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20.悪性リンパ腫

悪性リンパ腫のステージ分類とそれぞれの標準治療法

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悪性リンパ腫のステージ分類と標準治療法

白血球の一種であるリンパ球ががん化する病気で、いくつかのタイプがあります。患者数は年間約1万6000人と推定され、近年は増加する傾向にあります。分子標的薬のリツキシマブが登場して以来、B細胞性リンパ腫の治療成績は向上しています。

患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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悪性度と病期に加え年齢や体力なども考慮する

悪性リンパ腫は、細胞の病理組織の違いから、「ホジキンリンパ腫」と、それ以外の「非ホジキンリンパ腫」に大別されます。日本人に多いのは非ホジキンリンパ腫で、悪性リンパ腫の9割以上を占めます。

ホジキンリンパ腫は首のリンパ節からわきの下のリンパ節、脾臓というように、連続して順番にがんが広がっていくのが特徴です。一方、非ホジキンリンパ腫は連続して広がらず、離れたリンパ節に飛んだり、リンパ節以外から発生したりします。したがって、2つのタイプでは治療方針が異なります。

非ホジキンリンパ腫では、悪性度が治療方針を決める指標となります。悪性度は病気の進行のスピードから、「低悪性度」「中悪性度」に分類されます。

低悪性度の場合、ゆっくり進行するので患者さんは長く生きられますが、進行すると治療が難しくなります。抗がん剤は細胞が増殖するときに効果を発揮するので、あまり増殖しない低悪性度のリンパ腫には効きにくいのです。中・高悪性度のリンパ腫は基本的に薬物療法がよく効きます。

いっぽうホジキンリンパ腫では、病期分類によって治療計画が立てられます。薬物療法と放射線療法がよく効き、半数以上に完全ながんの消滅が期待できます。

どちらのタイプも治療の中心は強力な薬物療法です。副作用も強いので、治療計画は本人の年齢や体力、持病の有無なども考慮して決定されます。

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悪性リンパ腫の病期と標準治療

<非ホジキンリンパ腫>

・Ⅰ期
首の付け根やわきの下など、1つのリンパ節に腫れがとどまっている
標準治療:放射線療法または化学療法

・Ⅱ期
リンパ節の腫れが離れたところに2カ所以上あるが、その範囲が横隔膜よりも上、または下にとどまっている
標準治療:化学療法

・Ⅲ期
リンパ節の腫れが横隔膜の上下に広がっている
標準治療:化学療法

・Ⅳ期
リンパ節以外の臓器にまで広がっている
標準治療:化学療法

<ホジキンリンパ腫>

・Ⅰ期
わきの下や首の付け根など、1つのリンパ節や1つの臓器に限局している
標準治療:化学療法+放射線療法

・Ⅱ期
2つ以上のリンパ節に腫れがあるが、横隔膜の上か下、どちらかにとどまっている
標準治療:化学療法+放射線療法

・Ⅲ期
リンパ節の腫れが横隔膜の上下に広がっている
標準治療:強力な化学療法(放射線療法を追加することも)

・Ⅳ期
リンパ節以外の臓器にまで広がっている
標準治療:強力な化学療法

悪性度による分類(非ホジキンリンパ腫)

・低悪性度

進行のスピード:年単位でゆっくり進行
B細胞性:濾胞性リンパ腫、MALTリンパ腫など
T/NK細胞性:菌状息肉腫(皮膚が赤らんだり、湿疹ができたりする)

・中悪性度

進行のスピード:月単位で進行
B細胞性:マントル細胞リンパ腫、濾胞性リンパ腫、びまん性大細胞型リンパ腫など
T/NK細胞性:鼻腔型NK/T細胞リンパ腫など

・高悪性度

進行のスピード:週単位で進行
B細胞性:リンパ芽球性リンパ腫、バーキットリンパ種など
T/NK細胞性:成人T細胞白血病/リンパ腫(ヒトT細胞白血病ウイルスⅠ型の感染が原因)など

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ベンダムスチン(トレアキシン)が承認されB細胞性の治療が進化

悪性リンパ腫は、白血球の一種であるリンパ球ががん化する病気です。主に全身に分布するリンパ節に発生しますが、胃、脳、目、鼻、皮膚などリンパ節以外の場所にしこりができることもあります。これらを「節外性リンパ腫」と呼びます。

リンパ球にはB細胞、T細胞、NK細胞の3種類があり、それぞれの細胞が未熟な段階(前駆細胞)でも、がん化することがあるため、悪性リンパ腫の種類は、頻度の低いものまで含めると30種類以上もあります。なかでも日本人に最も多いタイプは「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」です。がん化する細胞で一番多いのもB細胞です。

悪性リンパ腫の治療を大きく変えたのが、2004年に承認された分子標的薬のリツキシマブ(リツキサン)です。B細胞の表面にある「CD20」という目印(抗原)を標的にした抗体製剤で、B細胞リンパ腫の治療成績が向上しました。

さらに10年、低悪性度B細胞リンパ腫(濾胞性リンパ腫)とマントル細胞リンパ腫の2次治療として、抗がん剤のベンダムスチン(トレアキシン)が承認されました。腫瘍縮小効果が強く、完全寛解率が高いことが特徴で、国内の臨床試験で、無増悪生存期間が約20力月延長することが分かっています。

標準的治療の「R-CHOP療法」を受けて再発した患者さんや、標準的治療が効かなかった患者さんには選択肢が増えました。

また、12年のASCO(米国臨床腫瘍学会)で、「BR(ベンダムスチン+リツキシマブ)療法」とR-CHOP療法を初回治療として使用したときの比較試験の結果が発表され、低悪性度B細胞リンパ腫ではBR療法がR-CHOP療法よりも無増悪生存期間を約2倍延長することが分かりました。

R-CHOP療法に比べて心毒性がなく、脱毛もなく、下痢、吐き気・おう吐などの消化器症状も少ないことから、有効性や安全性が確認されれば、今後、BR療法が初回治療になっていく可能性が大きいといわれています。

以上、悪性リンパ腫の治療法についての解説でした。

さいごに

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

過去10年間で、4,300名の患者さんをサポートしてきました。

がんとの闘いは選択の連続。

間違えないためには、がんを治すための「たった1つの条件」を知っておく必要があります。

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本村ユウジ プロフィール

私はどこにも属さない、中立的な立場のがん治療専門アドバイザーです。

医者同士が「がんは放置しろ」「いや、病院で治療すべきだ」と批判しあう異常な時代。玉石混合の情報が飛び交っています。

そんななかで私は「誰とも仲間にならず」「特定の人間に影響を受けず」。

たったひとりで「どうすればがんに勝てるのか」を突き詰めてきました。

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患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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患者さんの声
「私は本村先生がナンバーワンであると信じて疑いません」

このたびは、妻のがんサポートにあたり、医学・栄養学・健康学というさまざまな分野を統合した、トータルサポートをいただき感謝の念にたえません。

おそらく、単なる病院に勤務する医師では知りえないこと、また、栄養管理士という職業の方では気づかないことなど。

貴重な数々の情報を得たことは、何よりも私たち家族にとっての貴重な財産です。

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