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16.前立腺がん

前立腺がんの排尿障害(排尿トラブル)と対処法

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前立腺がんと排尿障害(排尿トラブル)と対処法

前立腺がんの治療のあとで、排尿トラブルが起こることは少なくありません。

前立腺全摘除術後に、ほとんどの人が経験するのが尿失禁や尿もれです。この場合は、せきやくしゃみなどで腹部に力が加わって起こる「腹圧性尿失禁」です。

尿もれを防ぐ働きは、前立腺につながる膀胱頸部と、前立腺の下にある外尿道括約筋が担っています。

前立腺を摘出すると、膀胱頸部の働きが失われ、外尿道括約筋も傷つくことがあります。特に外尿道括約筋は、尿道の開閉をコントロールしているので、一時的に締まりが悪くなって起こる尿失禁や尿もれがほとんど避けられません。

手術中に尿道にカテーテルを挿入しますが、術後1週間ほどで抜かれます。その直後から数日は、体を起こした瞬間にシャーッともれるなど、かなりの量が意思とは関係なく出てしまいます。

しかし、早ければ数日、平均して1カ月、長ければ1年くらいで改善されるのが通常です。
中には尿もれが永久に残る人もいますが、全体の5%程度です。そのほかに、手術で縫い合わせた膀胱と尿道の吻合部が狭くなり(尿道狭窄)、排尿困難になることがあります。

■放射線療法後は晩期に障害が出ることも

放射線療法後も排尿トラブルが起こる可能性があります。

治療を始めてすぐ(急性期)に出やすい症状として、頻尿や排尿痛があります。頻度は高いのですが、一過性なので、治療終了後1~2カ月でほとんどの場合改善されます。

いっぽう、治療後半年以降(晩期)に発生する症状として、代表的なのは血尿です。血尿が出る場合は、放射線による膀胱炎や直腸炎になっている可能性が高く、内視鏡を使って止血するなど、大がかりな治療を必要とすることもあります。

■排便トラブルも

放射線療法の合併症として、排尿トラブルのほかに多いのが排便に関するトラブルです。
頻便(便意をもよおす回数が増える)や排便痛、血便が主な症状で、放射線の影響を受け、直腸の伸展が悪くなっているのが原因の1つです。

排便をコントロールするために、下剤や便秘薬などその人に合った薬が処方されます。

■排尿トラブルが起きたときの主な対処法

<前立腺全摘除術後>

・尿失禁、尿もれ:自分が意図しないときに尿が出てしまうこと

軽度の場合:
膀胱の収縮を抑えたり、外尿道括約筋を締める作用がある塩酸クロンブテロール(商品名:スピロペント)や過活動膀胱を抑える抗コリン薬を処方されることが多い

薬が効かない場合:
膀胱の出口付近の尿道に、内視鏡下でコラーゲンを注入する方法がある。注入したコラーゲンによって尿道が狭くなり、尿失禁を防ぐ。健康保険が適用されるが、大きな効果は期待できない。薬が効かない、1日に何枚も尿もれパッドが必要となる人などは、試してみてもよいかもしれない

重度の場合:
体内にシリコン性の人工尿道括約筋を埋め込む手術を行うこともある。尿道の周りにカフと呼ばれる装具を巻きつけ、その中に液体を充填することで尿道を圧迫し、失禁を予防する

・排尿困難:尿が出にくいこと。術後に生じた尿道狭窄(手術で膀胱と尿道をつないだ吻合部がひきつれなどによって狭くなる)によって起こる

尿道ブジーという棒状の器具を使って狭窄部を拡張したり、内視鏡を用いて狭窄部を切開する

<放射線療法後>

・急性期 頻尿:昼間8回以上、および就寝中に2回以上排尿がある場合のこと

抗コリン薬、α遮断薬などを投与

・急性期 排尿痛:尿を出すときに痛みを感じる

抗コリン薬、α遮断薬などを投与

・晩期 血尿:尿に血が混じること

止血剤の投与で対処できればよいが、重篤だと、放射線による膀胱炎や直腸炎になっている可能性が高い。しばらく膀胱の安静を保つために、膀胱内にバルーンカテーテルを挿入したり、内視鏡を使って手術するなど、大がかりな治療を必要とすることもある。

以上、前立腺がんの排尿トラブルについての解説でした。

がんと診断されたあと、どのような治療を選び、日常生活でどんなケアをしていくのかで、その後の人生は大きく変わります。

納得できる判断をするためには正しい知識が必要です。

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