03.胃がん

胃がん手術後の抗がん剤治療と再発・転移胃がんの治療

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胃がん手術後の抗がん剤治療

胃がんは他のがんと比べて抗がん剤などの薬が効きにくいタイプのがんです。そのため治療の第一選択肢は手術となり、手術の前に抗がん剤などの薬が使われることは極めて少数です。術前補助化学療法も検討されていますが、一般的ではありません。

おのずと、胃がんにおいて薬物療法が行われるのは「手術のあと」「手術したが再発した場合」「転移がんで手術ができない場合」のケースのいずれかになります。

■手術直後の薬物療法

飲み薬のTS-1が第一選択です。原則として、4週間(28日間)飲みつづけた後、2週間休薬して、6週間ごとにこれを繰り返します。

副作用が強いときは、2週間飲みつづけて、1週間休薬する方法に変えることもあります。この「TS-1単独療法」は、手術後に1年間続けます。

術後補助化学療法は、「カペシタビン+オキサリプラチン療法」なども試みられています。

■再発、転移した胃がんに対する薬物療法

 

再発・転移胃がんの治療方針

 

HER2陰性と陽性で治療方針が変わります。

HER2陰性の人では、再発・転移のあるときも多くの場合、飲み薬のTS-1を用います。体調が比較的良好な場合はTS-1にシスプラチンを加えた「TS-1+シスプラチン療法」が、現在も最も有力といわれています。がんの大きさが半分以下になる人の割合(奏効率)は2人に1人程度といわれています。

TS-1を用いた初回治療が無効な場合は、4種のうちからまだ使われていないタキサン系の薬やイリノテカンを単独で用います。どちらも奏効率は2~3割で変わりません。

いっぽうHER2陽性の人の初回治療では、「トラスツズマブ+XP(カペシタビン+シスプラチン)療法」が選ばれます。

国際共同臨床試験(TOGA試験)で、HER2陽性の患者さんにカペシタビン(または5-FU)+シスプラチンを3週間ごとに投与する群と、カペシタビン(または5-FU)+シスプラチン+トラスツズマブを3週間ごとに投与する群に分けて比較したところ、トラスツズマブ併用群のほうが、全生存期間も無増悪生存期間も延長したとの結果が出ています。

トラスツズマブ+XP療法は初回治療のみで、2次治療以降の有用性はまだ明らかになっていません。2次治療では、HER2陰性と同様に、イリノテカン単独療法かパクリタキセル単独療法が選ばれます。

トラスツズマブとの併用では、一部の施設ではTS-1との併用が行われています。パクリタキセルとの併用療法も臨床試験が進んでいます。

以上、胃がんの薬物療法についての解説でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

納得できる判断をするためには正しい知識が必要です。

⇒ がんを治すための「たった1つの条件」とは?

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