18.卵巣がん

卵巣がん手術後の定期検査のタイミング(スパン)と検査項目

卵巣がん手術後の定期検査のタイミング

手術などの治療後に、がんが新たに発生することを「再発」といいます。現在、がんの再発を予防できる医療行為はありません。再発を早期に発見できれば、それだけ治療も早く開始することができるため、卵巣がんの手術後は定期的な検診を受けることが推奨されています。

■定期健診の間隔

2~3年以内に再発するケースが多いため、この期間は比較的短い間隔で受診することが大事です。その後は個人個人の病状によって、受診の間隔は異なります。

【定期健診の間隔】

期間 卵巣がん
治療後1年まで 1~2か月ごと
2年目まで 2~3か月ごと
3年目まで 3~4か月ごと
5年目まで 4~6か月ごと
5年以降 6か月~1年ごと

■主な診察、検査項目

1.問診・内診

問診では、自覚症状の他、腹痛、骨盤痛、吐き気、腹部の張り、息性器からの出血などの有無を聞きます。内診では、骨盤内にしないか、リンパ節の腫れなどを調べます。場合によっては、直腸診を行うこともあります。

2.超音波検査

膣の中にプローブを入れて、術後なので膣断端や腹水などや局所再発や転移の有無などを調べることができます。

3.腫瘍マーカー

血液を採取して、がんに特有の腫瘍マーカーが出現しているかどうか調べます。手術前に高かったマーカーを検査します.卵巣がんではCA125が最も感度の高いマーカーです。再発がんの8割以上が陽性を示します

4.胸部X線、CT、MRl、PET検査

胸部X線では、肺や肋骨への転移、腹水の有無などが調べられます。CT検査は短時間で広い範囲を調べることができます。MRI検査はCT検査では見落としがちな微小な病変の変化や骨盤内の再発の診断に有効です。

これらの検査は年に1、2回行います。

PET検査は、腫瘍マーカーの上昇が見られても、超音波やCT、MRI検査で再発が確定できない場合、使用します。

以上、卵巣がんの術後定期健診についての解説でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

納得できる判断をするためには正しい知識が必要です。患者として、家族として必要な知識はこちらのガイドブックにまとめました。
がん治療で「絶対に」やってはいけないことは?

興味がある方は、ダウンロードして読んでみてください。

メールレター説明

本村ユウジのメールマガジン

ブログでは書けない「がん治療」に関する本音をメールで。全15回の読み切り型のメールマガジンです。↓をクリックして登録すると、すぐに届きます。

ガイドブックをプレゼント!


「がんを完治させるための5つのルール」とは・・・


本村ユウジ責任編集。「がんと闘ううえで、絶対に外してはいけないポイント」を凝縮したガイドブックです。パソコンからでもスマホからでも読める電子ファイル(PDFファイル)なのですぐに読めます。

どんなガイドブックなのかの解説はこちらのページで。
がん治療で”絶対に”やってはいけないことは?

今すぐダウンロードして読みたい方は、こちらのボタンをクリックしてメールアドレスを登録してください。
kotira010

-18.卵巣がん