人気コンテンツ累計150,000名以上に読まれています。無料ガイドブック「がんを完治させるための5つのルール」プレゼント中です。

07.乳がん

乳がんの進行度(ステージ別)に応じた治療法の紹介

乳がんの進行度に応じた治療法
乳がんはガイドイライン化(標準化)が進んでおり、進行度(ステージ)に応じて基本的な治療法が決められています。

また、同じ病期でもがんの広がりや性質によって治療法が違う場合があります。ここではステージごとの標準的な治療法を挙げていきます。


【サイト内 特設ページ】




がんに関する情報は、世の中に溢れています。

「何を信じていいのか分からない」と不安なら。

こちらのページに解決策があります。

がんを治すための「たった1つの条件」とは?.


ステージ0期の治療

画像診断による乳房の中のがんの広がり(「乳管内進展」と言います)によって乳房(乳腺)全切除術、または乳房(乳腺)部分切除術(乳房温存術)を行います。

乳房温存術の場合は、乳房内の再発を予防するために、放射線治療を行います(術後放射線療法)。また、反対側の乳房での再発を予防するために、ホルモン療法を行うことがあります。

ステージⅠA期とステージⅠB期の治療

基本的に乳房(乳腺)部分切除術とセンチネルリンパ節生検が推奨されます。しかし、触れるシコリは小さくても、画像診断によって広範な乳管内進展がある場合には、残念ながら乳房(乳腺)全切除とセンチネルリンパ節生検が推奨されます。手術の後で、切除された標本を顕微鏡で検索します(「病理検査」の1つです)。

病理検査によって、がんの大きさ、脇の下のリンパ節への転移の有無、あるいは転移の個数、組織学的異型度、あるいは核異型度(細胞分裂の数やがん細胞の形態などによって決められる悪性度の指標です)、ホルモン受容体の有無、HER2(「ハーツー」と読みます)タンパクなどのがん遺伝子タンパク質の発現の有無などを調べて、どのくらい再発する危険性があるかを評価します。

再発の危険性が高いと判断された場合、その再発の危険性の大きさ、月経の状況、ホルモン受容体の有無、HER2タンパクの発現の有無に応じて、術後に再発を予防する目的で薬物療法(術後化学療法)を行います。また、乳房温存術やリンパ節転移の程度に応じて、術後放射線療法を行います。


【サイト内 特設ページ】




がんに関する情報は、世の中に溢れています。

「何を信じていいのか分からない」と不安なら。

こちらのページに解決策があります。

がんを治すための「たった1つの条件」とは?.


ステージⅡA期の治療

現在、主に3cm以下でリンパ節転移のなさそうなⅡA期であれば、手術が優先的な選択肢とされています。シコリがもう少し大きい場合やリンパ節転移を疑う場合には、薬物療法を先行して、手術をその後に行います。これを「術前化学療法」と言います。

術前化学療法には、乳房のシコリの縮小の程度によって薬の治療効果がわかること、また、うまく小さくなれば乳房の形を残す手術(乳房温存術)が行える可能性が出てくる、という利点があります。

現在、10%以上の浸潤性乳がんの患者さんで、術前化学療法によって乳がんが完全に消滅することが確認されています。しかし、手術と薬物療法とどちらを先行しても、最終的な再発の有無や、生命の予後については影響しないこともわかっています。

ⅡA期であれば、手術の後に薬物療法を行うことも乳がんの治療として標準的ですから、担当医とよく相談して治療を選びましょう。

ステージⅡB期からⅢC期の治療

1990年代までは乳房、脇のリンパ節、胸筋をまとめて、大きく切除していた病期です。最初に手術できないことはありませんが、現在は「まず薬物療法ありき」です。

その理由は、微小ながん細胞がリンパ管や血管を介して、すでに全身に広がっている可能性が高い病期であること、薬物療法や放射線療法の進歩に伴って、手術の乳がん治療に占める意義が小さくなってきたことがあります。

もちろん、最終的には手術を行いますが、まず薬物療法です。薬物療法に際して重要な点は、化学療法を行う前に乳房のシコリを「針生検」、ないしは「生検」(シコリの一部分を採取して病理検査を行うこと)することです。

ステージⅣ期の治療

乳房のシコリか転移病巣の針生検を行います。この病期は全身に乳がんが明らかに広がっている状態なので、手術によって乳房を取ることにはあまり意味がありません。再発した乳がんと同様に、病理検査に基づいて薬物療法を行い、がんの進行を抑えて、がんによる症状が進まないようにします。

ただし、骨転移や脳転移などによる症状を和らげるため、放射線療法や手術が行われることがあります。また、薬物療法がよく効いた場合に、将来、乳房のシコリから出血したり、細菌感染して悪臭を伴うような事態をあらかじめ避けるために、乳房だけ切除することもあります。

以上、乳がんの治療法についての解説でした。

 

・・・・・・・・・・

 

がんに関する情報は、世の中に溢れています。

そのなかで、外してはいけない重要なポイントは1つだけです。

詳しくはこちらのページで。

 

がんを治すための『たった1つの条件』とは?

