人気コンテンツ累計150,000名以上に読まれています。無料ガイドブック「がんを完治させるための5つのルール」プレゼント中です。

07.乳がん

乳がん手術前の抗がん剤、手術後の抗がん剤の目的と効果

乳がん手術前の抗がん剤、手術後の抗がん剤の目的と効果
抗がん剤は乳がんの状況に応じて、①術前化学療法、②術後化学療法、③転移・再発後抗がん剤の3つの場合に用いられます。なぜ、どういう目的で手術の前後に使われるのでしょうか。

化学療法(抗がん剤など薬を使った治療)は、作用の仕方が異なる抗がん剤を同時に、または順番に組み合わせることで、より高い治療効果を目指します。

また、投与の間隔や1回の投与量なども重要です。


【サイト内 特設ページ】




がんに関する情報は、世の中に溢れています。

「何を信じていいのか分からない」と不安なら。

こちらのページに解決策があります。

がんを治すための「たった1つの条件」とは?.


乳がん手術後の化学療法

術後化学療法は「術後補助化学療法」とも言います。しかし、今やそれを「補助」とは認識されていません。

乳がんはシコリとして見えるまでに10年くらいはかかると考えられています。シコリになる前から、あるいはシコリが大きくなるにつれて、微小ながん細胞が全身に転移していきます。これは、最新の画像検査でも見えないようながん細胞の微小な転移です。術後化学療法は、このがん細胞を攻撃して再発を防ぐことが目的です。

術後化学療法は、病理検査で浸潤性乳がんの大きさが2㎝を超えたり、組織異型度や核異型度(悪性度)が高かったり、リンパ節に転移があったり、ホルモン受容体(エストロゲン受容体、プロゲステロン受容体)がなかったり、血管やリンパ管の中にがん細胞(脈管侵襲)があったり、HER2陽性だったりした場合に適応となります。

術後化学療法の意義は、臨床試験において再発した人や、死亡した患者さんの人数を標準治療と研究治療との間で比べて、どのくらい再発や死亡が軽減されたか医学的に「確率」を計算して検証します。術後化学療法が導入されたこの30年間で、化学療法を全くしない時代に再発していた患者さんの約半数の再発を防げるようになったといわれています。

しかし副作用がある抗がん剤治療を受けるか、受けないかは難しい判断です。副作用の怖さから拒絶反応を示す人もいます。

抗がん剤治療を行うことで再発のリスクがなくなるわけではありませんが、乳房以外の他の臓器に転移・再発した場合の平均的な生命の予後は3年から5年位であることは事実です。抗がん剤を使う、使わないを問わず、乳がんにおいて「再発・転移を防ぐこと」は最も重要なテーマであるといえます。

乳がん手術前の化学療法

がん細胞は腫瘍状態になってからは、どんどん増殖していきます。そのため腫瘍が小さいうちに抗がん剤で攻撃すれば体の中に隠れているがん細胞も少ないことから、効果が高いと考えられていました。

ところが、いくつかの臨床試験の結果、術前化学療法の方が術後化学療法より、統計学的に再発や死亡をより抑えることができるという結果は出ていません。

つまり、化学療法として術前でも術後でも「再発の予防」としての効果は同じです。この結果は、当時の腫瘍学の仮説から予測できないものでした。

その理由として、がん細胞が最初から抗がん剤に抵抗性を持っていることや、「がん幹細胞」から新たながん細胞の増殖が始まることなどが考えられます。

ただ、術前化学療法によって多くのケースでは腫瘍が小さくなります。手術が実施しやすくなる、薬の効果を確認できるといったメリットはあるといえます。


【サイト内 特設ページ】




がんに関する情報は、世の中に溢れています。

「何を信じていいのか分からない」と不安なら。

こちらのページに解決策があります。

がんを治すための「たった1つの条件」とは?.


術前化学療法の対象となる乳がん

術前化学療法は1980年代にまず「局所進行乳がん」の患者さんを対象に行われました。

局所進行乳がんは、がんが皮膚表面に露出したり、胸の筋肉や肋骨など胸壁まで達していたり、脇や鎖骨の下のリンパ節へたくさん転移したりするⅢ期の乳がんです。理由は、すぐに手術をしても十分に局所治療ができない病状だからです。

しかし、近年では比較的早期の乳がんの患者さんを対象に、手術の前に化学療法を行う「術前化学療法」が急速に広まり「標準治療」となりました。

「術前化学療法」は手術の前に抗がん剤を使ってシコリを小さくし、乳房を温存するために行われています。

乳房温存術が可能とされる患者さんは、シコリの大きさが3cm以下の人で、広範な石灰化(マンモグラフィで広い範囲に石灰沈着があること)がない、乳がんが限られた範囲にある、というような条件を満たす場合です。

以上、乳がんの化学療法についての解説でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

納得できる判断をするためには正しい知識が必要です。

⇒ がんを治すための「たった1つの条件」とは?

 

・・・・・・・・・・

 

がんに関する情報は、世の中に溢れています。

そのなかで、外してはいけない重要なポイントは1つだけです。

詳しくはこちらのページで。

 

がんを治すための『たった1つの条件』とは?

