人気コンテンツ累計150,000名以上に読まれています。無料ガイドブック「がんを完治させるための5つのルール」プレゼント中です。

10.肝臓がん

肝臓がん、レンビマ(レンバチニブ)の効果と副作用を分かりやすく解説

肝臓がんレンビマ

がん専門アドバイザーの本村です。

当記事では肝臓がんの一次治療薬として使われるようになったレンビマ(レンバチニブ)の効果、副作用について解説しています。


【サイト内 特設ページ】




がんに関する情報は、世の中に溢れています。

「何を信じていいのか分からない」と不安なら。

こちらのページに解決策があります。

がんを治すための「たった1つの条件」とは?.


肝臓がんの化学療法とレンビマの位置付け

他の部位と比べて、肝臓がん(肝細胞がん)は使用できる薬がとても少ない部位でした。

肝臓内にがんが多発していたり、肝臓外に転移がみられる場合は肝動脈化学塞栓療法(TACE)や肝動注化学療法(TAI)が使えず、全身への化学療法(薬物療法)になりますが、2017年まで利用できる保険承認薬はネクサバール(ソラフェニブ)だけでした。

2017年にはスチバーガ(レゴラフェニブ)が承認されましたが、これはあくまで「ネクサバールを一次で使った場合の二次使用の薬(治療後に進行してしまった肝細胞癌患者さん向けの薬」でした。

レンビマは「切除不能な肝細胞がん」の全身化学療法の一次治療薬として2018年3月に承認された分子標的薬です。

ネクサバールが使われるようになってから9年ぶりに、一次治療薬として承認された薬になります。

レンビマとはどんな薬か?

レンビマは、マルチキナーゼ阻害薬とよばれる種類の薬です。

難しい説明は割愛しますが、作用としてはたんぱく質をリン酸化することでキナーゼの働きを阻害し、がん細胞の増殖や血管新生(新たに血管を作ること)を起こりにくくします。

従来の「抗がん剤」のように、毒をもって毒を制す、というタイプではなく、がん細胞が増殖する作用を阻害する、ということです。


【サイト内 特設ページ】




がんに関する情報は、世の中に溢れています。

「何を信じていいのか分からない」と不安なら。

こちらのページに解決策があります。

がんを治すための「たった1つの条件」とは?.


肝臓がんに対するレンビマの効果

臨床試験(薬が承認されるきっかけになったテスト)では、全生存期間(OS)がレンビマでは平均13.6カ月(ネクサバールは12.3カ月)。

無増悪生存期間(PFS)はレンビマ7.4カ月(ネクサバール3.7カ月)。

無増悪期間(TTP)はレンビマ群が8.9カ月(ネクサバール群が3.7カ月)でした。

簡単にいうと、薬を投与してからがんが進行するまでの期間がネクサバールに比べて2倍以上あるという結果でした。

奏効率(ORR、がんが30%以縮小した患者さんの割合)はレンビマ24%でネクサバールはが9%でした。

従来の主要薬であるネクサバールと比較して、レンビマのほうが延命効果があり、薬価もレンビマの方が安く、後述する副作用もさほど変わらない、という結果を受けて、一次治療薬として承認された、ということです。

肝臓がんに対するレンビマの副作用

レンビマの主な副作用は、高血圧、下痢、手足症候群、食欲減退、尿たんぱく増加、疲労、発声障害などがあります。

それぞれ臨床試験での投与476例のうち、高血圧189例(39.7%)、下痢143例(30.0%)、手足症候群126例(26.5%)、食欲減退122例(25.6%)、尿たんぱく増加114例(23.9%)、疲労111例(23.3%)、発声障害104例(21.8%)でした。

ネクサバールは手足がしびれ、痛みが生じる手足症候群という辛い副作用が強く出ましたが、レンビマではネクサールよりかは起きにくいことが分かっています。

また、ネクサバールと「臨床的に重要な悪化が認められるまでの期間」を比較したところ、レンビマによる下痢は4.6カ月(ネクサバール2.7カ月)、手足の痛みは2.0カ月(ネクサバール1.8カ月)など、比較的副作用が起きるまでの期間に猶予があることが分かっています。

まとめ

進行が顕著になると、薬の選択肢がなかった肝臓がんに新たな薬が使えるようになったことは朗報ですが、薬で治る、というものではありません。

肝臓がんと闘うには、総合的な知識が必要です。

詳しくはこちらのガイドブックで解説していますので、興味のある方は読んでみてください。

→がんを治すためのたった1つの条件とは

 

・・・・・・・・・・

 

がんに関する情報は、世の中に溢れています。

そのなかで、外してはいけない重要なポイントは1つだけです。

詳しくはこちらのページで。

 

がんを治すための『たった1つの条件』とは?

 

本村ユウジ
がん治療専門のアドバイザー・本村です。

私の仕事は【がん患者さんに正しい選択を伝えること】です。

「本村さん、おかげで元気になりました」

そんな報告が届くのが嬉しくて、患者さんをサポートしています。

→200通以上の感謝の声(これまでいただいた実際のメールを掲載しています)

しかし毎日届く相談メールは、

「医師に提案された抗がん剤が怖くて、手の震えが止まらない」

「腰がすこし痛むだけで、再発か?転移か?と不安で一睡もできなくなる」

「職場の人も家族さえも、ちゃんと理解してくれない。しょせんは他人事なのかと孤独を感じる」

こんな苦しみに溢れています。

年齢を重ねると、たとえ健康であっても、つらいことはたくさんありますよね。

それに加えて「がん」は私たちから、家族との時間や、積み重ねたキャリア、将来の夢や希望を奪おうとするのです。

なんと理不尽で、容赦のないことでしょうか。

しかしあなたは、がんに勝たねばなりません。

共存(引き分け)を望んでも、相手はそれに応じてくれないからです。

幸せな日々、夢、希望、大切な人を守るには勝つしかないのです。

では、がんに勝つにはどうすればいいのか?

