28.がんと栄養成分

がんと亜鉛の関係。必須だが過剰摂取には注意。

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がんと亜鉛の関係

【亜鉛とは?】

亜鉛は細胞や組織の代謝に欠かせない酵素(200種類以上)の必須成分で細胞が正常に働くために活用されます。

DNAやたんぱく質の合成に関わるなど重要な役割を担っていて、発育促進、皮膚や粘膜の新陳代謝を促し、傷の回復を早める働きもあります。欠乏すると味覚障害が現れることがあります。

【がんと亜鉛の関係性とは】

細胞を健全に保ち、免疫系の働きにも関係するため、がん予防には重要なミネラルと位置づけられています。

欧米の報告では、亜鉛が大腸がんのリスクを下げるという報告があります。日本の国立がんセンターによる研究では、直接的な関係までは認められなかったものの、男性で飲酒習慣のある人では、亜鉛摂取量が多いほど、大腸がんのリスクが低くなる結果が報告されています。

いっぽう、前立腺がんにおいては、亜鉛の過剰摂取(1日100mg以上)で発生頻度が高くなることが分かっています。これは亜鉛のサプリを多く摂ったケースであり、日常の食事からの亜鉛接種ではまず問題ありません。

【亜鉛の働き】

新しい細胞形成に重要な役割を果たしているため、新陳代謝や成長には欠かせないミネラルです。

また生殖機能の維持にもかかわっており、精子の形成や、女性ホルモンの分泌を活性化させる働きもあります。このほか、皮層の健康維持、傷口の治りを早める、精神を安定させるなど、実に多彩な働きをしています。

【亜鉛がよく摂れる食品】

かき、帆立貝、うなぎ、青魚や肉類に多く含まれます。

以上、がん(癌)と亜鉛に関する解説でした。

がんと闘うには、人間の体のことや栄養素についてもある程度理解しておくことが大切です。

何をすべきか、正しい判断をするためには正しい知識が必要です。

⇒ がんを治すための「たった1つの条件」とは?

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