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子宮頸がんと子宮体がん、それぞれの原因と特徴とは

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子宮頸がんと子宮体がん、それぞれの原因

子宮は鶏卵ほどの大きさで、洋梨を逆さにしたような形をしています。左右には卵巣があり、子宮の上部からは、卵子を子宮へ運ぶ卵管が伸びています。

子宮の上部3分の2を「子宮体部」、膣へつながる下部3分の1を「子宮頸部」といいます。「子宮頸がん」とは、子宮頸部に発生するがんのことです。

■子宮頸がんはウイルス感染によって起こるものがほとんど

子宮頸がんのほとんどは、性交渉によって感染するHPV(ヒトパピローマウイルス)によって引き起こされます。

HPVはイポなどの原因にもなるありふれたウイルスで、性交渉の経験のある女性の多くが、一生に1度は感染するといわれています。

子宮頸がんの問題点は、初期には自覚症状がほとんどないこと。まれに、おりものが増えたり性交時出血が見られたりすることがありますが、どちらも程度が軽く、見過ごしてしまう人も多いのです。

早期発見のためには、とくに異常を感じなくても定期的に検診を受けることが大切。予防のためには、HPVに感染する前にワクチンを接種するのが有効です。

またHPVには多くの型があり、子宮頸がんのリスクが高いのは13種ほど。ただし、「感染=発病」ではありません。HPVに感染しても、免疫系が働いてウイルスを排除したり、働きを失わせたりするからです。

ウイルスが体内で働きを保っていると子宮頸部の細胞に「異形成」と呼ばれる変化が起こりますが、軽度~中等度の段階で治ることも多いのです。軽度異形成の場合、がんに進行する可能性は5%以下といわれています。

■子宮体がんは、女性ホルモンのバランスが影響することが多い

「子宮体がん」は、子宮の上部3分の2にあたる「子宮体部」にできるがんです。子宮は、外側から「漿膜」「筋層」「内膜」という3層構造になっており、子宮体がんは内膜から発生します。

女性ホルモンのバランスの乱れが深くかかわっているため、40代から増え始め、50~60代の女性にもっとも多く見られます。閉経前後のホルモンバランスのほか、肥満、月経不順、閉経が遅い、妊娠・出産経験がない(少ない)、乳がんや更年期障害の治療のためにホルモン薬を服用している、といったことも子宮体がんのリスクを高める要因となります。

■量の多少にかかわらず不正出血には要注意

子宮体がんの初期症状としてもっとも多く見られるのが、不正出血です。月経時以外の出血や閉経後の出血、過多月経、月経不順などに加え、「スポッティング」と呼ばれる点状のわずかな出血や血液が混ざった褐色のおりものにも注意しましょう。

不正出血のほか、下腹部の痛みや排尿痛、性交痛などが起こる場合もあります。

■2種類の女性ホルモン

月経周期をコントロールしているのは、「エストロゲン」と「プロゲステロン」という女性ホルモンです。2つのバランスが保たれていると、子宮内膜は規則的に増殖し、妊娠しなかった場合は月経が起こります。

ただし、閉経やその他の理由で排卵が乱れると、女性ホルモンのバランスがくずれ、子宮内膜が異常に増殖することがあります。これを「子宮内膜増殖症」といい、その一部が子宮体かんに進行すると考えられています。

以上、子宮がんについての解説でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

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