21.白血病

成人T細胞白血病・リンパ腫の検査と診断

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成人T細胞白血病・リンパ腫の検査と診断

■血液検査

タイプによって血液検査の結果も異なります。急性型と慢性型では白血球数の増加、特に異常リンパ球の増加を認めます。花細胞も見られますが、慢性型では多くありません。

赤血球や血小板の低下はそれほど認めません。その他、LDH値、可溶性IL-2受容体の増加が認められます。

急性型とリンパ腫型では、しばしばカルシウム値が上昇します。なお、LDH(乳酸脱水素酵素)や可溶性IL-2受容体の値は、病気の進み具合や治療効果を判断する指標にもなります。

■リンパ節生検

リンパ腫型の場合、血液中に異常リンパ球(腫瘍細胞)があまり存在しません。そこで、リンパ節生検が診断のために必要となります。

■HTLV-1感染の証明

HTLV-1の感染を反映して、血液中の抗HTLV-1抗体が陽性になります。しかし、これだけでは発症していないキャリアとの区別がつきません。そこで、腫瘍細胞に実際にHTLV-1が組み込まれていることを証明するため、サザンブロット法と呼ばれる遺伝子検査が行われます。

また、腫瘍細胞の表面に存在する蛋白質(表面抗原といいます)を調べて、T細胞の腫瘍であることを証明します。

一般的には血液中の腫瘍細胞を用いてこれらの検査を行いますが、リンパ腫型の場合は、生検で得られた組織を使って遺伝子検査や表面抗原検査を行います。

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