がん専門のアドバイザー、本村です。
当記事では北海道札幌市内で、癌封じや癌除けの祈願ができたり、お守りが購入できる神社、お寺について紹介します。
お寺についてはココ!という場所が見当たらないのですが、神社では2つの候補があります。
どちらも有名なところですが、特徴や癌、病気平癒に関する情報をまとめてお伝えしたいと思います。
癌病除御守がある、札幌市西区の西野神社
西区にある西野神社は広い境内や手入れの行き届いた社殿、豊かな緑に包まれた美しい神社です。北海道開拓のため、広島・福井・山口県などから入植した人々によって1885年に創建された神社で年間を通して様々な祭事が催されています。
芸能人もお参りに訪れるほど縁結び、安産祈願の神社として北海道でも有名ですが、特徴的なのがおよそ300種類もあるお守りの多さです。
キャラクターを配したかわいいお守りもあるということで雑誌にも取り上げられています。毎年の干支にちなんだ開運の置物などが人気のようです。
厄除けに関するお守りも多く取り揃えられており、伝統的なお札、従来型のお守りはもちろん、カード型、ストラップ形状になっているものまであります。
癌封じ、癌平癒に関するお守り
がんに関しては「西野神社 癌病除御守」があります。こちらはカード形式になっているお守りで、初穂料(支払う価格)は500円です。かさばらないのでお財布や小さなポーチなどに入れて持ち歩きやすいように作られています。病期全般のお守りもよいですが「癌」向けのお守りは少ないのでお見舞いのときの品として喜ばれるかと思います。
病気平癒のお守りとしては、木箱に入った「病気平癒守」も年配の方には喜ばれる立派なお守りです。こちらは1000円です。
自宅に神棚などお札を置く場所がある場合は、こちらの病傷平癒守護札(びょうしょうへいゆしゅごふだ)」もよいと思います。
大きさは縦約18cm、横約9cm。700円です。
(神棚がない場合でも、身長よりも高い綺麗な場所があるならそこにお祀りすることがきます)
お守りは基本的に身につけておくものですが、かばんを持たない方で、年配の方には格式のあるお札のほうが喜ばれるかもしれません
お札やお守りは人からもらった物の方が、その人の願いが込められている分、効果がアップすると言われています。家族やご友人の方へのお見舞いの際に渡してあげるとよいかと思います。
なお、これらは境内にある授与所で受け取ることができます。
授与品の授与等は、ふだんは9時~17時までです。年始や秋まつり期間中などは時間を拡大しているようですが年中無休ですので日中に行けば手に入らないということはありません。
病気平癒の祈祷も受けられます
病気平癒の祈祷は、神の恵みを祈願することはもちろん、医薬の力が発揮できるように祈るものでもあります。治療を受けている人や治療をこれから受ける人が多く祈祷を受けられているようです。
西野神社で祈祷が行われている時間は9時から16時30分までです。この時間帯のなかで、およそ30分ごとに執行されます。
玉串料(神社や神官に対して贈る謝礼)は4,000円です。
所在地
定休日:なし
駐車場:約40台
住所:〒063-0021 札幌市西区平和1条3丁目
医薬の神が祀られている、札幌市中央区の北海道神宮
2つめの神社は北海道神宮です。
北海道で暮らす人で知らない人はいない・・・ほどパワースポットとしても有名ですね。1978年に復旧再建された見事な社殿があります。
北海道にはたくさんの神社がありますが、その中で旧社格(戦後まで使われていた神社の格付け制度)で最も上位にある神社が北海道神宮です。
どこの神社にもそれぞれ祀られている祭神がいるわけですが、どの神を祀っているのか、あるいは神社の由来や由緒によって格がつけられていた、という歴史があるのです。
戦後、GHQの指令により格付け制度は廃止されましたが、依然として名残は残っています。
2016年にサミットが行われたのは伊勢神宮ですが、なぜかというと旧社格で「伊勢神宮は全ての神社の上にある」とされていたからです。日本の神社でサミットを行うなら伊勢神宮の他ない、というわけですね。
話を戻すと、北海道神宮は旧社格で(伊勢神宮以外で)最も上位の位置付けである「官幣大社」です。北海道ではここだけで、他県では東京の明治神宮や、京都の伏見稲荷がこれに該当します。
それぞれ信じる神様がいて、優劣などないのですが、やはり大きな力を持つと想像できる神様に祈りたい、という気持ちを持つ人は多いと思います。
癌封じや病気平癒に関して
北海道神宮では次の四柱(よはしら。神様の数え方は柱)を祭神として祀っています。
・大国魂神 (おおくにたまのかみ):北海道の国土の神様
・大那牟遅神(おおなむちのかみ):国土経営・開拓の神様
・少彦名神 (すくなひこなのかみ):国土経営・医薬・酒造の神様
・明治天皇 (めいじてんのう):近代日本の礎を築かれた天皇
このうち少彦名神は医薬の神で、疫病の平癒や薬の効果を願うとご利益があるとされています。
癌に特化した祈願やお守りは北海道神宮にはないですが、医薬の神を祀られている神社として病気平癒の祈願をする人はとても多いです。
病気平癒の祈祷について
個人祈祷の初穂料(料金)は5,000円で、健康祈願はもちろん病気平癒の祈祷を受けることができます。
祈祷可能な時間は冬季(11月~2月末)は9時~16時、その他の期間は9時~17時まで可能です。
病気平癒のお守り
病気平癒守が授与されています。
こちらは1,000円になります。
【所在地】
北海道札幌市中央区宮ヶ丘474
駐車場は1時間無料。祈祷される方は2時間無料のサービスあり。以後1時間ごとに500円。
癌封じのお守りを通販で購入することが可能です
これらの神社に行きたい、と思っても、遠かったり忙しかったりでなかなか行けない、ということもあると思います。
全国の神社、お寺の中には「癌封じのお守り」をインターネット経由で販売しているところがあります。詳しくはこちらの記事で。