ソメイヨシノよりも2週間ほど早く満開になる、早咲きの桜「春めき桜(足柄桜)」を楽しみに行ってきました。
春めき桜は花図鑑でも「Harumeki」と登録されている早春に咲く桜です。神奈川県の南足柄市に生息していたカンヒザクラとシナミザクラの交雑種の一つと考えられています。
春めき桜の名所として一番有名なのは富士フイルム神奈川工場の東側、狩川堤防の両側にある「春木径・幸せ道」と呼ばれる遊歩道ですが、私は芝生と桜が楽しめる「南足柄市運動公園」を訪れました。
この公園は丘陵地の高台にあり、看板の野球場よりも上のほうにあります。野球場のちょうど左上に「お花見広場」と記載がありますが、ここが芝生や春めき桜のアーチが楽しめる場所になります。
桜のアーチのすぐそばに芝生があり晴れた日はとても気持ちよいです。この日は朝早く訪れたのであまり人がいなかったですが、お昼前になると家族連れのお花見客が続々と訪れていました。「トリム広場」には遊具もあり、子供たちもたくさん遊んでいました。
ワンコ連れの人も多く、地元の人たちに大切にされている場所なんだなと感じる雰囲気のよい公園で、とても綺麗に保たれていました。
ベンチ、テーブルなどもバランスよく配置されていて、ここでパソコンを開いて仕事をしたくなりましたが、風景になじまないので止めておきました。
どこでもパソコンを開いて仕事ができる=どこでもそれをしようとするクセがあるので、たまに妻に叱られます。(笑)
春めき桜自体があまり知られておらず、品種も新しいのでさほど有名にはなっていませんが、駐車場の台数も多く、トイレも比較的綺麗なので今後はお花見のスポットとしてもっと人気が出るかと思います。
せっかくなので来年は「春木径・幸せ道」にも行って、桜と菜の花のコラボレーションを楽しんだあとに、お弁当をもってこの公園を訪れてゆっくりと目の保養と気分転換をしようと思っています。
アクセスは東名大井松田インターから車で15分くらいです。