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05.肺がん 25.抗がん剤・分子標的薬・免疫チェックポイント

肺がん 非小細胞肺がん TC(カルボプラチン+パクリタキセル)±ベバシズマブ療法の奏効率、生存率、副作用と対策

【レジメン】

CBDCA AUC6(カルボプラチン)=点滴静注(30分以上)
PTX(パクリタキセル)=200mg/m2:点滴静注(3時間以上)
BV(ベバシズマブ)=15mg/kg:点滴静注(初回90分)

【前投薬】

①5-HT3受容体拮抗薬(Day1)
②デキサメタゾン19.8mgIV(Day1),8mgPO(Day2~3):PTX投与30分前
③ジフェンヒドラミン50mgPO:PTX投与30分前
④ファモチジン20mgIV:PTX投与30分前
⑤アプレピタント125mg(Day1),80mg(Day2~3)


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基本事項

【適応】

進行非小細胞肺がん

・StageIVおよびStageⅢB(がん性胸膜炎、対側肺門リンパ節転移症例)の初期治療
・PS:0~1

【奏効率】

[CBDCA+PTX]

・奏効率
31.0%

・無増悪生存期間(PFS)
5.9カ月

[CBDCA+PTX+BV followed by BV療法]

・奏効率
60.7%

・無増悪生存期間(PFS)
6.9カ月

【副作用】

<Grade3以上>

・好中球減少:TC=84.5%、TC+BV=91.2%
・血小板減少:TC=8.6%、TC+BV=4.8%
・発熱性好中球減少症:TC=6.9%、TC+BV=8.8%
・高血圧:TC=0%、TC+BV=11.2%
・食欲不振:TC=1.7%、TC+BV=5.6%

レジメンチェックポイント

①前投薬の確認:制吐薬・重篤な過敏症状の発現を防止

②投与量の確認

・CBDCA:Calvertの式より算出

・PTX:白血球4,000/mm3未満または好中球2,000/mm3未満であれば、投与を延期する。白血球1,000/mm3未満となった場合、また重篤な末梢神経障害が発生した場合には次回の投与量を減量する

<PTX:減量の目安>

・通常投与量=210mg/m2

・1段階減量=180mg/m2

・2段階減量=150mg/m2

・3段階減量=135mg/m2

<PTX:肝機能低下症例に対する減量の目安>

・AST/ALT:10×ULN未満かつT-Bil:1.26~2.0×ULN=PTX投与量:25%減量

・AST/ALT:10×ULN未満かつT-Bil:2.01~5.0×ULN=PTX投与量:50%減量

・AST/ALT:10×ULN未満またはT-Bil:5.0×ULNを超える=PTX投与量:中止

③点滴速度の確認

・CBDCA:250mL以上の5%ブドウ糖液または生理食塩液に混和し、30分以上で点滴静注

・PTX:500mLの5%ブドウ糖液または生理食塩液に混和し、3時間で点滴静注

※PTXでは白血球減少は24時間投与の方が重篤であり、血中濃度0.05~0.1μmol/L以上の持続時間が長いと重篤化するとの報告があるため、投与時間の延長には要注意

・BV:初回投与時は90分かけて点滴静注する。忍容性が良好であれば、2回目の投与は60分間、それ以降の投与は30分間投与とする

④投与ルートの確認

希釈液は過飽和状態にあるため、PTXが結晶として析出する可能性があるので、投与時には0.22μm以下のメンブランフィルターを用いたインラインフィルターを通して投与する。また、点滴用セットなどで本剤の溶解液が接触する部分に可塑剤としてDEHPを含有しているものの使用を避けること

⑤併用薬の確認

<PTX>

・併用禁忌
ジスルフィラム、シアナミド、プロカルバジン:併用によるアルコール反応(顔面潮紅、血圧降下、悪心、頻脈、めまい、呼吸困難、視力低下など)を起こすおそれがある
ビタミンA、アゾール系抗真菌薬、マクロライド系抗菌薬、ニフェジピン、シクロスポリン、ベラパミル、ミダゾラム(PTXの代謝酵素がCYP2C8、CYP3A4であるためPTXの血中波度が上昇)

