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16.前立腺がん

前立腺がん陽子線治療の再発リスクや副作用について

がん専門のアドバイザー、本村です。

当記事では前立腺がん陽子線治療の再発リスクや副作用について解説します。

陽子線治療は強いエネルギーの放射線を効果的にがん腫瘍に照射することができるため、「高い攻撃力」があります。同時に正常細胞に当たってしまう線量を抑えることができる=副作用・後遺障害少なくするというメリットも備えています。

しかし、2016年において、全がん種類において実施された放射線治療のうち、陽子線治療が占めた割合はおよそ0.45%にとどまっています。

これは実施できる施設数(現在は全国で11施設)が限られていることはもちろん、保険適応されないことによる高額な治療費(およそ290万円)が背景にあるといえます。→その後、2018年に保険適応になりました。

前立腺は体の深部にあり、放射線の感受性も高く(放射線が効きやすい)陽子線治療の効果が現れやすい部位です。

この記事では、前立腺がんに対する陽子線治療がどの程度の効果があるのか?副作用や後遺障害はどれくらいか?再発のリスクはどれくらいか?などについて解説していきたいと思います。


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陽子線治療の効果と再発リスクは?

陽子線治療を行う11施設が協力して2017年に報告した「我が国における前立腺癌に対する陽子線治療の多施設共同調査研究」によると、前立腺がんに対する陽子線治療の効果は次のように示されています。

なお、陽子線治療は「転移のない限局性前立腺がん」が対象です。

【低リスク群 症例数215例】
(T分類T1~T2a。前立腺特異抗原(PSA)10以下、グリソンスコア6以下)

・5年全生存率=98.4%
・生化学的非再発率=97.0%

【中リスク群 症例数520例】
(T分類T2b~T2c。PSA10~20またはグリソンスコア7)

・5年全生存率=96.8%
・生化学的非再発率=91.1%

【高リスク群 症例数556例】
(T分類T3a(一部超高リスクT3bも含む)。PSA20以上またはグリソンスコア8~10)

・5年全生存率=95.2%
・生化学的非再発率=83.1%

この報告をみると高い治療効果だといえますが、低リスク群だと陽子線単独での数値ですが、中リスク群では陽子線単独治療は53%です。36%で治療前のホルモン療法(半年)が併用された結果となっています。

高リスク群では、陽子線単独実施は12%だけで、治療前にホルモン療法を実施したケースが49%、陽子線治療前後の長期間にわたるホルモン療法が37%に実施されています。

前立腺がんに対してはホルモン療法が長期にわたって奏功するケースが多いので、中~高リスク群において、再発を防ぐ大きな要因となっていますので「陽子線治療がどのくらいの抗腫瘍効果を担ったのか」は明確ではありません。

ただ、手術やIMRT(強度変調放射線治療)など、他の局所治療においても「局所治療だけで終わり」となるケースは稀で、前後にホルモン療法を実施することがほとんどです。

そのため、治療効果としては手術や他の放射線治療と比較して、陽子線治療も劣ってはいない、ということを示す結果になったといえます。

5年で再発する確率については、先ほどの「非再発率」から逆算すると

  • 低リスク群=3.0%
  • 中リスク群=8.9%
  • 高リスク群=16.9%

になることが分かります。

陽子線治療のの副作用(有害事象)

なお、上記の研究報告では「グレード2以上の晩期有害事象の5年累積発生率は、消化器系で4.1%、尿路系で3.9%といずれも5%未満」としてます。

有害事象のグレードとは、

グレード1=軽度
グレード2=中等症(局所的で非侵襲的治療を要する)
グレード3=重症だがただちに生命を脅かすものではない
グレード4=生命を脅かす
グレード5=死亡

の5段階で分類されているものです。

消化器系の有害事象というのは、具体的にいうと主に直腸の炎症、出血(血便)が挙げられます。これは前立腺近くの直腸に放射線が当たることによって粘膜が弱くなってしまうことで起こります。

炎症が重症化すると潰瘍になることもありますが非常に稀で、炎症や出血は時間の経過とともに改善することが多いです。

尿路系の有害事象とは頻尿や、排尿痛、血尿などが挙げられます。


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陽子線治療が他に比べて優れている点は?

早期前立腺がんに対する第一選択肢は手術です。手術は前立腺を全摘する手段なので「再発リスク」は最も少なくなります。再発をさせないことが治療の最大の目的といえるので、どうしても手術が第一の選択肢と位置付けられます。

しかし手術をすることによって短期的には尿漏れなどの排尿障害が起こります。改善するケースがほとんどですが長期化することもあります。男性機能はロボット手術では温存できる可能性がありますが、開腹手術では温存が困難です。

このようなリスクもあるので、手術を避けたい、あるいは高齢のため手術ができない人に対しては放射線治療は有力な選択肢になるといえます。

また、従来型の放射線治療としてよく行われているIMRTと比べると、陽子線のほうが正常組織に当たる放射線量が少なく、結果的に合併症である直腸出血の発症率が低下します。

ただ、保険適応されていない陽子線治療はどの治療法と比べてもコストパフォーマンスという面では圧倒的に劣るので、保険適応されるかどうかが「陽子線治療が選択肢になりえるか」の大きな分岐点になるでしょう。

前立腺がんは選択肢の可能性が多い分、選択が難しい治療だといえます。手術vs放射線という点でも上記以外のポイントはありますので、これから治療を受けるという人はサポートを活用していただければと思っています。

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本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

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