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10.肝臓がん

肝臓がん、レンビマ(レンバチニブ)の効果と副作用を分かりやすく解説

更新日:

肝臓がんレンビマ

がん専門アドバイザーの本村です。

当記事では肝臓がんの一次治療薬として使われるようになったレンビマ(レンバチニブ)の効果、副作用について解説しています。

患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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肝臓がんの化学療法とレンビマの位置付け

他の部位と比べて、肝臓がん(肝細胞がん)は使用できる薬がとても少ない部位でした。

肝臓内にがんが多発していたり、肝臓外に転移がみられる場合は肝動脈化学塞栓療法(TACE)や肝動注化学療法(TAI)が使えず、全身への化学療法(薬物療法)になりますが、2017年まで利用できる保険承認薬はネクサバール(ソラフェニブ)だけでした。

2017年にはスチバーガ(レゴラフェニブ)が承認されましたが、これはあくまで「ネクサバールを一次で使った場合の二次使用の薬(治療後に進行してしまった肝細胞癌患者さん向けの薬」でした。

レンビマは「切除不能な肝細胞がん」の全身化学療法の一次治療薬として2018年3月に承認された分子標的薬です。

ネクサバールが使われるようになってから9年ぶりに、一次治療薬として承認された薬になります。

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詳しくはこちら→がんを治すための「たった1つ」の条件とは?


レンビマとはどんな薬か?

レンビマは、マルチキナーゼ阻害薬とよばれる種類の薬です。

難しい説明は割愛しますが、作用としてはたんぱく質をリン酸化することでキナーゼの働きを阻害し、がん細胞の増殖や血管新生(新たに血管を作ること)を起こりにくくします。

従来の「抗がん剤」のように、毒をもって毒を制す、というタイプではなく、がん細胞が増殖する作用を阻害する、ということです。

肝臓がんに対するレンビマの効果

臨床試験(薬が承認されるきっかけになったテスト)では、全生存期間(OS)がレンビマでは平均13.6カ月(ネクサバールは12.3カ月)。

無増悪生存期間(PFS)はレンビマ7.4カ月(ネクサバール3.7カ月)。

無増悪期間(TTP)はレンビマ群が8.9カ月(ネクサバール群が3.7カ月)でした。

簡単にいうと、薬を投与してからがんが進行するまでの期間がネクサバールに比べて2倍以上あるという結果でした。

奏効率(ORR、がんが30%以縮小した患者さんの割合)はレンビマ24%でネクサバールはが9%でした。

従来の主要薬であるネクサバールと比較して、レンビマのほうが延命効果があり、薬価もレンビマの方が安く、後述する副作用もさほど変わらない、という結果を受けて、一次治療薬として承認された、ということです。

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肝臓がんに対するレンビマの副作用

レンビマの主な副作用は、高血圧、下痢、手足症候群、食欲減退、尿たんぱく増加、疲労、発声障害などがあります。

それぞれ臨床試験での投与476例のうち、高血圧189例(39.7%)、下痢143例(30.0%)、手足症候群126例(26.5%)、食欲減退122例(25.6%)、尿たんぱく増加114例(23.9%)、疲労111例(23.3%)、発声障害104例(21.8%)でした。

ネクサバールは手足がしびれ、痛みが生じる手足症候群という辛い副作用が強く出ましたが、レンビマではネクサールよりかは起きにくいことが分かっています。

また、ネクサバールと「臨床的に重要な悪化が認められるまでの期間」を比較したところ、レンビマによる下痢は4.6カ月(ネクサバール2.7カ月)、手足の痛みは2.0カ月(ネクサバール1.8カ月)など、比較的副作用が起きるまでの期間に猶予があることが分かっています。

まとめ

進行が顕著になると、薬の選択肢がなかった肝臓がんに新たな薬が使えるようになったことは朗報ですが、薬で治る、というものではありません。

肝臓がんと闘うには、総合的な知識が必要です。

詳しくはこちらのガイドブックで解説していますので、興味のある方は読んでみてください。

→がんを治すためのたった1つの条件とは

さいごに

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

過去10年間で、4,300名の患者さんをサポートしてきました。

がんとの闘いは選択の連続。

間違えないためには、がんを治すための「たった1つの条件」を知っておく必要があります。

「たった1つの条件」とは何だと思いますか?

闘病中の方も、これから治療を始める方も、答え合わせをしていきませんか?

こちらのページで詳しく解説しています

がんを治すための『たった1つの条件』とは?

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本村ユウジ プロフィール

私はどこにも属さない、中立的な立場のがん治療専門アドバイザーです。

医者同士が「がんは放置しろ」「いや、病院で治療すべきだ」と批判しあう異常な時代。玉石混合の情報が飛び交っています。

そんななかで私は「誰とも仲間にならず」「特定の人間に影響を受けず」。

たったひとりで「どうすればがんに勝てるのか」を突き詰めてきました。

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患者さんの声
昨年の今頃は、抗がん剤のせいで母の体はボロボロでした

激しい下痢や嘔吐、食事も出来なくなり、最終的に輸血まですることに。

その後も医師からは異なる抗がん剤を勧められましたが、本村さんの助言を支えに、抗がん剤を中止し、食生活などの見直しに取り組んでまいりました。

今では体重も6キロほど増えました。本村さんとの出会いが無ければ、母はここにはいないと思っております。

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患者さんの声
「私は本村先生がナンバーワンであると信じて疑いません」

このたびは、妻のがんサポートにあたり、医学・栄養学・健康学というさまざまな分野を統合した、トータルサポートをいただき感謝の念にたえません。

おそらく、単なる病院に勤務する医師では知りえないこと、また、栄養管理士という職業の方では気づかないことなど。

貴重な数々の情報を得たことは、何よりも私たち家族にとっての貴重な財産です。

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