最初の一歩は『治すためのたった1つの条件』を知ることからです。

\ 無料ガイドブック、プレゼント中 /

がんを治すための「たった1つの条件」とは?

経験15年以上。プロのアドバイザーによる徹底解説。

闘病ブログはとても参考になると思います。
にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村

サポートを受けた患者さんの声

大腸がん(腹膜播種)遠藤さん|患者さんの声

遠藤です。 お世話になっております。 先週4/10(金)に両親と、妻との4人で病院へ行き、担当医に会ってきました。 本村さんが言われていたように、話がどういった展開になるか、少々心配していましたが、私たち子供が立ち会ったことも功を奏したのか、担当医は明朗に現在の状況を説明してくれました。 ガンの転移であるのかについては、今までの抗がん剤治療での経過の中で、部位が多少なりとも小さくなっていることにより、ガンであると判断するしかない、更に突き詰めるには、やはり腹腔鏡手術・開腹手術を行うしかないが、前回母が手術 ...

続きを読む

直腸がん(手術後経過)桑島さん|患者さんの声

長い間本当にありがとうございました!!! 昨年10月にご相談をしてから、早くも6ヶ月が過ぎました。 昨年1月に大腸がん(直腸)の再発に始まり、手術をし人工肛門にするか、肛門の温存又は経過観察にするべきか、悩み迷い、先生のアドバイスを受けました。 結果経過観察を選び、4月1日に6ヶ月目の検査を受診しました。 検査結果担当医より「良かったですね。肝臓に転移も無く、術後も綺麗ですね。」と先生の笑顔を初めて拝見しました。 私もとても嬉しかったです。10月の検査予約をして参りました。 本村先生へのお礼とご報告が遅く ...

続きを読む

子宮体がん(肝臓転移あり5㎜以下で2個~4個)佐藤さん|患者さんの声

(1)患者は私本人です (2)48歳 (3)北海道○○市 (4)肝臓癌 (5)10/23、CT検査。多分再発だろうと医師に言われました。 (6)2012年婦人科で「子宮内膜増殖症 異型」と診断され、ガンに移行するタイプなので設備の整っている病院を紹介され、そこで検査の結果、初期の子宮体癌と診断されました。 (7)2012年子宮、卵巣、リンパ節手術 半年位は、毎月血液検査、その後3ヵ月ごとになりました。CT検査半年ごと。今年の7月のCT検査で、微かな影(?)のようなものが認められ、10月にもう一度CT検査を ...

続きを読む

スキルス胃がん(手術前)本間さん|患者さんの声

本村さま お返事ありがとうございました。 本村さんのおっしゃる通り、知識をしっかり身につけようと思います。誰に聞けば良いのかわからない質問にまで丁寧に答えてくださり、ありがとうございます。 先日両親にガイドブックを渡しました。がんのことを家族で勉強したいと思います。これからもよろしくお願いします。 本間 【続き】 こんばんは。先日はメールをありがとうございました。 本村さんのおっしゃる通りでした。 それでも諦めきれず、以前から気になっていた食事療法の本を出されている先生のクリニックへ。 検査結果の資料一式 ...

続きを読む

肺がん(ステージ4)堀内さん|患者さんの声

本村さん こんばんわ 報告ですが○○病院の緩和病棟(外来)に行ってきました。とにかく今の吐き気が辛い事などを伝えましたが、大変親切に対応いただきました。 ○○病院の話も聞きたい旨を伝えましたが、快く賛成頂きました。結果的には、新しい吐き気止めを頂きました。(本村さんのおっしゃるとおりでした。) その薬を妻が飲み、吐き気はなくなったようです。本日(金曜日)、体調が良く吐き気がないので出社して経理の仕事をこなしていました。 ただ、車で30分。会社に着いてすぐもどしました。また退社寸前まで元気でしたが、帰る車内 ...

続きを読む

人気の記事

1

私(本村ユウジ)は身内をがんで亡くしてから、プロとして10年以上活動している、がん治療専門のアドバイザーです。

このページでは、がんを治すための「たった1つの条件」について明らかにしています。

2

標準治療(手術、放射線、化学療法)を批判する意見は多く、書籍も多く出版されています。 特に問題視されることが多いのが、抗がん剤などの薬物を使う「化学療法」です。 ...

3

2019年6月1日より、がんゲノム医療に関する「がん遺伝子パネル検査」が保険適応となりました。 テレビのニュースなどでは「がんゲノム医療が保険適応に」などとテロ ...

4

日本で最初に免疫チェックポイント阻害剤が使われたのは「2014年7月にメラノーマで承認されたオプジーボ(ニボルマブ)。 それ以来、様々な免疫チェックポイント阻害 ...

5

近年、話題になっている「がんゲノム医療」とは何か、というテーマの記事です。 専門用語、難解な言葉が登場しやすく「いまいち、理解できない」という人が多いので、でき ...

-10.肝臓がん
-,

© 2025 がん治療専門のアドバイザー 本村ユウジ公式サイト・ブログ