16.前立腺がん

前立腺がんの再発と再燃の判断基準とは?

前立腺がんの再発と再燃の判断基準

前立腺がんは、生存率の高いがんの1つだといえます。しかし、再発の心配は常につきまといます。

再発とは、前立腺全摘除術や放射線療法などの根治療法で、がんの根治をめざしたあと、また進行してきたり、新しいがん細胞が発見された場合をさします。

前立腺がんの再発には、「PSA再発(生化学的再発)」と「臨床的再発」の2種類があります。PSA再発は、前立腺全摘除術や放射線療法をしたあとにPSA値を調べ、その数値によって判断します。

前立腺全摘除術を受けたときは、術後にPSA値は下がります。その後に2回連続して、0.2ng/mlを超えたら再発といわれています。

放射線療法の場合、治療後のPSA値は1~2年かけてゆっくりと下がります。その下がり切ったところを最低値として、最低値+2.0ng/mlが、再発の判断基準です。

臨床的再発とは、数値ではなく、CTやMRI、骨シンチグラフィーなどによる画像や、直腸診で確認される再発のことです。具体的には、前立腺局所の病巣や、リンパ節や骨転移などが見られ、臨床的再発として発見されたがんは、だいぶ進行していると考えてよいでしょう。

■ホルモン療法を受けたあとがんが増殖する「再燃」

前立腺がんには、「再発」のほかに「再燃」があり、最初に根治治療を行ったかどうかに違いがあります。

根治治療をしたのに、再び発生した場合が「再発」です。一方、根治治療を選択せずにホルモン療法を行い、それが効いてがんの進行がストップしていたのに、またがん細胞が増殖することを「再燃」といいます。

がん細胞は、ホルモン療法によって押さえ込まれていても抵抗力をつけるので、ホルモン療法の効果はだんだんなくなっていき、半数以上は5年以内に効かなくなるといわれています。

「PSA再燃」の定義は、PSA最低値から25%以上の上昇で、上昇幅は2.0ng/ml以上とし、再燃日は、その確認日とされます。

以上、前立腺がんの再発と再燃についての解説でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

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