27.がんと食事・食材

がん(癌)とブロッコリー ~栄養成分とがんへの作用について~

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がん(癌)とブロッコリー

【ブロッコリーの特徴】

ビタミン類、ミネラル類をバランスよく含む、野生のキャベツから分化した野菜です。地中海から大西洋岸にキャベツの野生種が自生し、イタリアでブロッコリーの系統が発達したと言われています。

強い解毒作用のあるイソチオシアネートやスルフォラファンといった生理機能成分を含み、これらの成分はがん予防に効果があるといわれています。

そのほか、βカ口テン、ビタミンC、ビタミンE、カルシウムや鉄分、食物繊維も豊富です。血流をよくし、疲労を回復させる葉酸も含みます。

特にビタミンCはレモン(果汁)の2.4倍、じゃがいもの3.4倍と優れています。ビタミンCは、ゆでると2分の1ほどに減ってしまいますが、それでもブロッコリー100gで1日に必要なビタミンCの量のl/2が摂取できる計算です。

特徴的な成分に、インスリンの効果を高めるクロム、胃潰瘍に効果のあるビタミンUなどもあり、多彩な栄養素をもちます。

【がん(癌)に作用されると言われている成分】

ジョンズ・ホプキンス大学の研究でブロッコリーに含まれるスルフォラファンにがん予防効果があることが報告されました。作用としては強力な抗酸化作用によりがんや老化を促す活性酸素を阻害する、ということです。

なお、ブロッコリースプラウト(発芽段階のブロッコリー)には、成熟したブロッコリーの20倍以上ものスルフォラファンが含まれます。最近ではスーパーにも並ぶようになっています。

【調理方法のコツ】

生では食べにくいので、蒸す・ゆでるなどの調理法が一般的です。ビタミンCが流出しやすいのでスープやシチューで摂るのが効果的です。

【良いブロッコリーを選ぶポイント】

最もおいしい旬は2月です。

濃い緑色で、花蕾がふっくらと盛り上がり、しっかり密に締まったものが新鮮で質のよいブロッコリーです。元の切り口がみずみずしく、空洞のないもの、外葉も元気なものを選びましょう。色がまだらになっていたり、黄色い花が咲いているものは鮮度が落ちている証拠です。

・保存のコツ

新聞紙にくるんで冷蔵庫の野菜室に立てて保存すれば、4~5日はもちます。小房に分けて、固めに塩茄でしたあとに水気を切れば、冷凍保存もできます。ブロッコリーは呼吸量が高いので、鮮度を保つのがむずかしい野菜です。

【主な栄養成分】(100gあたり)

・旬:11~3月

・栄養価:可食部100gあたり

エネルギー 33kcal
たんぱく質 4.3g
脂質 0.5g
炭水化物 5.2g
ナトリウム 20㎎
カリウム 360㎎
カルシウム 38㎎
マグネシウム 26mg
リン 89mg
鉄 1.0㎎
亜鉛 0.7mg
銅 0.08mg
マンガン 0.22mg
ビタミンA:α-カロテン 4マイクログラム
ビタミンA:β-カロテン 800マイクログラム
ビタミンA:β-クリプトキサンチン 7マイクログラム
ビタミンE 2.9mg
ビタミンK 160マイクログラム
ビタミンB1 0.14mg
ビタミンB2 0.20mg
ナイアシン 0.8mg
ビタミンB6 0.27mg
葉酸 210マイクログラム
パントテン酸 1.12mg
ビタミンC 120mg
水溶性食物繊維 0.7g
不溶性食物繊維 3.7g

以上、がん(癌)とキャベツについての解説でした。

「食事でがんが治る」という人もいれば「治るはずがない」という人もいます。これはYesかNoかで単純に答えられるものではないのです。

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本村ユウジ

「がんの研究と、患者さんのサポート」を2008年から続けています。現在まで、3,000名を超えるがん患者さんやご家族をサポートしてきました。詳しいプロフィールはこちら。

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