<CBDCA>

腎毒性および聴器毒性を有する薬剤(アミノグリコシド系抗菌薬等)との併用で腎障害および聴器障害のリスク増大


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副作用対策と服薬指導のポイント

①アルコールに関する問診(アルコールに過敏な患者は慎重投与):PTXでは自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事させないように注意すること。Tri-WeeklyのPTX投与ではビール瓶中瓶1本程度のアルコールが含まれている

②アレルギー症状:PTXにより皮膚の異常(蕁麻疹)、顔面潮紅、息苦しさ、動悸などが発現した場合はすぐに申し出ることを伝える

※PTXと溶解補助剤のポリオキシエチレンヒマシ油による過敏症およびショック

③末梢神経障害:PTXにより手足のしびれ、刺痛、焼けるような痛みが発現した場合はすぐに申し出ることを伝える。PTXによる末梢神経障害は高頻度に起こるため、適切に減量、休薬などを行う

※末梢神経障害は、PTXの総投与量が250mg/m2を超えるとほぼ必発する

④脱毛:PTXでは高頻度で発現し、治療後1~3週間で抜け始め、全治療終了後は回復する。

⑤腎障害:CBDCAでは予防として水分の摂取を心がける。アミノグリコシド系抗菌薬との併用で増強されることがある

【BV併用時】

①高血圧:自宅で血圧測定および記録を行うよう指導する。高血圧による嘔気や頭痛、呼吸苦、胸痛、めまいなどの症状が認められた場合、または収縮期血圧180mmHg、拡張期血圧11OmmHg以上の場合には速やかに連絡するよう伝える。降圧薬は積極的適応、禁忌もしくは慎重投与、薬物相互作用を考慮し、個々の患者の臨床状況に応じて選択する。

②出血:鼻血や歯肉、膣などの粘膜から軽度の出血がみられることがある。10~15分経っても止まらない場合は連絡するよう伝える。

③血栓塞栓症・うっ血性心不全:意識消失やめまい、胸痛、息切れ、手足のむくみ、ろれつが回らないなどの症状が認められた場合は速やかに連絡するよう伝える

④創傷治癒遅延:手術前後4週間はBVの投与を避ける。ポート挿入などの小手術は可能

⑤消化管穿孔:発現頻度は2%未満で、3カ月以内の発現が最も多い。激しい腹痛などの症状があればすぐに連絡するよう伝える

⑥尿蛋白:ネフローゼ症候群、蛋白尿があらわれることがあるので、投与期間中は尿蛋白を定期的に検査する

⑦喀血(2.5mL以上の鮮血の喀出)の既往のある患者は禁忌である(肺出血があらわれるおそれがあるため)。治療前、治療中を含め患者の観察が必要である

 

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がんを治すための『たった1つの条件』とは?

 

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

「医師に提案された抗がん剤が怖くて、手の震えが止まらない」

「腰がすこし痛むだけで、再発か?転移か?と不安で一睡もできなくなる」

「職場の人も家族さえも、ちゃんと理解してくれない。しょせんは他人事なのかと孤独を感じる」

こんな苦しみに溢れています。

年齢を重ねると、たとえ健康であっても、つらいことはたくさんありますよね。

それに加えて「がん」は私たちから、家族との時間や、積み重ねたキャリア、将来の夢や希望を奪おうとするのです。

なんと理不尽で、容赦のないことでしょうか。

しかしあなたは、がんに勝たねばなりません。

共存(引き分け)を望んでも、相手はそれに応じてくれないからです。

幸せな日々、夢、希望、大切な人を守るには勝つしかないのです。

では、がんに勝つにはどうすればいいのか?

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