17.膵臓がん

膵臓がんに関するステント治療

膵臓がんに関するステント治療

■ステントとは?

ステントとは、人体の管状の部分(血管、胆道、気管、食道、十二指腸、大腸など)を管腔内部から広げる医療機器(いわゆる筒みたいなもの)です。金属でできた網目状の筒状のものと、プラスチックでできたものがあります。

■胆管ステント

膵頭部にできた膵臓がんの場合、胆管に狭窄・閉塞をきたし、胆汁の流れが滞ることによって、黄疸や胆管炎を起こすことがあります。この事態を放置すれば、敗血症や肝不全に至り、全身状態のさらなる悪化は免れません。

このような場合、まず最初に内視鏡を使って胆管内にステント挿入を試みます。そうすることにより、胆汁の流れを確保することが可能となります。ただし、内視鏡によるステント留置が不可能な場合もあります。

その場合、超音波を見ながら体表→肝臓→胆管と針を進めチューブを挿入します(経皮経肝胆道ドレナージ)。その後、このルートを介してステントを留置することもできます。

胆管ステントには、金属製のものとプラスチック製のものがありますが、前者のほうが内腔も広いことから、詰まりにくく、切除が難しい膵臓がんの黄疸例がよい適応になります。プラスチック製のステントは、内腔も狭く詰まりやすいため、手術前の一時的な黄疸軽減を目的に使用されることがほとんどです。

■胃・十二指腸ステント

膵臓がんが直接的に胃・十二指腸に浸潤し、胃・十二指腸の内腔が狭くなり、食事をとることができなくなることがあります。このような場合は、内視鏡を使って胃や十二指腸内にステントを留置することが可能な場合があります。これにより、胃・十二指腸の通りが確保され、食事ができるようになります。

以上、膵臓がんに関するステント留置についての解説でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

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