がん専門のアドバイザー、本村です。
サポートをしている中で「近藤誠さんの考え方や意見を本村さんはどう思われますか」という質問を受けることはとても多いです。これまで10回や20回ではありません。
そういえば過去、実際に近藤さんのセカンドオピニオンを受けられた人も多かったよな・・・と思い、どのくらか数えてみたら思ったよりたくさんいました。
個人情報に抵触しない範囲で、セカンドオピニオンを受けた結果のコメントを抜粋してみたいと思います。
そこから、実際にセカンドオピニオンを受けたときにどんな話をされるのか、想像はつくと思います。
近藤誠医師のセカンドオピニオン ケース1
近藤先生のセカンドオピニオンを受けました。
花咲癌になるの可能性もあることと、
放置△
全摘△
部分切除△+放射線25回△~×
センチネル生検×
抗がん剤×
ホルモン療法×
でした。
こちらで温存療法可能かどうか紹介状出してくれました。
近藤誠医師のセカンドオピニオン ケース2
私からの質問:
1)昨年2月時点(ステージ1b)で手術すれば現在のようにステージⅣで手術が出来ないほど悪くはならなかったと考えられますか?
昨年11月に近藤誠先生のセコンドオピニオンを夫婦で受けました。そのとき、子宮体癌になった人が手術を受けたらその後膣に転移して数年後?に亡くなったと聞きました(だから安易に手術を受けないほうが良いというニュアンスだったような気がします)。
そのことから逆に私は2月の時点で手術したとしても、妻の場合は、膀胱や膣に転移しただろうと推測していますが。
近藤誠医師のセカンドオピニオン ケース3
(4)乳がん 浸潤性乳管がん(右胸)
ホルモン受容体→陽性
HER2→陽性
(5)しこり2㎝くらい
まだ全身の検査(MRなど)をしていないので進行度を告げられていない状態.
(7)2016年12月しこりを感じ、病院にて検査をした後12月27日に告知を受ける。
全身の検査後 抗がん剤→たぶん全摘手術→抗がん剤の治療になるという説明を受けて、いったん納得しようとしたが・・・抗がん剤はドセタキセル、ハーセプチンとのことでした。
後日、近藤誠さんのセカンドオピニオンにて、部分切除する場合の病院を紹介いただき、今日16日受診します。
近藤誠医師のセカンドオピニオン ケース4
14日に手術前最後の診察がありました。リンパは、浮腫に関係ありそうなものを残して、30個ほど取ることに。卵巣は希望して残すことにしました。
その後、近藤誠医師のセカンドオピニオン外来を私一人で受けました。
妻のがんはがんもどきで、何もしない方が良い、すればかえって命が縮まる可能性も、というものでした。
リンパ郭清は科学的根拠がないので意味なし。卵巣は必要。閉経が早いと短命になる傾向がある。どうしても手術するなら放射線がベター。要するに何もしなくても問題ないがんとの判断でした。
近藤誠医師のセカンドオピニオン ケース5
手術を受けるなら、早い方がいいと思うのですが、術後の痛みなどを考えるととても怖くなります。
全摘するのはいいのですが、再建を考えていて、最初はお腹からと思っていたのですが近藤誠先生に相談した時、そんな恐ろしいことしない方がいい、術後モルヒネも効かないくらい大変な目にあってる人がいると言われ、怖くなりました。
なのでインプラントを考えるようになりました。全摘のあとエキスパンダーをいれて、半年かけて生理食塩水を足していくらしく、それがかなり痛いらしいのです。
近藤誠医師のセカンドオピニオン ケース6
3月末に佐賀市内の個人病院でセカンドオピニオンを受け、まったく同じことを言われたので手術を受ける決意をし、5月初旬に手術の予約を入れていました。
しかし、いろいろ考えたり、調べたりしていると不安になり、結局、4月初旬に手術はキャンセルしました。
その時、先生から放置したら、死にますよと言われたのがずっと頭から離れません。
