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17.膵臓がん

膵臓がんの転移・再発のときの症状と苦痛の緩和

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膵臓がんの転移・再発のときの症状

膵臓がん再発の初期症状はほとんどないか、あるいはほとんど気にならない程度のものです。はっきりとした症状が出現するようなときは、多くの場合でかなり深刻な状況といえます。

肝転移では腫瘍がよほど大きくならない限り、症状はほとんど見られません。腫瘍が大きくなって肝臓を押し広げるほどになると腹痛が生じることがあります。また、肝臓の中やすぐそばで転移した腫瘍によって胆汁の流れがうっ滞すると、黄疸が出現します。

患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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また、うっ滞した胆汁に細菌感染が加わると胆管炎になりますので、多くの場合は38℃以上の発熱や腹痛などが見られます。

局所(手術部位)に再発し、背中の後ろの方の神経を刺激すれば、背部痛などの痛みが出現します。また、骨転移の場合は、その部位の痛みを伴います。

腹膜転移により、がん性腹膜炎になると、おなかに水がたまる(腹水)ことがよくあります。これに、低栄養状態(低たんぱく血症)が加われば、腹水が多量にたまることも珍しくありません。このような場合は、おなかが張った感じがしますし、からだは痩せてきているのにおなかだけ妙に出ている体型になることも珍しくありません。

また、腹膜転移やがん性腹膜炎により消化管の流れが障害されれば、腹痛や腸閉塞症状(吐き気や嘔吐、おならが出ないなど)が出現します。

肺に転移した場合や、転移した腫瘍によって気管が圧迫された場合では、咳や痰が出るようになり、呼吸がしづらくなります。また、胸水がたまることもあります。

また、食欲不振や全身倦怠感、体重減少、痩せなどは転移・再発した患者さんに共通してよく見られる症状です。終末期には、極端な栄養失調でげっそりと痩せてしまいます。

このような状態を、「悪液質」の状態といい低栄養とともに、一方的に増殖するがんによって、からだの栄養分が奪われた状態と理解されています。

苦痛に対する対処法

病院ではいろいろなやり方で痛みを軽くする対処が行われます。

・痛み止めの薬を使う

がんに伴うからだの痛みのほとんどは、鎮痛薬を適切に使うことで大幅に和らげることができます。鎮痛薬には、アスピリン、アセトアミノフェンなどの一般的な鎮痛薬や、医療用麻薬(モルヒネなど)があります。

それぞれに、内服薬のほかに、注射や坐薬、貼り薬もあるため、薬を服用することができない場合でも使うことができます。

痛みを和らげるために必要な量は、痛みの原因や強さ、鎮痛薬に対する反応の個人差などによって異なります。そのため、それぞれの患者さんにとって十分に痛みを止めることができる量を、患者さんに鎮痛薬の効果を尋ねながら調節していきます。なるべく早いうちから十分な相談のもと、治療を受けられるようにしていくことが大切です。

・神経ブロックの処置をする

痛みの原因になっている神経を麻痺させる注射を行い、痛みを感じにくくすることが可能な場合に行われます。

・放射線治療をする

骨などに転移したがんは強い痛みの原因になるため、放射線をあてることなどで痛みを抑えることができる場合があります。

・腹水に対する対処法

根本的な治療法は残念ながらありません。基本的には、利尿剤の内服や注射を行い、腹水をコントロールします。また、低たんぱく血症があれば、たんぱくを補充することもあります。

しかし、腹水が多量にたまり、腹部が強く張った感じが出現した場合などでは、腹腔穿刺といっておなかに針を刺して、腹水を抜く治療が必要になります。

腹水を抜くといったんは楽になりますが、多くの場合で腹水はまたたまってきてしまうので、このような場合は繰り返し腹腔穿刺を行うことで対応します。また、細いチューブをおなかに留置して、定期的に腹水を抜く場合もあります。

・消化器症状(食欲不振、吐き気、嘔吐)に対する対処法

がんの終末期には、食欲不振や吐き気、嘔吐などの消化器症状がみられます。このような症状を放っておくと、体力は衰弱する一方です。

吐き気や嘔吐が見られる場合は、それらに対応する薬を投与します。食事が取れない場合は高カロリー点滴による栄養補給を行います。消化器系が機能していれば、高栄養の流動食を補給します。

しかし、これも補給のバランスが崩れれば、ひどいむくみが生じてくることもありますので、無理な補給は控えたほうがいい場合もあります。

そのほか、原因が特定できない倦怠感や食欲不振に対しては、抗不安薬やステロイド、漢方薬などが有効な場合もあります。

腸閉塞によって吐き気や嘔吐が起こっている場合は少し厄介です。腸が完全に閉塞していなければ、内服薬や注射薬である程度コントロールは可能です。しかし、完全に腸が閉塞してしまった場合は、鼻からチューブを胃や小腸に進めて、腸液を抜かなければならず、多くの場合でチューブは長期的な留置が必要になります。

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心のケアを行う

緩和ケアや、精神科(精神腫瘍科)、心療内科の医師のほか、心の問題を専門に扱う看護師や心理士、ソーシャルワーカーなどによる心のケアを受けることができます。抗不安薬や抗うつ薬などが有効な場合もあります。

以上、膵臓がんの症状と緩和についての解説でした。

さいごに

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

過去10年間で、4,300名の患者さんをサポートしてきました。

がんとの闘いは選択の連続。

間違えないためには、がんを治すための「たった1つの条件」を知っておく必要があります。

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本村ユウジ プロフィール

私はどこにも属さない、中立的な立場のがん治療専門アドバイザーです。

医者同士が「がんは放置しろ」「いや、病院で治療すべきだ」と批判しあう異常な時代。玉石混合の情報が飛び交っています。

そんななかで私は「誰とも仲間にならず」「特定の人間に影響を受けず」。

たったひとりで「どうすればがんに勝てるのか」を突き詰めてきました。

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患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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患者さんの声
「私は本村先生がナンバーワンであると信じて疑いません」

このたびは、妻のがんサポートにあたり、医学・栄養学・健康学というさまざまな分野を統合した、トータルサポートをいただき感謝の念にたえません。

おそらく、単なる病院に勤務する医師では知りえないこと、また、栄養管理士という職業の方では気づかないことなど。

貴重な数々の情報を得たことは、何よりも私たち家族にとっての貴重な財産です。

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