がん(癌)に勝つには「正しい選択をし続けること」です。10年の経験、4,300名のサポート実績。がん専門のアドバイザー、本村ユウジの公式サイト&ブログです。

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がんを治すための『たった1つの条件』とは?.

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02.がんについて

糖尿病の人が癌(がん)を併発したときの注意点

更新日:

がん専門のアドバイザー、本村です。

高齢者の増加、糖尿病患者の増加傾向は止まらず、がん患者数も増え続けています。

そのため糖尿病と癌(がん)を併発する人も増加の一途です。ただでさえ過酷ながん治療ですが、糖尿病を持っている人ががんになった場合はどのようなことを注意していかなければならないのでしょうか。

糖尿病患者のがん治療

患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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糖尿病患者の死因の1位は「がん」

糖尿病患者の死因を調べた調査によれば、1990年を過ぎた頃から糖尿病患者の死因は現在までずっと「がん」です。

2位は糖尿病の進行結果として現れやすい「血管障害」(腎臓の障害や心疾患、脳血管障害)です。

糖尿病が進行することで最も障害を受けるのが血管です。高血糖の状態が長く続くと、細い血管・太い血管ともに健康な血液を供給することが困難になります。

細い血管がダメージを受けると目や腎臓、神経に影響が出ます。具体的には糖尿病網膜症や糖尿病腎症、神経障害などが起こります。

いっぽう、太い血管がダメージを受けると動脈硬化が起きます。動脈硬化が進行すると血流が途絶えたり、血管にこびりついているプラークがはがれて血栓化し、血管が詰まることで重要な臓器に障害を起こしやすくなります。

具体的には脳梗塞、狭心症、心筋梗塞などです。

このような症状は命に関わるリスクといえますが、ここまで糖尿病が進行する前にがんによって死亡することのほうが多いのが現実だといえます。

とはいえ、がんになったからといって、すぐに命を落とすわけではありません。問題は糖尿病の合併症で人工透析を受けているような人ががんを併発して「どうやって対処すればよいのか?」と治療の選択がとても複雑・困難になってしまうことです。

手術をすれば麻酔や血管の切除は避けられませんし、抗がん剤は血管に直接影響を与えます。リスクにリスクを重ねるような治療の選択を迫られてしまうのです。

【特設ページ】がん闘病中の方へ

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糖尿病と癌(がん)の関連性は?

糖尿病の人は、大腸がん、肝臓がん、乳がん、子宮内膜がん、膀胱がんのリスクが上昇するため、これらのがんになりやすいという臨床データがあります。

日本でも大規模な研究が行われ、糖尿病の人が何らかのがんに罹患するリスクは男性・女性ともにおよそ1.2倍になるということが分かっています。

では、具体的に糖尿病とがんの発生にはどんな関係があるのでしょう。

まず、糖尿病もがんも生活習慣病のカテゴリに入ります(血液のがんや小児がんなどは除く)。

加齢、肥満、運動不足、食生活、過剰な飲酒や喫煙などリスクの要因は糖尿病もがんも似通っています。つまり違う病気でも原因はかなり似ているということです。

また、糖尿病の特徴ががん発生のリスクにもなっています。

2型糖尿病(1型は先天的にインスリンを作れない人など先天的な要素の強い糖尿病。2型は生活習慣の影響などで後天的に発生することが多い。10人に9人が2型)では、血糖の調整をするホルモン=インスリンがうまくコントロールできません。

そのため血液中の糖分が正しく利用されない「インスリン抵抗性」に陥りますが、この状態に対処するために膵臓(すい臓)から大量のインスリンが分泌されます。そうなると血中のインスリン濃度が高くなる「高インスリン血症」になります。

高インスリン状態=過剰になると血管に様々な負担がかかり、がんの発生や増殖リスクも高くなるとされています。

また、慢性的に高血糖の状態にあることで血液が酸化しやすくなり、炎症を起こしやすくなるなどがん発生の原因になります。

糖尿病の人はがん治療による予後も悪い

糖尿病の人ががん治療を行うと、予後(初期治療のあとの経過)が悪いという報告があります。

最近の臨床結果では、糖尿病の人はそうでない人と比べて、がん手術後の短期死亡率が50%程度高まるとされています。もちろん、がんの部位によりますが、膵臓や腎臓など生命維持に関わる臓器を手術することが多いので、このような結果になっています。

予後が悪い理由は、血糖値が高いために手術で負った傷や血管の損傷の回復が遅いことや、感染症などの合併症になりやすいこと、心血管に影響がでて突然死してしまうことなどが挙げられています。

