がん(癌)に勝つには「正しい選択をし続けること」です。10年の経験、4,300名のサポート実績。がん専門のアドバイザー、本村ユウジの公式サイト&ブログです。

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02.がんについて

がんの新薬はどうやって開発されるのか?~研究から臨床試験(治験)まで~

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がんの臨床試験(治験)

がん治療において、手術や放射線の技術も進歩していますが、もっとも予算を割いて開発されているのが「薬」です。

従来の「抗がん剤」だけではなく、近年では分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤など先進的な新薬が相次いで発表されています。

患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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がんで使われる新薬が市場に出回るまでには、いくつかの段階を経ています。特に重要なステップが実際に薬の効果や影響を確認するための臨床試験です。

臨床試験の中でも「治験」とは、日本ではまだ保健医療として使用されていない治療薬について、医師や製造元の製薬企業が主体となり厚生労働省の承認を得るために安全性と有効性を確かめるものです。

治験以外の臨床試験は、治療法を確立するために医師らが主体的に行う研究で、研究者主導臨床試験といわれます。対象は、手術・化学療法・放射線療法を組み合わせた治療や、複数の抗がん薬を組み合わせた治療、免疫療法、緩和ケアなどがあります。

それぞれ薬剤開発におけるキーワードを確認しておきましょう。

1)基礎研究

製薬企業や研究機関では、天然素材(植物・動物・鉱物など)からの抽出や、化学合成、あるいはバイオテクノロジーなど様々な科学技術を用いて、薬の候補となる「化学物」をつくります。これを基礎研究といいます。

2)非臨床試験

薬になる可能性のある新しい物質・成分の有効性と安全性を、動物を用いて確かめます。物質が体の中でどのように吸収されて、どのような影響を与え、そして体の外へ排泄されていくのかなどが観察されます。

3)臨床試験(治験)

非臨床試験を通過した薬の候補が、人にとって有効で安全なものかどうかを調べのが治験です。治験は段階的に行われ、「医療品の臨床試験の実施の基準に関する省令」に定められた要件を満たす医療機関で行われます。ここが薬として日の目をみるのかの分かれ道です。

4)承認申請と審査

臨床試験でのデータから、薬として有効性・安全性・品質が証明された後、製薬企業は厚生労働省に対して承認を得るための申請を行います。

厚労省では、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に審査を依頼し、その審査を通過した後に、「薬事・食品衛生審議会」の審議を経て、厚生労働大臣が許可すると保険適用の医薬品として製造・販売することができるようになります。

治験をサポートするのが「治験コーディネーター」

治験では、患者(被験者)、医師、製薬企業などが関わりますが、これら関係者の連絡役となり、治験の円滑な運営をサポートする専門スタッフを「治験コーディネーター」といいます。(看護師や薬剤師などがこの役割を担うことが多い)

医師や製薬企業の担当者との業務的なやりとりはもちろん、特に患者へのサポートが期待されています。

新しい薬をはじめて人に試す試験なので、治験を受ける人は精神的には少なくない不安を抱えています。その心理面をサポートしつつ、正確なデータを上げるために内服時間など生活の規則を守ってもらうよう支援していきます。

【特設ページ】がん闘病中の方へ

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治験の段階と流れ

・第Ⅰ相(フェーズⅠ)

参加人数15~30人。がん種を絞らずに、副作用などの安全性について確認します。投与方法、投与間隔、適切な(至適)用量、他薬との組み合わせなどが調べられます。

このい第Ⅰ相試験の対象はほとんどが標準治療を終えた人です。毒性を見ることが主な目的で、治療的要素は少ないといえます。試験計画にもよりますが、用量を少しずつ変えて服用や点滴を行うことが中心です。

患者はこういった第Ⅰ相試験の位置付けを理解した上で、それでも何か好転のきっかけになるのではと新しい薬にチャレンジしてみたいという人が多いといえます。

・第Ⅱ相(フェーズⅡ)

