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07.乳がん

【2025年更新】乳がん病院選びのポイント|最適な病院・専門医・名医を見つける方法とは?

乳がんの名医選び~信頼できる主治医を探すには


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乳がん病院選びが治療成功の鍵となる理由

乳がん治療における病院選びは、患者さんの治療の質と生活の質を決定する最も重要な判断のひとつです。2025年現在、日本全国には463箇所のがん診療連携拠点病院があり、それぞれに(ある程度は)特色のある乳がん治療を提供しています。適切な病院を選ぶことで、最新の治療法へのアクセス、経験豊富な専門医による診療、そして包括的なサポート体制を受けることができます。

検診で乳房にしこりが発見された場合、多くの検診医は患者さんに心当たりの病院があるかを確認し、ない場合は地域のがん診療連携拠点病院での精密検査を推奨します。これは、これらの病院が乳がん診療に必要な設備と専門医を備えているからです。

現代の乳がん治療は個別化医療が主流となっており、患者さん一人ひとりの病状や生活状況に合わせた治療計画が立てられます。そのため、複数の病院で診察を受けてから治療先を決定したり、セカンドオピニオンを求めることも一般的になっています。

乳がん専門医がいる医療機関の見分け方

乳がんは多くの場合、女性がかかる病気であるため婦人科を受診すると考える方もいますが、実際には「外科」、特に「乳腺科」や「乳腺外科」が専門の診療科です。近年では「ブレストセンター」という名称を使用する医療機関も増えています。ただし、「ブレストセンター」という名称は検診専門の施設でも使用されることがあるため、治療を行っているかどうかの確認が必要です。

2025年1月現在、日本乳癌学会認定の専門医は2,005名が全国で活動しており、これらの専門医が在籍する医療機関を選ぶことが基本となります。また、2025年4月現在、認定医は2,040名が登録されています。

2011年から、日本乳癌学会の認定施設および関連施設として乳がん治療を行うには、同学会への乳がん登録が必須となっています。これにより、治療の質と安全性が担保される仕組みが構築されています。

乳がん専門医の資格と専門性

日本乳癌学会では独自の認定制度を設けており、学会歴や症例数、研修実績などを総合的に評価して専門医認定を行っています。専門医は定期的な更新が必要で、最新の治療法や研究成果についての継続的な学習が求められています。

医療技術の進歩は目覚ましく、新薬の開発や治療法の改良が継続的に行われているため、外科医であっても必ずしも乳がんの最新治療に精通しているとは限りません。そのため、乳がん専門医として認定されている医師を探すことが重要です。


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がん診療連携拠点病院の活用法

令和7年4月1日現在、全国には都道府県がん診療連携拠点病院51箇所、地域がん診療連携拠点病院352箇所、特定領域がん診療連携拠点病院1箇所、地域がん診療病院59箇所があります。これらの施設は厚生労働省が定める厳格な基準をクリアしており、質の高い乳がん治療を提供する体制が整っています。

がん診療連携拠点病院には必ず乳腺科または乳腺外科が設置されており、乳がん専門医が常勤しています。また、これらの病院では以下のような特徴があります:

  • 最新の診断機器と治療設備の完備
  • 多職種によるチーム医療体制
  • がん相談支援センターの設置
  • 緩和ケアチームの配置
  • 院内がん登録の実施
  • 地域医療機関との連携システム

都道府県がん診療連携拠点病院と地域がん診療連携拠点病院の違い

都道府県がん診療連携拠点病院は、各都道府県に1~2施設設置され、その地域におけるがん医療のリーダー的役割を担っています。高度な治療技術の提供に加え、地域の医療従事者への研修や情報提供も行っています。

地域がん診療連携拠点病院は、二次医療圏に原則として1箇所設置され、地域住民が身近な場所で専門的ながん治療を受けられるよう配置されています。都道府県拠点病院と連携し、必要に応じて患者さんの紹介や情報共有を行っています。

