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02.がんについて

簡単に理解できる「早期がん」と「進行がん」

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がんと診断されたとき、もっとも気になるのは「自分のがんはどれくらい進行しているのか」という点だと思います。それを把握するには、ある程度の医療用語を理解しておくことが必要になります。ここでは、最低限必要な単語を紹介し、医師や看護婦の説明が頭に入ってきやすいようにしたいと思います。

体内のある場所に最初に発生したがんを「原発がん(原発腫瘍)」と呼び、その場所を「原発部位」といいます。1cm前後の小さな原発がんだけが発見され、その他の部位にはがんが見つかっていない場合は、一般に「早期がん」に分類されます。早期がんの段階では、最初に発生した臓器・器官の内部にがんが留まっているので「限局がん」ともいわれます。

限局がんの場合は手術や放射線治療を行うことでがん細胞は完全に取り除けるか、消滅させる可能性が高いです。つまり、一次治療だけで、ほぼがんが取り除ける状態を指して「早期がん」といわれると理解しましょう。

いっぽう、がん細胞が原発部位に留まらず、血管やリンパ管などを通って体内を循環し、途中で他の臓器に付着して増殖してしまうことを「転移」といいます。また、がんは単純に転移するだけではありません。

最初は小さい腫瘍でも、その場で成長して周囲の組織にじわじわと広がる場合があります。このようにがん細胞が正常な組織を浸食していくことを「がんが浸潤(しんじゅん)する」といい、浸潤しているがんの状態を「浸潤がん」といいます。転移がある、あるいは浸潤が進んでいるがんの状態を一般に「進行がん」と呼びます。

その中で、全身のあらゆる臓器や器官にがんが広がっていたり、1つの臓器でも大きく浸潤しているような場合は、相当にがんが進行している状態です。このようなときは命の危険が目前に迫りますので、「末期がん」と呼ばれます。

以上、がんの進行に関するお話でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

納得できる判断をするためには「正しい知識」が必要です。

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