機序:吸収後、肝臓や腫瘍組織で代謝されてフルオロウラシルに変換され、抗腫瘍効果を発揮する。
※フルオロウラシルのブロドラッグ。フルオロウラシルの腫瘍内での濃度を高め、腫瘍組織以外での副作用を最小限に抑えることを目的に開発された薬剤。
代謝経路:肝や腫瘍組織で代謝され、尿中に約80~90%排泄される。

<代表的なレジメン>

結腸がんの術後補助化学療法、手術不能または再発乳がんなど:単剤投与
結腸・直腸がん:XELOX療法

・使用時の注意点

投与方法:経口
慎重投与:腎・肝機能障害、冠動脈疾患の既往歴、骨髄抑制など
併用禁忌:テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム(ティーエスワン)
※テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム、カペシタビンの投与を行う場合は、少なくとも7日以上の間隔をあける。
併用注意:ワルファリンカリウム、フェニトイン、トリフルリジン・チピラシル(ロンサーフ)

・重大な副作用

手足症候群
下痢
肝機能障害(ビリルビン値上昇)

・その他注意が必要な副作用

骨髄抑制

・投与に関するポイント

手足症候群について、初期症状と症状出現時の対処方法について把握しておく。手足の持続する疼痛を自覚した場合は医師と要相談。2回分を1度に内服しないこと。

使用するがん種や患者個々の状況により、併用薬や投与方法が異なる。そのため、投与量や投与スケジュールの確認を。

XELOX療法では、力ペシタビンと併用されるオキサリプラチンによる末梢神経障害が高頻度に出現する。手足症候群の初期症状(手足のピリピリするような感覚異常)を、末梢神経障害と混同してしまう場合がある。

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以上、カペシタビン(ゼローダ)の情報でした。

がんと闘うには、行われる治療の情報(目的や効果)を具体的に理解しておくことが大切です。

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