12.甲状腺がん

甲状腺がん(悪性腫瘍)の特徴と種類

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甲状腺がん(悪性腫瘍)の特徴と種類

甲状腺に起こる悪性腫瘍には5つのタイプ(組織型)があり、そのタイプによって性質は大きく異なります。治療法もそれぞれ異なり、再発率や生存率にも差がありますので、治療の前にはどんな組織型なのか、きちんと診断する必要があります。

■最も多い「乳頭がん」

日本人がかかる甲状腺がんのうち、80~90%乳頭がんです。

乳頭がんは、腺がん(分泌物を出す上皮からできるがん)の1つで、早い時期は、良性腫瘍(腺腫や腺腫様甲状腺腫)と同じように、ただしこりがあるだけ。発育がゆっくりで、何年経ってもほとんど変化がないこともあり、全体として、悪性度の低いがんです。

しかし、ある時期から急速に進行し、未分化がん(悪性度の高いがん)に近い性質を持つようになることがありますので、長年、変化がないといって安心はできません。

進行すると周囲に浸潤し、気管や神経、食道を圧迫するようになります。息苦しい、声がかすれる、ものが飲み込みにくい、といった症状が出ます。

乳頭がんは進行が遅いわりに、甲状腺近くのリンパ節への転移がよく見られます。中には、転移したリンパ節が腫れて先に目立つようになり、これを切除し、顕微鏡で調べてみて、初めて甲状腺がんだったとわかるケースがあります。大部分の乳頭がんは手術で治療します。

■骨や肺に転移する「濾胞(ろほう)がん」

濾胞がんは、乳頭がんに次いで多い甲状腺がんで、全体の10%ほどになります。症状としては、首にしこりがあるだけの場合がほとんどです。しこりを超音波(エコー)検査などでみても、良性との区別がつきにくく、診断がむずかしい面があります。

乳頭がんとくらべ、周囲のリンパ節への転移は少ないのですが、肺や骨など、離れた部位に転移する傾向があります。

濾胞がんは初期の場合でも、骨などへ転移しやすい状態と診断されるケースは、最初から甲状腺を全摘することもあります。

■遺伝で起こる場合もある「髄様(ずいよう)がん」

甲状腺がん全体の2%ほどを占める特殊ながんです。

甲状腺には、甲状腺ホルモンをつくる細胞ではなく、カルシトニン(血液中のカルシウム値を下げるホルモン)という物質をつくりだすC細胞というものがあります。髄様がんは、このC細胞ががん化するものです。

髄様がんのうち、3分の1は遺伝が原因となって起こります。遺伝性の髄様がんの人には、生まれつき遺伝子に異常があることがわかっています。そのため現在は、遺伝子検査で、がん発生の遺伝子を受け継いでいるかどうかを診断できるようになっています。

遺伝性のない髄様がんは、乳頭がん手術と同じような、甲状腺の一部切除で対処できますが、遺伝性の髄様がんは、全摘手術となります。

■危険な「未分化がん」

未分化がんは、甲状腺がんの中では1%くらいですが、きわめて悪性度が高く、しこりが急速に大きくなります。

周囲の臓器への圧迫症状も強くあらわれます。ほかの甲状腺がんには見られない、体が熱っぽい感じや、疲労感があります。治療としては、手術よりも抗がん剤や放射線療法を行いますが、残念ながら高い治療効果を期待できません。

■橋本病から発生する「悪性リンパ腫」

悪性リンパ腫は、本来はリンパ腺にできるがんですが、橋本病があると、ときに甲状腺に悪性リンパ腫が発生することがあります。

診断が正しく、治療が適切に行われれば、治る確率の高い病気です。治療は抗がん剤と放射線療法が中心で、過大な手術はあまり意味がありません。

甲状腺がんは、他の部位に起こるがんとくらべ、若い30~40才代に多く見られます。また、ほかのがん(胃がんや乳がんなど)が、若い人ほど悪性度が高く進行が早いのにくらべ、甲状腺がんは、お年寄りのほうに、悪性度の高い未分化がんが多くなっています。

また乳頭がんは、治療後の経過もよいがんなのですが、高齢の患者さんは、治りがよくないという傾向があります。

以上、甲状腺がんの特徴と種類(タイプ)についての解説でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

納得できる判断をするためには正しい知識が必要です。

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たった1つの条件とは

本村ユウジ
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