
大腸がんなどに使われる分子標的薬、ベクティビックス(パニツムマブ)は1回で(6mg/kg)を1時間かけて点滴します。これを2週間ごとに繰り返します。
注意点
KRAS遺伝子野生型が対象です。単独療法は2週間に1回の通院ですむことが最大のメリットです。初回治療、2次治療3次治療で使えますが、どのタイミングで使うかはまだ定まっていません。
投与期間と費用
1コースの期間:2週間
総コース数:効果があれば継続されます。
おもな副作用:インフュージョン・リアクション、ニキビ様皮疹、皮膚乾燥などの皮膚障害、下痢、問質性肺炎など。
1コースあたりの薬剤費(保険適応前):22万6,701円