 

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

「医師に提案された抗がん剤が怖くて、手の震えが止まらない」

「腰がすこし痛むだけで、再発か?転移か?と不安で一睡もできなくなる」

「職場の人も家族さえも、ちゃんと理解してくれない。しょせんは他人事なのかと孤独を感じる」

こんな苦しみに溢れています。

年齢を重ねると、たとえ健康であっても、つらいことはたくさんありますよね。

それに加えて「がん」は私たちから、家族との時間や、積み重ねたキャリア、将来の夢や希望を奪おうとするのです。

なんと理不尽で、容赦のないことでしょうか。

しかしあなたは、がんに勝たねばなりません。

共存(引き分け)を望んでも、相手はそれに応じてくれないからです。

幸せな日々、夢、希望、大切な人を守るには勝つしかないのです。

では、がんに勝つにはどうすればいいのか?

最初の一歩は『治すためのたった1つの条件』を知ることからです。

\ 無料ガイドブック、プレゼント中 /

がんを治すための「たった1つの条件」とは?

経験15年以上。プロのアドバイザーによる徹底解説。

闘病ブログはとても参考になると思います。
にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村

サポートを受けた患者さんの声

大腸がん(腹膜播種)遠藤さん|患者さんの声

遠藤です。 お世話になっております。 先週4/10(金)に両親と、妻との4人で病院へ行き、担当医に会ってきました。 本村さんが言われていたように、話がどういった展開になるか、少々心配していましたが、私たち子供が立ち会ったことも功を奏したのか、担当医は明朗に現在の状況を説明してくれました。 ガンの転移であるのかについては、今までの抗がん剤治療での経過の中で、部位が多少なりとも小さくなっていることにより、ガンであると判断するしかない、更に突き詰めるには、やはり腹腔鏡手術・開腹手術を行うしかないが、前回母が手術 ...

続きを読む

直腸がん(手術後経過)桑島さん|患者さんの声

長い間本当にありがとうございました!!! 昨年10月にご相談をしてから、早くも6ヶ月が過ぎました。 昨年1月に大腸がん(直腸)の再発に始まり、手術をし人工肛門にするか、肛門の温存又は経過観察にするべきか、悩み迷い、先生のアドバイスを受けました。 結果経過観察を選び、4月1日に6ヶ月目の検査を受診しました。 検査結果担当医より「良かったですね。肝臓に転移も無く、術後も綺麗ですね。」と先生の笑顔を初めて拝見しました。 私もとても嬉しかったです。10月の検査予約をして参りました。 本村先生へのお礼とご報告が遅く ...

続きを読む

子宮体がん(肝臓転移あり5㎜以下で2個~4個)佐藤さん|患者さんの声

(1)患者は私本人です (2)48歳 (3)北海道○○市 (4)肝臓癌 (5)10/23、CT検査。多分再発だろうと医師に言われました。 (6)2012年婦人科で「子宮内膜増殖症 異型」と診断され、ガンに移行するタイプなので設備の整っている病院を紹介され、そこで検査の結果、初期の子宮体癌と診断されました。 (7)2012年子宮、卵巣、リンパ節手術 半年位は、毎月血液検査、その後3ヵ月ごとになりました。CT検査半年ごと。今年の7月のCT検査で、微かな影(?)のようなものが認められ、10月にもう一度CT検査を ...

続きを読む

スキルス胃がん(手術前)本間さん|患者さんの声

本村さま お返事ありがとうございました。 本村さんのおっしゃる通り、知識をしっかり身につけようと思います。誰に聞けば良いのかわからない質問にまで丁寧に答えてくださり、ありがとうございます。 先日両親にガイドブックを渡しました。がんのことを家族で勉強したいと思います。これからもよろしくお願いします。 本間 【続き】 こんばんは。先日はメールをありがとうございました。 本村さんのおっしゃる通りでした。 それでも諦めきれず、以前から気になっていた食事療法の本を出されている先生のクリニックへ。 検査結果の資料一式 ...

続きを読む

肺がん(ステージ4)堀内さん|患者さんの声

本村さん こんばんわ 報告ですが○○病院の緩和病棟(外来)に行ってきました。とにかく今の吐き気が辛い事などを伝えましたが、大変親切に対応いただきました。 ○○病院の話も聞きたい旨を伝えましたが、快く賛成頂きました。結果的には、新しい吐き気止めを頂きました。(本村さんのおっしゃるとおりでした。) その薬を妻が飲み、吐き気はなくなったようです。本日(金曜日)、体調が良く吐き気がないので出社して経理の仕事をこなしていました。 ただ、車で30分。会社に着いてすぐもどしました。また退社寸前まで元気でしたが、帰る車内 ...

続きを読む

人気の記事

1

私(本村ユウジ)は身内をがんで亡くしてから、プロとして10年以上活動している、がん治療専門のアドバイザーです。

このページでは、がんを治すための「たった1つの条件」について明らかにしています。

2

標準治療(手術、放射線、化学療法)を批判する意見は多く、書籍も多く出版されています。 特に問題視されることが多いのが、抗がん剤などの薬物を使う「化学療法」です。 ...

3

2019年6月1日より、がんゲノム医療に関する「がん遺伝子パネル検査」が保険適応となりました。 テレビのニュースなどでは「がんゲノム医療が保険適応に」などとテロ ...

4

日本で最初に免疫チェックポイント阻害剤が使われたのは「2014年7月にメラノーマで承認されたオプジーボ(ニボルマブ)。 それ以来、様々な免疫チェックポイント阻害 ...

5

近年、話題になっている「がんゲノム医療」とは何か、というテーマの記事です。 専門用語、難解な言葉が登場しやすく「いまいち、理解できない」という人が多いので、でき ...

-07.乳がん

© 2025 がん治療専門のアドバイザー 本村ユウジ公式サイト・ブログ