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04.大腸・直腸がん

直腸がん手術後に起きる後遺症とその対策とは?

直腸がん手術後遺症

直腸がんの手術後は、排便機能、排尿機能、性機能などの何らかの障害が少なからず起きます。それぞれどのように考えればよいのか。対策があるのか、などについてまとめています。


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排便機能障害

直腸がんの手術で肛門を残しても便が思うように出ずに悩む方も少なくありません。時間がたてばかなりの改善が見られますが、便の回数が多い、排便がなかなか思うようにいかずに時間がかかる、などの不便が生じます。

便の出口である肛門を残しても便を一時的にためる役割を持つ直腸の一部分が無くなることになるので、腸の連続性や神経の一部が失われている状態です。そのために便を一度に押しだす力も弱く、健康なときのように排便が1日1回というわけにはいかなくなります。また、1度の排便でも10~15分もかかることもあります。

とくに手術をしたのが肛門近くなればなるほど、排便昨日の回復に時間がかかり、手術後2~3年たっても、1日に3~4回、トイレに行かなければならない場合があります。残っている直腸の長さや年齢などによって回復の度合いは変わるといえます。残っている直腸が長いか、年齢が若ければ回復が早いといえます。もちろん、手術の技術、吻合の正確さなども関係します。

医師からも「普通は半年から2~3年でかなり改善されます」と説明があるにすぎず、特に何かをすれば回復しやすくなるわけではありません。食事の内容やライフスタイルなどをできるだけ良い状態に保ち、下痢や便秘などを起こさないようにすることが重要になります。

なお、肛門を残しても、括約筋が傷ついていたり、高齢による退化があれば、排便機能の回復はむずかしく、しばしば便失禁を起こすことになります。そのような状況が続けば日常生活に大きな支障をきたすので、人工肛門に切りかえたほうがよい場合もあります。

排尿機能障害

直腸がんの手術を受けたあと、尿が思うように出なかったり、残尿があって困っている人も少なくありません。その原因は2つあります。

1つは直腸の手術のときに膀胱の働きを支配している自律神経が傷つくためです。膀胱を支配する自律神経は直腸のすぐそばを走っていて、直腸を切除するときに一緒に切断してしまうことがあるからです。

とくにがんが周辺に広がっているときは、リンパ節をふくめて周辺を広く切除することが求められるため神経を残せず、切除することになります。その結果、膀胱に尿がたまっても尿意がなく、膀胱も収縮せず、排尿できないということになります。

ただ、この神経は仙髄の左右から複数に出ており、注意すれば神経を完全に、または一部を残すことができます。完全に残れば手術後も以前と同じように尿は普通に出せます。たとえ神経を一部しか残せなくても、多少回復に時間がかかるものの、術後1~2ヵ月で自然に尿が出るようになります。

排尿障害のもう1つの原因は、手術によって膀胱の形が変わるからです。とくに直腸をとってしまうと膀胱の後ろが空っぽになり、そのために膀胱は後ろに倒れて尿道の出口で屈曲して尿が流れにくくなります。また、これらの原因で膀胱に尿がいつもたまっていると膀胱炎を起こし、膀胱そのものが以前のように収縮しなくなってしまいます。

※機能回復への取り組み

直腸がんの手術のあと、尿が思うように出ないとき、神経が一部でも残っていれば尿意があり、そのような場合は一時尿が出なくても根気よく導尿を行うようにします。

自尿(自分で尿を出す)がないときはフォーリーカテーテルを留置し、1週ごとに交換します。その際、白尿の有無をチェックし、自尿があれば残尿を測定し、よければフォーリーカテーテルの留置をやめて、4~5時間ごとに間欠的に自分で膀胱に細い管を入れて尿を出す自己導尿を行います。

残尿が100ミリリットル以下になれば自己導尿を朝夕2回とし、就眠前にはなるべく水分摂取を控え、残尿が50ミリリットル以下になれば導尿も中止します。導尿の際はなるべく無菌的(水道水で良く洗浄する)にやります。

たとえば600ミリリットルを超えると、膀胱の筋肉が過伸展し、膀胱に尿がたまりすぎ、その後、しぼんだ風船のように収縮力がなくなります。また炎症を繰りかえすと収縮しなくなって回復不能となります。回復を早めるために薬物投与やハリ治療も有効です。

術後2ヵ月を経過しても自尿がなければ、泌尿器科医に相談しましょう。原因を明らかにし、たとえば外科的な手術(経尿道的前立腺切除、膀胱頸部切除、外尿道括約筋切開術、膀胱頸部形成術など)で改善されることがあります。


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男性機能の障害

直腸がんの手術の手術で男性機能を失わずに防止するためには神経を完全に温存する必要があります。一部でも損傷していると、勃起能力は回復することはあっても、射精などの満足な性機能の回復は困難です。1年後に回復しなければその後も回復は難しいといえます。傷害された場合の対策として、勃起能の回復のために「吸引療法」を繰りかえすことが有効だとされています。

近年では陰茎にパパベリンやプロスタグランジンE1などの注射を行い、3~4時間くらい勃起させるという治療もおこなわれています。この注射は何回でも繰りかえしが可能です。バイアグラも60~80パーセント有効、という報告があります。

以上、直腸がんの手術と後遺症についての解説でした。

 

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本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

「医師に提案された抗がん剤が怖くて、手の震えが止まらない」

「腰がすこし痛むだけで、再発か?転移か?と不安で一睡もできなくなる」

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こんな苦しみに溢れています。

年齢を重ねると、たとえ健康であっても、つらいことはたくさんありますよね。

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なんと理不尽で、容赦のないことでしょうか。

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では、がんに勝つにはどうすればいいのか?

最初の一歩は『治すためのたった1つの条件』を知ることからです。

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