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24.放射線治療

がんの放射線治療「IMRT」と「トモセラピー」

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トモセラピー

トモセラピー

放射線治療には大きくわけて、からだの外側から照射する「外部照射」と、線源をからだのなかにいれて照射する「内部照射」があり、この両方を併用する治療法もあります。

このうち、がん治療において主体となるのは外部照射です。放射線治療はそもそも、ひとつの目標をもってきました。それはどのようにしてがん細胞だけに強い放射線をあて、正常細胞に被害をあたえないようにするかということです。

しかし放射線は正常細胞にもあたるため、どうしても合併症がおこります。それを避けるために考えだされたのが「3D(三次元)照射」とか「原体照射」と呼ばれる方法で、これは日本で考案された照射方法です。

■リニアックとは?

現在、3D照射としてもっとも標準的に使われるのは「リニアック」(直線加速器)を使ってX線でがんを集中的に照射する「放射線療法」(ピンポイント照射)です。放射線を加速して大きなエネルギー(速度)をあたえなければ、粒子同士が特定の反応をおこすことができません。放射線療法では、リニアックでX線を光速に近い速度に加速し、がんに集中的に浴びせます。

放射線療法は一般にリニアックとも呼ばれます。放射線療法では、CTやコンピュータを使って、がんのかたちとまわりの正常な組織の位置を正確に把握します。そのあと、どの部位にどの方向から、どのくらいの線量を何回にわけて照射するかを検討し、治療計画を立案します。

さらに治療計画どおりに照射するため、患者を治療台に寝かせて、照射する部位を中心にしたプラスチックの型をつくります。この型は患者のからだにはめて、動かないように固定するための用具で、より正確に照射できるように、放射線をあてる位置にマーカーでしるしをつけます(マーキング)。型をとらないときは、からだにじかにマークをつけますので、治療がおわるまで消さないようにしましょう。

三次元の放射線療法ではリニアック自体が回転し、いろいろな方向からがんを照射します。何本もの放射線の射出口ががんのかたちにあわせて調整されているので、1本1本の線量は低くても、がんにあたる場所では強い攻撃力をもつようになります。

なお放射線治療は手術とちがって、病状の変化にあわせて治療計画を変更することができます。それでも放射線治療では、正常な細胞を照射するリスクを完全に避けることはできません。

■IMRTとは?

より正確な照射のために、放射線のかたちだけでなく、線の強さまで変えることができるのが「IMRT」(強度変調放射線療法)です。IMRTでは、放射線の射出口に「マルチリーフコリメータ」という12O枚の細長い金属の板がついています。この板を操作すれば線量を強めたり弱めたりできますので、がんのかたちにあわせて、5~6方向から照射することができ、つまり正常細胞にあたるX線を、より避けることができるということです。

しかし治療計画を立てるには、2週間もかかるところが難点です。こうした進歩のおかげで、放射線治療は3センチ以下の早期がんの根治的治療で、大きな威力を発揮しています。脳腫瘍、口腔がん、食道がん、咽頭がん、喉頭がん、小細胞がん以外の肺がん、肝臓がん、膀胱がん、前立腺がん、子宮頸がんなどと、悪性リンパ腫や白血病にも治療範囲を広げています。

■トモセラピーとは?

「トモセラピー」はIMRTをさらに発展させたもので、CTと小型化したリニアックを一緒にした治療機器です。あおむけに寝た患者のまわりをドーナツ型の円盤が回転し、360度の全方位からがんを包みこむように照射します。いちどに複数の病巣を治療したり、40センチもの範囲に対応できたりするところも大きな能力です。

たとえば肺がんが脳と脊髄に転移しているばあいでも、いちどに照射することができます。プラスチックの型をつくったり、からだにマーカーで目印をつけたりすることは、ほかの機器とおなじですが、PET-CTや専用のCTで撮影した断層映像をもとに、より短い期間で治療計画を立てることができます。

1回の治療に20分ばかりかかりますが、じっさいの照射は4~5分ですみ、保険も適用されています。現在のところ、トモセラピーは前立腺がんや多くのがん治療に使われています。「究極の放射線機器」とか「理想の放射線機器」といわれますが、購入価格が約5億円と高いことと、使いこなすのに高度な技術が必要なため、そんなに普及していないことが問題点となっています。

以上、放射線治療についての解説でした。

私がサポートしている患者さんでも放射線治療を受けている方は多くいます。手術に比べてダメージが少ないですが、再発のリスクや後遺障害のデメリットもあります。

⇒ がんを治すための「たった1つの条件」とは?


 

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