参加人数100人未満。第Ⅰ相試験で得た用量などのデータを元に、がん種を絞って有効性を確認します。

第Ⅰ相試験で安全な量が判明したら、次のステップとして安全性とともに有効性を調べるのがこのフェーズの目的です。第Ⅰ相のデータで得た推奨用量に合わせて、特定のがん種に対して効果があるかどうかを調べます。

第Ⅱ相では薬の有効性を見極めることが重要なため、被験者の条件をある程度そろえなければなりません。がんのステージや進行状況、体調やこれまでの治療歴などで条件を設けて実施されます。

第Ⅱ相からは治療的要素もありますが、効くかどうかはわかりません。予測できない副作用もあり得ます。もし、この段階で治療薬に有効性が見られなければ、第Ⅲ相に上がりません。途中で終わって行く試験も多くあります。

・第Ⅲ相(フェーズⅢ)

参加人数100~数千人。治験薬と標準治療を比較します。新薬が標準治療よりも優れているか同等(非劣性)ならば、承認の条件を満たすことになります。

具体的には新しい治療法と標準治療の比較を、ランダム化比較試験で行います。

ランダム化とは、被験者を無作為に「1.新しい治療法を受けるグループ(試験治療群)」、「2.標準治療を受けるグループ(対照群)」に割り付け、それぞれの薬の効果を測定・評価することです。

例えば治療薬が上乗せ効果を期待される薬である場合は、試験治療群は「標準治療+新しい治療薬」、対照群が「標準治療+プラセボ(偽薬)」、といった形になります。

被験者は自分が試験治療群に入ったのか、対照群に入ったのかがわかる場合もありますが、試験によっては医師も被験者も誰がどちらの群に入ったのかわからないものもあります。

・第Ⅳ相(フェーズⅣ)

参加人数百人~数万人。新薬や新治療法の長期間にわたる効果と副作用の追跡調査を行うフェーズです。承認され市販されたあとに実施されるため、市販後臨床試験とも呼ばれています。

治験に参加する方法とは

現在行われている治験が掲載されているウェブサイトがあります。

それを見て自分に合った試験をしている施設を探して申し込む人も最近は増えているようですが、多くは、試験への適格性を判断した主治医からの推薦で参加を検討することになります。

治験には必ず参加条件がそれぞれ定められているので、参加基準に適合しているかを確かめることが最も重要です。

具体的には全身状態(PS)はどうか、予後は3カ月以上あるか、臓器機能はしっかりしているか、といったことが主な条件として定義されています。

あくまで治験はテスト段階であるため、治療効果がなかったり、予期せぬ副作用があったりする可能性があります。

また、第Ⅲ相試験において無作為割り付けの場合には自分で治療法を選ぶことはできません。

当然、新薬の試験治療群に入ることを望む人がほとんどですが偽薬を使う対照群(標準治療)に入る可能性も半分あるということも理解することが重要です。

以上、がんの臨床試験についての解説でした。

さいごに

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

過去10年間で、4,300名の患者さんをサポートしてきました。

がんとの闘いは選択の連続。

間違えないためには、がんを治すための「たった1つの条件」を知っておく必要があります。

「たった1つの条件」とは何だと思いますか?

闘病中の方も、これから治療を始める方も、答え合わせをしていきませんか?

こちらのページで詳しく解説しています

がんを治すための『たった1つの条件』とは?

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本村ユウジ プロフィール

私はどこにも属さない、中立的な立場のがん治療専門アドバイザーです。

医者同士が「がんは放置しろ」「いや、病院で治療すべきだ」と批判しあう異常な時代。玉石混合の情報が飛び交っています。

そんななかで私は「誰とも仲間にならず」「特定の人間に影響を受けず」。

たったひとりで「どうすればがんに勝てるのか」を突き詰めてきました。

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患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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患者さんの声
「私は本村先生がナンバーワンであると信じて疑いません」

このたびは、妻のがんサポートにあたり、医学・栄養学・健康学というさまざまな分野を統合した、トータルサポートをいただき感謝の念にたえません。

おそらく、単なる病院に勤務する医師では知りえないこと、また、栄養管理士という職業の方では気づかないことなど。

貴重な数々の情報を得たことは、何よりも私たち家族にとっての貴重な財産です。

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