06.食道がん

食道がん手術後の痛みや体調のケア、回復までの期間

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食道がん手術後の痛みや体調のケア

食道がんの手術は、首、胸、お腹などを大きく切開するため身体的な負担はかなり大きくなります。そのため術後は、十分な体調管理が必要です。

術後はICU(集中治療室)で全身を管理します。期間は医療機関によってそれぞれ異なりますが、およそ1週間程度が目安です。口から食事ができない場合は、しばらく腸に管を通して栄養を取り入れることもあります。

一般病棟に戻ってからも突発的な異変や、術後に起こりやすい合併症への対策などに、十分留意していきます。同時にリハビリテーションも始めます。

■口から食事ができるようになったら

手術翌日~3日で、栄養チューブで流動食をとり始め、8日くらいから、少しずつ自分で食べたり水を飲んだりする練習をします。やがて、ふつうの食事がとれるようになれば退院できるようになります。

■食道がん手術後の体調管理

大がかりな手術だけに、大きな負担がかかった体の早期回復と術後の合併症予防のために、あらゆる面から体調を管理する必要があります。

・呼吸を補助する場合も

医療機関によって異なりますがきちんと切除や縫合ができていれば、手術後すぐに人工呼吸器を外すことができます。合併症を予防する場合や切除範囲が広いなど呼吸が不安定な場合は使用を続けます。

・口内ケア、呼吸の訓練をする

誤って飲食物や唾液などが気管に入り、肺炎などを起こす危険性があるため、口腔内を清潔に保つことが重要です。また呼吸器系の合併症を防ぐために、呼吸の訓練をすることがあります。禁煙は最重要項目です。

・痛みを抑える

痛みがあると呼吸に影響を与え、歩行などの日常動作の練習を妨げます。痛みの程度に合わせて鎮痛薬の量を調整しながら苦痛のない状態に近づけていく工夫がされます。

・早めに離床、歩行する

手術の翌日から、できるだけベッドを降りて歩く練習を始めます。早期の離床が合併予防につながることも分かっています。

・栄養・血糖値を管理

すぐには食事ができないことから、栄養低下によって回復が遅れるのを防ぐことが重要です。血糖値管理は術後合併症予防などのための、重要な管理項目になっています。

このように食道の手術は体に大きなダメージを与えます。

そして、手術をして終わりではなく、再発するケースも多いのが現実です。今後、どのようなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

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本村ユウジ

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