標準治療と最新治療の理解

現在の乳がん治療は、多数の臨床試験により有効性と安全性が証明された「標準治療」を基本としています。標準治療は、医療従事者、科学者、法律・人権専門家などで構成される倫理審査委員会で厳格に審査された治療法です。

この治療の根拠となる「エビデンス」に基づいた医療(EBM: Evidence-Based Medicine)により、日本乳癌学会が策定したガイドラインに従って、全国どこでも同じ質の治療が受けられる体制が整っています。

個別化医療とサブタイプ分類

乳がんは、がん細胞の性質によっていくつかのサブタイプに分類され、それぞれに最適な治療法が選択されます:

サブタイプ 特徴 主な治療法
ホルモン受容体陽性 エストロゲンやプロゲステロンの影響を受ける ホルモン療法、化学療法
HER2陽性 HER2タンパクが過剰発現 分子標的治療薬、化学療法
トリプルネガティブ ホルモン受容体、HER2ともに陰性 化学療法、免疫療法

これらの分類に基づいて治療方針が決定されるため、病理診断の正確性と、各サブタイプの治療に精通した医師による診療が重要です。

チーム医療体制の重要性

現代の乳がん治療では、5年以上の長期にわたる治療が一般的になっており、外科医だけでなく多職種の専門家が連携する「チーム医療」が不可欠です。理想的なチーム医療体制には以下の専門職が含まれます:

  • 乳腺外科医(手術、総合的な治療方針決定)
  • 腫瘍内科医(薬物療法の専門家)
  • 放射線治療医(放射線治療の計画・実施)
  • 病理医(組織診断、サブタイプ判定)
  • 放射線診断医(画像診断の専門家)
  • 緩和ケア医(痛みや症状の管理)
  • 精神腫瘍医(心理的サポート)
  • がん看護専門看護師
  • 乳がん看護認定看護師
  • 薬剤師(薬物療法の管理)
  • 医療ソーシャルワーカー(社会的支援)
  • 栄養士(栄養管理・指導)

日本乳癌学会では乳がんチーム医療看護師制度も設けており、スタンダードレベルのe-ラーニングも提供されています。これにより、看護師の専門性向上と標準化が図られています。

がん相談支援センターの活用

がん診療連携拠点病院には、がん相談支援センターが設置されており、2名以上の専門スタッフが患者さんと家族からのさまざまな相談に応じています。相談内容には以下が含まれます:

  • がんの病態や標準治療に関する情報提供
  • セカンドオピニオンが可能な医師の紹介
  • 地域の医療機関情報の提供
  • 医療従事者の専門分野・経歴の情報
  • 医療連携体制に関する情報
  • 患者会や支援団体の紹介

病院選びの具体的なステップ

ステップ1:基本条件の確認

病院選びの第一歩として、以下の基本条件を満たしているかを確認します:

  • がん診療連携拠点病院または認定施設である
  • 乳腺科または乳腺外科が設置されている
  • 日本乳癌学会認定の専門医が常勤している
  • 年間の乳がん手術件数が十分である
  • 最新の診断・治療設備が整っている

ステップ2:立地とアクセスの考慮

乳がん治療は長期間にわたることが多いため、通院の利便性は重要な要素です。自宅からのアクセス、公共交通機関の利用可能性、駐車場の有無などを検討します。ただし、専門性の高い治療が必要な場合は、多少距離があっても専門施設を選ぶことが推奨されます。

ステップ3:病院の実績と評価の調査

各病院の乳がん治療実績は、がん情報サービスのウェブサイトで確認できます。年間の新規患者数、手術件数、生存率などの指標を比較検討することが可能です。また、院内がん登録データも公開されており、治療の質を客観的に評価する材料となります。

ステップ4:セカンドオピニオンの活用

診断や治療方針について疑問がある場合は、セカンドオピニオンを求めることが推奨されます。セカンドオピニオンとは、最初にかかった医師以外の医師に、診断と治療方針について意見を求めることです。多くのがん診療連携拠点病院では、セカンドオピニオン外来を設けています。

