バナナの特徴
バナナは、すぐにエネルギーになるブドウ糖とゆっくり変化する多種類の糖を含んでいます。それゆえエネルギーの補給が速やかで、かつ持続的に行われます。忙しい朝や勉強・運動の前後に食べると効果的です。
栄養素としては余分な塩分を排出するカリウムや代謝に必要なマグネシウムなどのミネラル、皮膚の抵抗力を高めるビタミンB6も豊富です。また、オリゴ糖と水溶性食物繊維のペクチンも含まれているので、腸内環境を整えます。便秘の解消に効果があります。
また、ビタミンB2とクエン酸は疲労の防止や回復に役立ちます。
【がん(癌)に作用されると言われている成分】
帝京大学薬学部による乾燥バナナを使ったマウス実験では、バナナの抗がん作用が発揮されたと報告されていますが、バナナにはカリウム、カルシウム、マグネシウム、力ロテン、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維などのうち、具体的にどの成分が効果を示したのかは不明でした。
【調理方法のコツ】
バナナは切ったままにしておくと酵素の働きで切り口が褐色に変化してしまいます。変色を防ぐには酸味の強いレモンやオレンジなどの果汁をかけるのがよいです。
【良いミカンを選ぶポイント】
全体がまんべんなく黄色で、付け根がしっかりしているものを選ぶのがよいです。
・保存法
常温保存です。冷えに弱いので冷蔵庫は避けましょう。
【主な栄養成分】(100gあたり)
ビタミンC 16mg
カリウム 360mg
マグネシウム 32mg
食物繊維 1.1g
βカロテン 42ug
ビタミンB6 0.38mg
など
以上、がん(癌)とバナナについての解説でした。
「食事でがんが治る」という人もいれば「治るはずがない」という人もいます。これはYesかNoかで単純に答えられるものではないのです。
がんとの闘いについて、納得できる判断をするためには正しい知識が必要です。