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02.がんについて

がんはウイルス・細菌と関係あるのか

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人が年齢を重ねるにつれ、体をつくる細胞におさめられた遺伝子は少しずつ傷ついていきます。

その結果、細胞が分裂をコントロールできなくなり、周囲を無視してひたすら増殖し始めることがあります。これががんの始まりです。

つまり、がんは体の内部の作用で発生するものだといえます。ですので、がんはウイルスや細菌などの病原体の感染とはまったく関係のないように思えます。しかし、一部のがんはこうした病原体の感染が原因で発症します。

【特設ページ】多くの人が・・・

がんを治せない理由。

経験10年の「がん治療専門アドバイザー」による徹底解説。

子宮頸がんとパピローマウイルスの関係を見いだしたノーベル賞学者ハラルド・ツア・ハウゼンは、「すべてのがんの約20パーセントが病原体と関係づけられている」と述べています。

たとえば、血液のがんの一種(成人T細胞白血病リンパ腫)は、ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV-1)というウイルスに感染することが原因と考えられています。この病気は1977年、京都大学の高月清らによって発見され、81年にその原因となるウイルスが日沼頼夫らによって分離されました。このがんを発症すると、急性の場合には半年以内に約50パーセントの人が亡くなります。

発症はふつう50歳代かそれ以上ですが、実際にウイルスに感染するのは乳児期と考えられています。母親がウイルスに感染していると、母乳を通じて子どももウイルスに感染するのです。

このウイルスは「レトロウイルス」と呼ばれる種類で、人間に感染すると、自分自身の遺伝情報を人間の遺伝子をつくっているDNAの中に組み込んでしまいます。そのため、細胞が増殖するとともに、ウイルスの遺伝情報をもつDNAも増えていきます。

ほとんどの感染者はがんを発症せずに一生を終えますが、なかには感染者の体内に長い間潜伏していたウイルスのはたらきによって、異常な血球が爆発的な勢いで増殖を始めることがあります。こうして、白血病やリンパ腫が発症します。

増殖が暴走する原因は、ウイルスがもつtaxと呼ばれる遺伝子ではないかと考えられています。この遺伝子は細胞を不死化したり、細胞分裂を制御不能にすることが知られています。しかし、がん発症のしくみについてはいまのところよくわかっていません。

日本では120万人がこのウイルスに感染していると推測されていますが、発症するのは感染者の5パーセント前後です。成人T細胞白血病リンパ腫以外にも、ウイルス感染が原因で発症するがんがあります。たとえばC型肝炎ウイルスやB型肝炎ウイルスに感染して肝炎になり、その後肝硬変に進行すると、非常に肝臓がんが発症しやすくなります。

またパピローマウイルスは子宮頸がんや咽頭がん、皮膚がんなどの原因であり、「エプスタイン=バー(EB)・ウイルス」は、悪性リンパ腫などの原因になると考えられています。エイズを引き起こす「ヒト免疫不全ウイルス(HIV)」も、そのたんぱく質によってカポジ肉腫というがんの発症をうながすと見られています。

これらのウイルスはどれもがん遺伝子をもっている、というわけではありません。

人間の細胞にはたらきかけたり、免疫を異常に活性化するなどして、間接的にがんを引き起こすと考えられています。

またウイルスだけでなく、細菌によって生じるがんもあります。代表的な細菌はヘリコバクター・ピロリ、つまりピロリ菌です。

胃がんとピロリ菌

日本人は、胃がんの発症率が欧米諸国よりはるかに高いことが知られています。2005年の厚生労働省の統計によれば、現在でも胃がんの発症率はがんの中では第1位です。かつてその原因は塩分のとりすぎとされていましたが、それは発症のきっかけにすぎず、真犯人はピロリ菌だと考えられるようになりました。

1980年代、胃の粘膜にピロリ菌という細菌が棲み着いていることが明らかになりました。強い酸性環境でも生き延びるこの細菌は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を引き起こす原因となっていたのです。

しかもピロリ菌が長期間にわたって胃に感染したままだと、胃の粘膜がしだいに萎縮して慢性胃炎になることもわかりました。この状態が続くと、胃の粘膜は性質が腸の粘膜に似ていき、ついにはがん化してしまいます。

日本では、衛生状態の悪い時期に幼少期を過ごした中高齢者にピロリ菌の感染者が非常に多いことが知られています。このことが日本人の胃がん発症率の高さにつながっているのです。

感染症によるがんは、他の多くのがんとは異なって、感染経路を断ち切るなどすれば高い確率で予防することができます。たとえばC型肝炎は、かつては輸血によって感染するケースが非常に多かったものの、1989年にC型肝炎ウイルスが同定されてからは、輸血が原因で感染することはほとんどなくなりました。

また、ほとんどの女性が一生にいちどは感染するといわれるパピローマウイルスに対しては、最近予防ワクチンが開発されました。B型肝炎ウイルス用についても予防ワクチンが開発されています。

近年では、ピロリ菌の除菌治療を行うことによって胃がんの発症を抑える取り組みも始まりました。日本では他の先進国に比べて、胃がんや肝臓がん、子宮頸がんの発症率が非常に高いことが知られています。

これらはいずれも病原体を原因とするがんであるため、感染予防に十分な対策をとれば、今後のがんの発症率が劇的に低下する可能性もあります。

 さいごに

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

過去10年間で、4,300名の患者さんをサポートしてきました。

がんとの闘いは選択の連続。

間違えないためには、がんを治すための「たった1つの条件」を知っておく必要があります。

「たった1つの条件」とは何だと思いますか?

闘病中の方も、これから治療を始める方も、答え合わせをしていきませんか?

こちらのページで詳しく解説しています

がんを治すための『たった1つの条件』とは?

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本村ユウジ プロフィール

私はどこにも属さない、中立的な立場のがん治療専門アドバイザーです。

医者同士が「がんは放置しろ」「いや、病院で治療すべきだ」と批判しあう異常な時代。玉石混合の情報が飛び交っています。

そんななかで私は「誰とも仲間にならず」「特定の人間に影響を受けず」。

たったひとりで「どうすればがんに勝てるのか」を突き詰めてきました。

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患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

「病院で治療をしても、治る保証はない」と気づいた人は、他の手段を探し始めます。

それが【混乱の日々】の始まりになります。

自分の選択に自信が持てず「これでホントに合ってるの?」という不安と恐怖。そんな毎日が続くのです。

どのようにがんに向き合い、闘えばがんに勝てるのでしょうか?

がんを治すためには「たった1つの条件」が必要です。

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「私は本村先生がナンバーワンであると信じて疑いません」

このたびは、妻のがんサポートにあたり、医学・栄養学・健康学というさまざまな分野を統合した、トータルサポートをいただき感謝の念にたえません。

おそらく、単なる病院に勤務する医師では知りえないこと、また、栄養管理士という職業の方では気づかないことなど。

貴重な数々の情報を得たことは、何よりも私たち家族にとっての貴重な財産です。

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