最新の乳がん治療動向と病院選びへの影響

遺伝子検査と精密医療

近年、がん遺伝子パネル検査が保険適用となり、個々の患者さんのがんの遺伝子変異に基づいた治療選択が可能になっています。2025年6月1日現在、がんゲノム医療中核拠点病院13カ所、がんゲノム医療拠点病院32カ所、がんゲノム医療連携病院237カ所でこれらの検査を受けることができます。

術前薬物療法の普及

手術前に薬物療法を行う術前薬物療法(ネオアジュバント療法)が増加しており、腫瘍を縮小させてから手術を行うことで、より良好な治療成果を得られる場合があります。この治療法に精通した医師がいる施設を選ぶことが重要です。

免疫療法の導入

トリプルネガティブ乳がんを中心に、免疫チェックポイント阻害薬などの免疫療法が導入されています。これらの最新治療に対応可能な施設を選ぶことで、治療選択肢を広げることができます。

病院選びでよくある質問と解決策

Q: 地方在住でも質の高い治療を受けられますか?

A: がん診療連携拠点病院は全国に配置されており、どの地域でも一定水準以上の治療を受けることができます。ただし、非常に専門性の高い治療が必要な場合は、都市部の専門施設への紹介を受けることも可能です。

Q: 病院を変更したい場合はどうすればよいですか?

A: 現在の主治医に相談して紹介状を書いてもらうのが一般的です。治療の継続性を保つため、これまでの検査結果や治療歴をすべて引き継ぐことが重要です。

Q: 私立病院と公立病院のどちらを選ぶべきですか?

A: 設置主体よりも、専門医の在籍状況、治療実績、設備の充実度を重視して選択することが推奨されます。がん診療連携拠点病院であれば、設置主体に関わらず一定の基準を満たしています。

治療開始前の準備と心構え

病院選びが完了したら、治療開始前に以下の準備を行うことが重要です:

  • これまでの検査結果や画像データの整理
  • 現在服用中の薬の一覧作成
  • 家族歴やアレルギー歴の確認
  • 質問事項のリストアップ
  • 治療に関する希望や不安の整理
  • 家族やサポート体制の確認

また、患者さんのための乳がん診療ガイドライン2023年版などの信頼できる情報源を活用して、治療に関する基礎知識を身につけることも推奨されます。

まとめ:最適な病院選びのために

乳がんの病院選びは、治療の成功と生活の質に直結する重要な決断です。病院選びでは、専門医の在籍、チーム医療体制の充実、最新治療への対応、アクセスの良さなどを総合的に評価することが重要です。

治療は長期間にわたることが多いため、医師との信頼関係も重要な要素です。十分な時間をかけて情報収集を行い、納得のいく病院選びをしましょう。

参考文献・出典情報

  1. 厚生労働省:がん診療連携拠点病院等
  2. 一般社団法人 日本乳癌学会:認定者/認定施設一覧
  3. 国立がん研究センター がん情報サービス:乳がん 治療
  4. 日本乳癌学会:患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2023年版
  5. 国立がん研究センター がんゲノム情報管理センター:がんゲノム医療中核拠点病院・拠点病院・連携病院について
  6. もっと知ってほしいがんと生活のこと:がん医療の連携
  7. がん情報サービス:地域から病院を探す
  8. 一般社団法人 日本乳癌学会 公式サイト
  9. がんメディ:手術数で分かる乳がんの名医がいる病院ランキング
  10. イシュラン:乳がん病院・医師ガイド

 

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本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

「医師に提案された抗がん剤が怖くて、手の震えが止まらない」

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こんな苦しみに溢れています。

年齢を重ねると、たとえ健康であっても、つらいことはたくさんありますよね。

それに加えて「がん」は私たちから、家族との時間や、積み重ねたキャリア、将来の夢や希望を奪おうとするのです。

なんと理不尽で、容赦のないことでしょうか。

しかしあなたは、がんに勝たねばなりません。

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