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25.抗がん剤・分子標的薬

アリムタの特徴と効果。主な副作用

更新日:

アリムタの特徴と効果

・一般名:ペメトレキセドナトリウム水和物
・商品名:アリムタ
・投与経路:点滴静注
・血管外漏出による皮膚障害のリスク:低
・催吐リスク:単剤は低、シスプラチン併用は高

がんを治すための「たった1つの条件」とは?

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<特徴>

作用機序:DNA合成に必要な複数の葉酸代謝酵素を同時に阻害することでDNA合成を阻害し、抗腫瘍効果を発揮する。
※アムリタは、細胞内に取り込まれた後にチミジル酸合成酵素(TS)、ジヒドロ葉酸還元酵素(DHFR)、グリシンアミドリボヌクレオチドホルミルトランスフェラーゼ(GARFT)などを阻害する。しかし、これらの代謝酵素を阻害すると、葉酸やビタミンB12の生成も阻害される。
代謝経路:主に尿中へ未変化体として排泄。代謝はほとんど受けないとされる。

<代表的なレジメン>

切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん:単剤投与、CDDP+PEM療法
悪性胸膜中皮腫:CDDP+PEM療法

・使用時の注意点

投与方法:必ず点滴静注。他の薬剤との混注は避ける。
投与量:1回量500mg/m2を点滴静注し、少なくとも20日間休薬
投与速度:10分間かけて投与
慎重投与:骨髄抑制、間質性肺炎・肺線維症(既往も含む)、胸水・腹水、腎・肝障害、高齢者など
投与時の注意点:重篤な副作用発現を軽減するため、葉酸・ビタミンB12を投与。
葉酸:初回投与の7日以上前から、1日1回0.5mgを連日経口投与。中止・終了時には、投与終了日から22日目まで可能な限り葉酸を投与。
ビタミンB12:本剤初回投与の少なくとも7日前に1回1mgを筋注。その後、本剤投与期間中および投与終了後22日目まで、9週ごとに1回投与

・重大な副作用:減量・休薬が必要となるもの

好中球減少・血小板減少
口内炎
神経毒性

・その他注意が必要な副作用

骨髄抑制
下痢
間質性肺炎
感染症
腎機能障害
発疹

・ポイント

高頻度な好中球減少に伴う感染リスクがある。感染予防が必須。毒性軽減のため葉酸として1日1回0.5mg(パンビタン1g)の服薬の必要性がある。

アムリタの適応疾患は、非小細胞肺がん(腺がん、扁平上皮がん、大細胞がん)となっているが、臨床試験(第三相試験)により、扁平上皮がんには十分な効果が得られないことが確認された。そのため、国内の最新の肺癌診療ガイドラインでは、扁平上皮がんにはアムリタを使用しないよう推奨している。

・・・

以上、アリムタの情報でした。

 

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