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糖尿病の人に対するがん治療の留意点

・手術の場合

がんの治療法として手術を前提にする場合は、重要なのは血糖値のコントロールです。高血糖の場合は血糖値が下がるまで手術は見送られます。

早めに入院して血糖コントロールを行うのが一般的ですが、なかなか血糖値が下がらない場合は手術の時期が遅れたり、延期になったりします。

手術前の血糖コントロールの目標値は、空腹時「100~140mg/dl」、食後「160~200mg/dl」、尿ケトン体が陰性、尿糖排泄量が1日の糖質摂取量の10%以下です。

特に外科や麻酔科では、手術や全身麻酔を行える条件として「尿糖10%以下」が重視されます。

また糖尿病固有の症状がどのくらい生じているかも術前に評価されます。例えば糖尿病網膜症がある場合は急激な血糖コントロールで眼底出血を助長させないように十分注意が必要になります。また、神経障害に関しては手術後に立ちくらみを起こすなどしっかり立てないことで転倒するリスクがあるので、このようなことにも配慮しなければなりません。

化学療法(抗がん剤治療など薬を使った治療)の場合

特に腎臓にダメージを与えやすいシスプラチンなどの薬剤は慎重に投与されます。また、化学療法で起きやすい炎症や吐き気を抑えるためのステロイド(ステロイドは抗がん剤ではない)を使用するときも注意が必要です。

ステロイドを糖尿病の人に使用すると、血糖コントロールが悪化するためです。

そのためステロイドを使う際は、「糖尿病」の診断が下りている人はもちろん、糖尿病になっていないかどうかの検査が行われることもあります。

その他、一部の分子標的薬ではインスリンの作用を阻害してしまうことによって高血糖を引き起こすこともあります。

また乳がんや前立腺がんなどで使われるホルモン療法も血糖に影響を与えるので注意をしながら慎重に投与されます。

【高血糖に注意が必要な薬】

インターフェロン
副腎皮質ステロイド プレドニン、デカドロン、ベタメタゾン、メドロール
分子標的薬 アフィニトール、トーリセル、タシグナ、スーテント
高カロリー輸液
ホルモン治療薬 リュープリン、ゾラデックス、プロスタール、カソデックス
抗がん剤 ロイナーゼ
抗精神薬 ジプレキサ、セロクエル、リスパダール、ルーラン、エビリファイ

食事、栄養のコントロールが難しい

がんの治療で手術や抗がん剤治療を実施した場合、食欲の低下・減退が著しくなることがあります。

あまり食べていないと、おのずと低血糖状態になりますが、糖尿病は高血糖だけでなく低血糖にもなりやすいので配慮が必要です。

具体的には食欲低下時には糖尿病治療薬で血糖降下作用があるスルホニル尿素薬やインスリン製剤の投与量を少なくするなどの対処をします。

また、糖尿病治療薬であるビグアナイドは体調不良時に服用すると血中の尿酸値が高くなり、命のリスクに直結する「乳酸アシドーシス」を引き起こす可能性があります。そのため手術後、抗がん剤の副作用による体調不良時には休薬するなどの配慮が求められます。

食事の量、内容をみながら血糖値のコントロールについてその都度調整し、糖尿病による症状が悪化しないようにケアしていくことになります。

さいごに

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

過去10年間で、4,300名の患者さんをサポートしてきました。

がんとの闘いは選択の連続。

間違えないためには、がんを治すための「たった1つの条件」を知っておく必要があります。

「たった1つの条件」とは何だと思いますか?

闘病中の方も、これから治療を始める方も、答え合わせをしていきませんか?

こちらのページで詳しく解説しています

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本村ユウジ プロフィール

私はどこにも属さない、中立的な立場のがん治療専門アドバイザーです。

医者同士が「がんは放置しろ」「いや、病院で治療すべきだ」と批判しあう異常な時代。玉石混合の情報が飛び交っています。

そんななかで私は「誰とも仲間にならず」「特定の人間に影響を受けず」。

たったひとりで「どうすればがんに勝てるのか」を突き詰めてきました。

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患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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患者さんの声
「私は本村先生がナンバーワンであると信じて疑いません」

このたびは、妻のがんサポートにあたり、医学・栄養学・健康学というさまざまな分野を統合した、トータルサポートをいただき感謝の念にたえません。

おそらく、単なる病院に勤務する医師では知りえないこと、また、栄養管理士という職業の方では気づかないことなど。

貴重な数々の情報を得たことは、何よりも私たち家族にとっての貴重な財産です。

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