それから4月21日に近藤誠セカンドオピニオンを受診しました。
診断は99,9%がんもどきとの事。右胸が少し張っている。気になるなら温存手術をしてもらいなさいと言われ川崎市の総合新川橋病院の村山医師宛に紹介状を書いてもらいました。まだ受診はしていません。
近藤誠医師のセカンドオピニオン ケース7
治療法について 迷っています。
12日に 友人の紹介で 近藤 誠先生のところにセカンドオピニオンを伺いに行きました。
彼の本は数冊読んでいましたので 言われることは想像つきましたがやはりオペはせず、黄疸処置を繰り返していくことだと。
ただ黄疸処置を繰り返すだけに付き合ってくれる病院を見つけるのは難しいね、とのことでした。
私の家族には医療従事者が多いのですが、皆ドクターと同じようにオペを勧めるばかりです。
近藤誠医師のセカンドオピニオン ケース8
2015年1月:本人と家族で、近藤誠先生に相談しに行き、サイバーナイフについての相談もしてみましたが、癌は肺動脈にくっついた状態にある為、場合によっては照射する事で大出血して死んでしまうかも知れないのでお勧めしない、手術も抗がん剤も寿命を縮めてしまう為、勧めないとの話を聞く
近藤誠医師のセカンドオピニオン ケース9
セカンドオピニオンに愛知がんセンターを予約6月8日がセカンドオピニオンの日程となる。
その前に時間があったため、6月4、近藤誠セカンドオピニオン元来を受診。
あなたの癌は7割がんもどき、3割は本物癌と中途半端な診断、的を得ない回答をもらい、有明病院の紹介状をもらう。
近藤誠医師のセカンドオピニオン ケース10
それから、近藤誠先生の書籍は何冊か読んでいて、セカンドオピニオンも受けています(その時はやはり抗がん剤はやめなさいと言われました
近藤誠医師のセカンドオピニオン ケース11
今のところいたって元気で、献血も今までに65回もしている、とても丈夫な人なのに、入院したらとたんに病弱になってしまうのかと思うと恐ろしいです。
がんを攻撃するから暴れ出す、刺激するから痛み出す、という理論にも一理あると思います。実は12月に東京の近藤誠先生にも意見を伺いに行っています。
苦しめるだけで、かえって寿命を縮めるくらいなら、抗がん剤はやめて、さいごまで元気に生活する道を選ぶのも・・・と思いますが、多くの方は、「それは年寄りの場合で、若い人にはもったいない」と言います。
こんなケースも
近藤誠さんの本を読んで、肝臓の手術はしないことに決めて、対症療法として自宅で光線治療コウケントーを行い、ナチュラリープラス社の水素水とスーパールテインミルトプラスとスーパーユーグレナパラミロンARXを通常の5倍飲み、
済陽高穂さんの今あるガンが消えていく食事 と言う本を読み自己流でやっていき3ヶ月経ちましたがあまり食欲もなく体重も減り、目に見えた効果も得られずに術後3ヶ月後のMRIを撮った結果、倍まではいきませんが増大しており、手術も難しい状態と言われ、7月5日の直腸がんの検診の際にこれからの治療法を決めることになります。
抗がん剤は望まないため、どう医師に相談して良いかもわからず途方にくれております。
知識もない状態ですので何をどうしていいのかわかりません。どうぞお知恵をお貸しください。よろしくお願いいたします。
まとめ
その他にも実際に受けたケースはたくさんありましたが、ここまででだいたいの傾向は分かると思います。
早期がんなら、がんもどきかもしれないので放置。進行がんなら何をしても治療のダメージが上回るので放置。中間的な状況のときは、必要最低限の手術、放射線なら可。抗がん剤はいかなるときも不可。
ということになりますね。
料金は30分で3万円が基本的な設定のようです。
会って話を聞くことで納得できる、という面はあるかと思いますが、書籍がたくさん出ているのでそこでおよその答えは想像できるように思います。