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24.放射線治療

放射線治療の効果があるがんと、効果が薄いがんについて。分かりやすく解説

出典:筑波大学附属病院

「がんに放射線を当てると、がん細胞は死ぬらしい」ということは、多くの患者さんが理解していることです。

しかし、「なぜ放射線を当てたらがん細胞が死ぬのか」「放射線治療が効きやすいがんやタイプ、効きにくいがんやタイプ」などの詳しい情報についてはあまり知られていません。

この記事では、放射線治療がどのようにしてがん細胞を殺すのか。また、効果のあるがんや効果の薄いがんについて解説します。


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放射線が、がん細胞を殺す仕組み

放射線をがん細胞に当てると、がん細胞のDNAが損傷し、結果として細胞が死にます。「焼く」というイメージを持っている人もいますが、焼くのではなく「DNAを損傷させる効果がある」のが放射線です。(それゆえに人体にとってはリスクがある)

がん細胞であれ、正常細胞であれ、放射線が当たると「細胞核」の中にある染色体を構成するDNAが損傷します。DNAが損傷すると、細胞は分裂速度を調整したりしながらDNAの回復を試みます。

軽い損傷であれば修復されることもありますが、不完全に修復されてしまうと「異常な細胞」になります。基本的に異常細胞は生き残れないのでやがて死滅します。また、異常性を感知して自滅(機能的細胞死=アポトーシス)します。

放射線がまともに当たると修復は困難になり、多くは修復もできずに細胞は死ぬ(細胞壊死=ネクローシス)ことになります。

また、大きな特徴の1つとして「がん細胞のほうが正常細胞よりも放射線に弱い」ことが挙げられます。

放射線は活発に分裂・増殖している細胞や、未分化(形が崩れている)細胞に強い影響を与えます。

正常細胞よりも早く分裂・増殖しようとするがん細胞や、顔つきが悪い=未分化のがん細胞は正常細胞よりも放射線に弱いのです。

また、前述した「DNAの修復」についても、正常細胞に比べてがん細胞は「修復力が低い」ので、一度放射線を受けると回復できずに死ぬ確率が高いのです。

がん細胞のほうが放射線に弱い、という特徴を生かして治療する

放射線治療はこのような「正常細胞よりもがん細胞のほうが放射線に弱い」という特徴を生かして行われます。

例えば乳がんの温存治療後の放射線治療は数回にわたって行われます。

これには放射線照射後「正常細胞は回復してきたものの、がん細胞はまだほとんど修復されていないタイミング」で再び放射線を照射することで、正常細胞をできるだけ損傷させず、がん細胞だけを死滅させていく、という狙いがあります。

放射線の効果が出やすいがん、効果が出にくいがん

放射線治療は「どのがんでも均一な効果」があるわけではありません。

がん細胞のタイプよる感受性の差と、がんができた臓器が放射線に対して強いか、弱いか、つまりどれほど耐性を持っているか、によって効果が異なります。

【放射線の感受性が低く、放射線に適していないがん】

・胃がん、大腸がん、肝臓がん

【放射線の感受性が低く、放射線に適していないがんのタイプ】

・腺がん、骨軟部肉腫

(ただし、粒子線治療=重粒子線や陽子線では高い効果が得られる可能性が高い)

【放射線の感受性が高く、放射線に適しているがんのタイプ】

・扁平上皮がん、小細胞がん、悪性リンパ腫など

他の治療と併用されるかどうか

・基本的に手術のみ放射線は使わない:早期の胃がん、大腸がん、食道がん

・放射線治療のみもありえる:早期咽頭がん、喉頭がん、舌がん、肺がん、前立腺がん、子宮頸がん

・放射線と化学療法が組み合わされることが多い:咽頭がん、喉頭がん、肺がん、前立腺がん、進行食道がん、進行膵臓がん、進行子宮頸がん、悪性リンパ腫

・手術+放射線治療がよく行われる:早期乳がん、脳腫瘍


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放射線治療の副作用

薬を使う化学療法は、全身の副作用に関わりますが、放射線治療は「ピンポイント性に特徴がある局所治療」であるため、基本的な副作用は「照射した場所だけ」に起ります。

例えば頭部に放射線を当てた場合、当てた部分には脱毛が起きる可能性がありますが、当たっていない部分には関係しません。

それでも副作用を受けずに済む、ということはほとんどなく、頭頸部がん照射による口内炎や咽頭炎(いんとうえん)、子宮頸がん照射による下痢など当たる部位によって様々な副作用が起りえます。

また、放射線治療の副作用の特徴として、照射直後に起きる「早期障害」と、数か月後に起きる「晩期障害」があります。

がん放射線治療「早期障害」とは?|後遺症と副作用

がん放射線治療「晩期障害」とは?|後遺症と副作用

放射線治療を受けるうえでの病院の選び方

放射線治療の計画を立て、実施するのは放射線専門医です。欧米に比べて日本の放射線治療医は少なく、どこにでも常駐している、というわけではありません。

首都圏の大学病院、がんセンターなど大きな病院には専門医が常駐していることがほとんどですが、そうでないこともあります。

放射線治療を検討する場合、「日本放射線腫瘍学会」に認定された施設(専門医がいることが認定の条件)をまずは探しましょう。

また、放射線治療を行う機器や製品にも種類があり、通常のリニアックから、IMRT、サイバーナイフ、トモセラピー、ヴェロ、陽子線、重粒子線などまで数多くあります。

先進的な機器を数億円で導入している病院は、当然放射線治療に力を入れている病院であり、専門医も常駐しているケースが多いです。

 

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本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

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