05.肺がん

肺がんリンパ節転移の症状と余命

肺がんリンパ節転移

肺がんにかぎらず、がんは最初にがんができた部位(原発巣)から別の部位(他臓器)に移って、そこでがんが増殖することがあります。これを転移といいます。

人間のからだには、免疫をつかさどるリンパがめぐっており、ところどころに関所のような形で、粒状のリンパ節があります。リンパ節は、特に臓器の周囲にたくさん存在しています。

がん細胞がリンパ液に乗って流れ、リンパ節で増殖してしまうことをリンパ節転移といいます。最初にできたがんの近くにあるリンパ節に転移することが、多くみられます。

■肺がんでよくみられるリンパ節転移の場所

肺がんの場合、縦隔や肺門、首や鎖骨上のリンパ節に転移することが多くあります。手術の際、急きょリンパ節を切除することがよくありますが、これは手術によってリンパ節への転移が確認されたり、リンパ節への転移を早期に確認・予防するためです。

肺がんリンパ節転移

肺がんリンパ節転移

がんは病変部位の近くのリンパ節には転移しやすいため、手術時にリンパ節を切除して、転移を確認することがしばしばあります。

■肺がんリンパ節転移でみられる症状

肺がんが縦隔や肺門のリンパ節に転移すると、咳や上半身のむくみ、声のかれ、呼吸困難、などがあらわれます。また、首や鎖骨上のリンパ節に転移すると、顔や腕のむくみやしびれや痛みが生じます。

■リンパ節転移がある場合のステージと余命(5年生存率)

一般にがんでは、リンパ節転移の有無や部位が臨床病期に影響し、治療の内容選択に大きく関係します。肺がんも同様で、リンパ節転移があるほど、また数が多いほど、そして最初の肺がんがある部位から離れた部位に存在するほど、がんの臨床病期(ステージ)は進みます。

なお、非小細胞肺がんでリンパ節転移がある場合は、ステージはⅡA以上になります。小細胞肺がんの場合はステージ分類がないですが、肺に近いリンパ節転移がある場合は限局型、広い範囲におよぶ場合は進展型になるといえます。

なお、非小細胞がんで手術をした場合の5年生存率は、ステージⅡ期(ⅡA+ⅡB期)が50%、ステージⅢA期が25%です。リンパ節転移の範囲が広く、手術ができなかった場合はステージⅢ~Ⅳになります。この場合はステージⅢでの5年生存率は15~20%、ステージⅣの場合は1年生存率が50~60%です。

詳しい記事はこちらにありますので参考にしてください。

以上、肺がんのリンパ節転移についての解説でした。

肺がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

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