 

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

「医師に提案された抗がん剤が怖くて、手の震えが止まらない」

「腰がすこし痛むだけで、再発か?転移か?と不安で一睡もできなくなる」

「職場の人も家族さえも、ちゃんと理解してくれない。しょせんは他人事なのかと孤独を感じる」

こんな苦しみに溢れています。

年齢を重ねると、たとえ健康であっても、つらいことはたくさんありますよね。

それに加えて「がん」は私たちから、家族との時間や、積み重ねたキャリア、将来の夢や希望を奪おうとするのです。

なんと理不尽で、容赦のないことでしょうか。

しかしあなたは、がんに勝たねばなりません。

共存(引き分け)を望んでも、相手はそれに応じてくれないからです。

幸せな日々、夢、希望、大切な人を守るには勝つしかないのです。

では、がんに勝つにはどうすればいいのか?

最初の一歩は『治すためのたった1つの条件』を知ることからです。

\ 無料ガイドブック、プレゼント中 /

がんを治すための「たった1つの条件」とは?

経験15年以上。プロのアドバイザーによる徹底解説。

闘病ブログはとても参考になると思います。
にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村

サポートを受けた患者さんの声

大腸がん(腹膜播種)遠藤さん|患者さんの声

遠藤です。 お世話になっております。 先週4/10(金)に両親と、妻との4人で病院へ行き、担当医に会ってきました。 本村さんが言われていたように、話がどういった展開になるか、少々心配していましたが、私たち子供が立ち会ったことも功を奏したのか、担当医は明朗に現在の状況を説明してくれました。 ガンの転移であるのかについては、今までの抗がん剤治療での経過の中で、部位が多少なりとも小さくなっていることにより、ガンであると判断するしかない、更に突き詰めるには、やはり腹腔鏡手術・開腹手術を行うしかないが、前回母が手術 ...

続きを読む

直腸がん(手術後経過)桑島さん|患者さんの声

長い間本当にありがとうございました!!! 昨年10月にご相談をしてから、早くも6ヶ月が過ぎました。 昨年1月に大腸がん(直腸)の再発に始まり、手術をし人工肛門にするか、肛門の温存又は経過観察にするべきか、悩み迷い、先生のアドバイスを受けました。 結果経過観察を選び、4月1日に6ヶ月目の検査を受診しました。 検査結果担当医より「良かったですね。肝臓に転移も無く、術後も綺麗ですね。」と先生の笑顔を初めて拝見しました。 私もとても嬉しかったです。10月の検査予約をして参りました。 本村先生へのお礼とご報告が遅く ...

続きを読む

子宮体がん(肝臓転移あり5㎜以下で2個~4個)佐藤さん|患者さんの声

(1)患者は私本人です (2)48歳 (3)北海道○○市 (4)肝臓癌 (5)10/23、CT検査。多分再発だろうと医師に言われました。 (6)2012年婦人科で「子宮内膜増殖症 異型」と診断され、ガンに移行するタイプなので設備の整っている病院を紹介され、そこで検査の結果、初期の子宮体癌と診断されました。 (7)2012年子宮、卵巣、リンパ節手術 半年位は、毎月血液検査、その後3ヵ月ごとになりました。CT検査半年ごと。今年の7月のCT検査で、微かな影(?)のようなものが認められ、10月にもう一度CT検査を ...

続きを読む

スキルス胃がん(手術前)本間さん|患者さんの声

本村さま お返事ありがとうございました。 本村さんのおっしゃる通り、知識をしっかり身につけようと思います。誰に聞けば良いのかわからない質問にまで丁寧に答えてくださり、ありがとうございます。 先日両親にガイドブックを渡しました。がんのことを家族で勉強したいと思います。これからもよろしくお願いします。 本間 【続き】 こんばんは。先日はメールをありがとうございました。 本村さんのおっしゃる通りでした。 それでも諦めきれず、以前から気になっていた食事療法の本を出されている先生のクリニックへ。 検査結果の資料一式 ...

続きを読む

肺がん(ステージ4)堀内さん|患者さんの声

本村さん こんばんわ 報告ですが○○病院の緩和病棟(外来)に行ってきました。とにかく今の吐き気が辛い事などを伝えましたが、大変親切に対応いただきました。 ○○病院の話も聞きたい旨を伝えましたが、快く賛成頂きました。結果的には、新しい吐き気止めを頂きました。(本村さんのおっしゃるとおりでした。) その薬を妻が飲み、吐き気はなくなったようです。本日(金曜日)、体調が良く吐き気がないので出社して経理の仕事をこなしていました。 ただ、車で30分。会社に着いてすぐもどしました。また退社寸前まで元気でしたが、帰る車内 ...

続きを読む

人気の記事

1

私(本村ユウジ)は身内をがんで亡くしてから、プロとして10年以上活動している、がん治療専門のアドバイザーです。

このページでは、がんを治すための「たった1つの条件」について明らかにしています。

2

標準治療(手術、放射線、化学療法)を批判する意見は多く、書籍も多く出版されています。 特に問題視されることが多いのが、抗がん剤などの薬物を使う「化学療法」です。 ...

3

2019年6月1日より、がんゲノム医療に関する「がん遺伝子パネル検査」が保険適応となりました。 テレビのニュースなどでは「がんゲノム医療が保険適応に」などとテロ ...

4

日本で最初に免疫チェックポイント阻害剤が使われたのは「2014年7月にメラノーマで承認されたオプジーボ(ニボルマブ)。 それ以来、様々な免疫チェックポイント阻害 ...

5

近年、話題になっている「がんゲノム医療」とは何か、というテーマの記事です。 専門用語、難解な言葉が登場しやすく「いまいち、理解できない」という人が多いので、でき ...

-07.乳がん

© 2025 がん治療専門のアドバイザー 本村ユウジ公式サイト・ブログ