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07.乳がん

乳がんの標準的な検査と治療の流れ

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乳がんの検査や治療について指針を提言する日本乳癌学会は「患者さんのための乳がん診療ガイドライン」を公表し、予防、検診、治療(薬物治療、外科治療、放射線治療)、検査療養の各領域において詳しく解説しています。

ここでは、その概要として、大きな流れを説明したいと思います。


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乳がんの検査と治療の流れ「乳がんであるかどうかの検診・診断」

日本人女性では乳がんにかかる人の数は増加しています。特に40歳代から乳がんにかかる危険が高くなります。そのため、40歳を過ぎたら自覚症状がない女性でも、2年に1回は乳がん検診を受けることが推奨されています。40歳未満でも、乳がん発病のリスクが高い女性は、2年に1回は乳がん検診を受けることが推奨されています。

自覚症状がある女性は年齢に関係なく、病院・診療所などの医療機関で診察を受けるべきだといえますが、自覚症状として一番多いのは、乳房のしこり、乳頭からの分泌物、乳房の痛みなどです。

乳がん検診では、乳房撮影(マンモグラフィ)と乳房視触診の結果に基づいて、医師が乳がんの疑いがあると判断した場合には医療機関に紹介されます。医療機関では乳がん専門医によって診断が進められます。

診断のためには、触診、視診などの診察、乳房撮影(マンモグラフィ)と乳房超音波検査が行われます。その他の画像検査として乳房CT、乳房MRIが行われることもあります。診断確定のためには、細胞診、組織診(細胞を採取して顕微鏡で見て、がんであるかないかを判別する検査)が不可欠です。

乳がんの検査と治療の流れ「治療方法を決定するための診断」

乳がんであることが確定した場合、治療方法を決めるために、がんがどこまで広がっているのかの検査・予後因子・予測因子の診断、全身状態と臓器機能診断を行います。

広がりの検査では、乳がんがわきの下や鎖骨周囲のリンパ節や、肺、肝臓、骨などの臓器に転移していないかを調べます。予後因子・予測因子の診断とは、乳がんの性格を検査することです。これは手術で切除した乳がん組織を用いて検査する場合もあります。

全身状態と臓器機能診断とは手術や抗がん剤治療を受けるうえで、肝臓、肺、腎臓、骨髄など臓器機能に問題がないかを検査することです。

また、治療方法を決定するためには患者さん自身の希望にも十分に配慮されることが大切です。必ずしもルール通りに治療を受けなければならない、ということではないからです。治療方法に関して要望があれば、医師との面談の際にきちんと伝えるようにしましょう。


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乳がんの検査と治療の流れ「初期治療と経過観察」

治療方法は最良の効果を達成するために、抗がん剤、ホルモン剤、分子標的治療薬、乳房温存手術、乳房切除術、放射線の6つの治療方法の中から必要なものを選び、適切な順番で実施します。

例えば術前化学療法の場合には、まず抗がん剤治療を行い、腫瘍が縮小した段階で乳房温存手術そして放射線照射を行い、ホルモン療法を続けるということになります。また、検診マンモグラフィで石灰化により発見された非浸潤がんの場合は、乳房温存手術のみで治療が終了する場合もあります。

乳がんの検査と治療の流れ「再発診断と再発後の治療」

初期治療後に再発が見つかった場合、手術した乳房付近だけの再発(局所再発)か、それとも遠隔臓器への転移があるかを区別して対応します。

手術した乳房付近だけに再発した場合、乳房温存手術後と乳房切除術後、あるいは放射線照射を以前に実施した場合としなかった場合で、対応は異なります。治療終了後、全身治療が必要かどうかを検討します。

遠隔臓器への転移がある場合、必要であれば放射線照射、外科手術を行いますが、治療の対象は転移があった部分を中心に「全身」となります。ですので化学療法が軸になるといえます。

ホルモン療法が効く可能性がある場合には原則としてホルモン療法から開始しますが、呼吸困難を伴う肺転移や広範囲に及ぶ肝転移のある場合には、抗がん剤を先に使用することもあります。

ホルモン療法が効く可能性があり、リンパ節、皮膚や骨だけに転移のある場合や肺、肝臓などの内臓転移があっても症状を伴わない場合には、ホルモン療法から開始します。ホルモン療法と抗がん剤の同時併用は行いません。

ホルモン療法の効果がある場合には、効果がなくなるまで治療を継続し効かなくなったら次のホルモン療法に切り替え、合計3~4種類を順番に使用します。治療しても効果がない場合には、ホルモン療法は終了し抗がん剤治療に移ります。

ホルモン療法は閉経前女性と閉経後女性では、使用する薬剤が異なる場合があります。ホルモン療法が効く可能性がない場合やホルモン療法が効かなくなった場合には抗がん剤治療を開始します。

その際、HER2過剰発現を伴う乳がんの場合には、トラスツズマブ(ハーセプチン)単独、あるいはトラスツズマブと抗がん剤を併用します。HER2過剰発現を伴わない乳がんの場合には抗がん剤を使用します。

抗がん剤は3~4種類を順番に使用します。効果があり副作用が許容できる範囲内であれば、効果が続く間は同じ治療を継続します。そうでない場合には、QOLを重視する観点から治療を打ち切る場合もあります。

以上が乳がんの検査~治療の概要ですが、乳がんは「がん細胞のタイプ」により、どのような治療が効きやすいかがある程度分かっています。まずはタイプを知り、どんな治療が標準治療なのか、医師の提案はどういった治療なのか、を知ることがスタート地点になるといえます。

以上、乳がんの検査についての解説でした。

 

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本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、おかげで元気になりました」

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→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

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