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07.乳がん

Ki-67の基準値は?分かりやすく解説

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さて、当記事では乳がんの病理検査でよく記載されている項目「Ki-67」について解説します。


Ki-67の読み方は「ケーアイ ろくじゅうなな」です。乳がんで病理検査の結果を見るとこの項目が記載されており「〇〇%」とパーセンテージで数値が示されています。

しかし多くの人にとっては初めて目にする記号であり、何のことか分からないと思います。この記事ではki-67について分かりやすく解説します。

Ki-67の数値が高いと悪性度も高い・・・かもしれない

ki-67は乳がん細胞が増殖しているときに増える、たんぱく質の1つです。

細胞が活発に分裂しているときに生成されやすいたんぱく質であるため「がん細胞が活発に活動して分裂しやすくなっている=がんの力(増殖する力)が強い」と判断するのです。

いわゆる「腫瘍マーカー」とほぼ同じ考え方です。乳がんの腫瘍マーカーには「CA15-3」や「CEA」があります。これらも「がんが生まれるときに生まれやすい物質」です。それぞれ基準値があり(CA15-3は基準値が25u/ml、CEAは基準値が5.ng/ml)、これを超えて上昇傾向にあると、がん細胞が増殖傾向にあるのでは?と判断されます。

「ほぼ同じ」というのは、「腫瘍マーカーは血液検査で分かるが、ki-67は血液の検査では分からない」という点が違うからです。

ki-67は細胞を採取して染色して検査する「病理検査」によって明らかになる項目です。評価対象の細胞のうち、陽性とみられる細胞の割合をパーセンテージで表しています。

ですので何度も調べる、というのは現実的ではありません。ki-67が判明するのは主に「乳房の切除手術(温存、全摘など)を実施した後です。

「・・・かもしれない」という理由は

(現時点で最新の)2015年の乳がん診療ガイドライン上では、「浸潤性乳癌のKi67の評価は勧められるか」という項目に対して推奨グレードはC1です。この意味は「予後予測の意義から浸潤性乳癌のKi67の評価を行ってもよいが、特定の治療に対する効果を予測する目的で浸潤性乳癌のKi67の評価を行うことは,基本的に勧められない」というものです。

なんだかややこしいですが、ここでは2つの意味があります。

1つめは「Ki-67と予後(がんの悪化に関する予測)との相関についてはほぼ確実」ということです。色んな研究・報告の結果を総合すると「ki-67が高いとがんの悪性度も高いといって間違いない」ことがいえます。

実際の医療現場でもki-67の数値は医師も注目してみています。この項目だけで全てを判断することはないですが、がんの悪性度を測る1つの要素として使われています。

2つめは「治療の効果=薬物治療の効果をki-67を使って予測するのはやめておきましょう」ということです。一部の民間医療機関では「ki-67が高いから、この薬を使いましょう」などの判断をしているようですが、これは正しい使い方ではない、ということですね。

Ki-67の数値、何パーセントなら低いのか?高いのか?

海外でこの数値の扱われ方などから、20~25%程度を基準値にして、それ以下なら低い(悪性度が低い)それ以上なら高い、という判断のしかたを一般的に行ってきましたが、確固たる基準値はありません。

Ki-67の基準値を決めるのであれば、どこの検査機関であっても同じ値が診断結果として示される必要があるのですが、現状は検査機関ごとにバラつきがあるのです。

もっと具体的にいうと、パーセンテージは病理医という専門医が判断するのですが、染色の方法やカウントの方法に個人差が生じてしまい、同じように再現できないのです。

血液検査でも、医療機関によって「同じ血液を調べたのに結果が異なる」ということがあります。完全にデジタル化と標準化ができていないためです。

それでも血液検査の結果にそう大きなバラつきは生じませんので、「ここで受けた血液検査は信頼できないので他に行こう」などという事態は起きていません。

しかしki-67の検査ではこれよりもはるかに「デジタル化も標準化もできていない」ので、ざっくりと「低め」「中くらい」「高め」くらいしか分からないということです。

Ki-67が10%よりも90%のほうが悪性度が高いだろう、ということはほぼ確実にいえますが、20%と35%では差があるとはいえない、ということです。

病理検査の結果からKi-67の数値をみるときは「およその数値であり、悪性度が低めなのか中くらいなのか高めなのかを見ておくもの」ということを念頭においておきましょう。

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